東丹沢 鳥屋待沢 久々の沢としてはハードでした。。。さらにブヨとヒルの洗礼!
- GPS
- 09:52
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,482m
- 下り
- 1,483m
コースタイム
天候 | 晴れ 稜線は風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢は水量普通な感じ。台風の影響かは不明だが、倒木多数。特に遡行の妨げにはなりませんが。 不動尻の登山道はヤバいです。落ち葉でフカフカのところに10秒も立ち止まればヒルが5匹は付きます。 ガイドブックには3.5時間とありますが、結構きついかと。うちらは動画撮ったり、昼飯のんびり食っていたりってのもありましたが登山道出るまで7時間ちょいかかってます。 ヒル大量発生期という事もあり、他に遡行者には出会いませんでした。 (というか、沢で人にあったのは初回のマスキ嵐沢と2回目の源次郎での2人のみ。。(笑)) |
写真
感想
ひとこと、、、疲れました。。
やっぱ沢登りはブランクあるときっついすね。久々に全身筋肉痛です。先週大山に行って、2ヶ月ぶりだけど足が少し張った程度だったのであまり気にせず、自分のベストコンディションを前提にして突っ込んだのがよくなかったですね。
shin-wが沢デビューという事で、遡行グレード〔1級上〕の沢をチョイス。標高は低いが記録やブログを見ると手ごたえはありそう。ヒルは出るらしいが、なんとかなるだろうということでスタート。 すると、、早速足を登ってきます!ヒル避けを靴に塗ったが足りなかったのだろうか?入渓までにみな2匹くらいずつ付いたが、すぐ剥がして吸引はされなかった。
ヒルにうんざりなので、ちょい広めの河原に出たらさっさと入渓した。去年の9月中旬が沢デビューだったので真夏は初めてだ。やはり水が気持ちいい!気温はかなり高いが、暑さは感じない。これが沢のいいところだとつくづく思う。
鳥屋待沢はチョックストーン滝が多い。岩の隙間を登るケースが多く、結構両腕に負担がかかる。腕力勝負で登った回数が多かったこと、沢としての標高差も今まででは一番大きい750mあった事も筋肉痛の原因か。。
勘七ノ沢とかに較べるとインパクトのある滝は少ないが、小規模の滝の個数はこちらが上だ。遡行距離もそこそこあったせいか、かなり時間を費やしてしまった。さらに進歩のない事に、またルート誤りをして、当初ルートとは異なる詰上げに。。とはいえ、尾根の取り付き方はさすがに慣れたのでなかなかいい選択が出来たと思う。ただ、ここの詰上げは死亡事故もあったという事で、今までの沢の中でも随一の急峻さだ。途中危険な落石をパーティー内で当てあいかねない状況にもなった。ザレと滑る泥を切り抜けて尾根に取り付いた後も、かなりのやせ尾根なので気が抜けなかった。それゆえ稜線の登山道に出たときの達成感はかなりのものであった。
今回これで終わればすごくいい山行だったのだが、、余計なおまけが(笑) ブヨ&ヒルにやられました。ヒルはまぁ、血が止まらなくなって見た目は悲惨だけど、特に痛くも痒くも無い。それよりヤバいのはブヨですね。沢が涸れた地点で、沢装備から登山装備に切り替えるのだが、ここで大量に咬まれました。最初蚊かと思ってましたが、どうも少し大きい。ただこの時点ではこればブヨと気づいておらず大群の餌食になってしまいました。計10箇所ほど!ふくらはぎなんかパンパンになって硬くなって、足が腐っちまうのでは!?と心配なほど。。3日後にようやく皮膚科に行ってステロイド処方されました。水がかなりキレイでないと生息出来ないブヨ。丹沢には結構いるようなので要注意です。
次回の課題は虫除けですね。。
鳥屋待沢。
アプローチが楽で、詰め上げも急峻ですが短く、
たっぷり遡行を楽しむことができます。
沢ルートは登攀した!攻略した!って感じではなかったですが、
天気もよく、木漏れ日の中、ゴルジュ帯では胸まで浸かりながらステミングしたり、
小滝をシャワークライミングしながら、じっくりと夏の沢を楽しみました。
失敗したのは、虫除け対策。
気づいたらブヨに大量に刺されしまい、
腕が真っ赤に腫れてしまいました(トホホ)。
・・でも、やっぱりアプローチでのヒルとの遭遇はあり、、、想像以上でした。
もう何匹払い落としたか。。。
下山後は大騒ぎでしたが、、、自分は、泥除けスパッツ&沢スパッツで
防げたようで出血は免れました。
コメント
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動画は、特に凄いですね。
水量も多く、大変そうだけど、楽しそう!
kinjyouさんの新兵器?
沢での水中撮影って、初めて見ました。
shinさん、初沢ですかー、そうは見えませんが。
内の奥などは40ハーフで沢が好きになった、、、、。
ご教授よろしくです。
いやいや、楽しそうな動画、これが一番ですかね。
ほんの短い距離でしたが、足が着かずザックで浮いて「泳ぎました」(笑)
水中動画は実は、自分のiPhone4sです。写真の最後に追加しましたが、やっすい防水グッズを買いました。値段の割には使えましたよ まぁiPhone4s自体手ブレ補正とかないからブレブレでそこは残念ですが^
沢はいろんなスキルが磨けるので、夏場はしばらく通いそうな予感ですね
ricalonさんもハマりそうな感じですか。丹沢は沢を知ると世界が3倍にも4倍にもなったような感じがするので、抜けなれないなるかも知れませんよ(笑)
当方の蝙蝠岳のレコへのコメント、ありがとうございます。
しかし、初ソロ山行が蝙蝠岳というstkさんといい、
初沢登りがこんなにハードなshin-wさんといい、
トンデモナイ 方々ですね。
しかも動画を撮る余裕 大拍手
沢登り、まだ1回しか経験がないのですが、ハマれたらどんなにいいか...。
登攀技術もそうでしょうが、足元が危うい状況での確保技術は
どうやって習得したらよいのやら
是非、ご教示下さいませ
余談ですが、stkさんが仕事終わりにコメント頂いた3:30。
私の起床時間ですよ
深夜残業、お疲れ様でした
沢は自分もまだ5回程度。毎回勉強ですよ^
自分とt-kinjouがリードやれば、ま〜shin-wも大丈夫だろうと連れていきました 一箇所腕力でのトラバースで怖いって動画でもいってましたね^
足元が危うい状況でのビレイですか。あまりそういうところではしないようにしますが、どうしようもない時は、セルフに体重預けて、いわゆる岩壁でのハンギングビレイくらいのつもりでやります。下が墜落しても既にテンション掛かってるので衝撃は防げるかと。
いや、さすがに3:30は寝る直前でしたよ
stkさん、こんばんは。
ヒル大発生のこの時期に東丹沢ですか
スゴ過ぎです・・・
クライマーさんのstkさんにも詰めや読図などまだいろ
いろ課題もあるみたいですね。高巻きや今回の様な急斜
面などは重大な事故が起こりやすいので要注意です。
(気を付けて)どんどん沢にハマって下さいね
いや〜、実は夏の丹沢って行った事なくて知らなかったです。本にもヒルが出る出る書いてありますが、どんなもんかは想像の世界でした。さすがにタマげましたね(笑)
> スゴ過ぎです・・・
いや、無謀のなせるワザでした(笑)
沢はまだまだ課題だらけですよ。特にやっぱり読図ですね。ここをいけばここに出るな、くらいのかな〜り大雑把な読みしか出来てません。最後いきあたりばったりになる事が多くて
明確な意思を持って取り掛からないとダメですね。途中で岩や滝遊びに夢中になってしまってます
もう十分引き返せないところまでハマってます!
当面の目標は、yoshiさんの記録で気に入ったシレイ沢と中御所谷ですが、さすがに今年は無理かなぁ^
>最後いきあたりばったりになる事が多くて
丹沢や奥多摩・秩父辺りなら特に問題にならないと思い
ますが、上越などでは猛烈な藪漕ぎになる可能性が高い
ので要注意です。
シレイ沢は、事故が多いためか、比較的新しいガイドブ
ックにはグレードが高めに表記されていますよね。ちょ
っと前だと初中級くらいにランクされていたんですよ。
stkさんなら行けると思います
中御所谷は注意を要する巻きが出てくるので、もう少し
経験を積んでからの方が良いと思います。
なるほど。上越とかはそういうリスクありますか。。
シレイ沢、グレードが3級と書いてあるのがあったり、初級者向けとあったりまちまちですね。yoshiさんから見てOKであればやってみたいです。
時間がとれたら今年の秋前にでもチャレンジしてみます^
中御所谷は来年以降にします
stkさん、t-kinjouさん、shinさん、
遅ればせながら、こんにちわ。
ヒルとブヨが大変そうでしたが、プチスウィムやヒヤリハッと?など、プチ盛りだったようすね。笑
滝の上から撮ってる写真って、臨場感あって大好きです。
いやぁ、気持ちいいだろうなぁ。
誰か沢連れてってくれないかなぁ
ちなみに私が行った沢コースには、ヒルは一匹も見ませんでした。水があればいるってもんでもないんですね
ひさびさの沢で中々楽しかったですよ〜^ かなり疲れましたが。。
大峰いかれたのですね〜
ヒルはすむ場所が限られるようですが、西日本もいるのでしょうかね。水が多すぎる場所にはいないようですよ。ジメジメした枯葉とかがヤバいですね。夢に出そうなほどまとわりついてきます
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