浄土平から一切経山〜東吾妻山
- GPS
- 05:35
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 613m
- 下り
- 622m
コースタイム
天候 | 曇り、山頂はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
海の日の三連休は福島の吾妻や安達太良をはしごしようと計画。
ただし梅雨のさなかということで天候に恵まれなければ温泉巡りに変更できるプランとした。
14日の予報は悪かったのこの日の登山はないときめてかかるが、渋滞発生前に福島に入ろうと早朝自宅をスタート。
福島は雨こそ降ってないが、下界から山は望めない。
とりあえず浄土平まで行ってみようと吾妻スカイラインを駆け上がると浄土平の天候は思ったほど悪くなし。
とりあえず雨の心配はないようなので急きょ登ることにして11時20分に出立。
硫黄のにおいがプンプンする噴気を右手に見ながら、岩のごろつく道を40分ほどで酸ヶ平。この登りにはイワカガミがたくさん咲いている。
鎌沼への道を分け、避難小屋をやり過ごして一切経への登りにかかる。
ここからはガスで視界ゼロ。
稜線は風はあるが気温が高く蒸し蒸しする中ではむしろこの風はありがたい。
山頂からの眺めも望むべくもなく、五色沼の眺望は次回お預け。
証拠写真を撮ってそそくさと下るが、下り始めたところで少しガスが切れ左手に吾妻小富士のクレーターのような火口がぱっくり口を開く。
右手に鎌沼を見ながら避難小屋で小休止。
今度は鎌沼へ。
花をないものの沼周辺の視界は良好。
でもやっぱりここは晴天の時に来たいね。
それにしても天候のせいか夏の三連休の初日にもかかわらず鎌沼では人はほとんどおらずすれ違ったのは数人きり。
浄土平のスタート時間も遅かったので、本来は鎌沼を一周して浄土平へ戻るつもりだったけど、雨の心配はなさそうだし、普段はすぐにエスケープしたがる嫁がやる気満々だったことから、東吾妻に登ることに決定。
チングルマがすでに終わっている姥ヶ原を抜け東吾妻への200メートルの登り。
樹木が覆い、足元がぬかるむ中の登りは何よりも風が通らないのがきつい。
中腹からは再びガスとなり、せっかくの山頂も再び視界ゼロ。
山頂から10分ほどで小さな湿原があるが、ガスの中での湿原はちょっと幽玄な雰囲気。
ここから景場平までは大きな岩と泥、ぬかるみが続く悪路。
辟易しながら1時間弱下ると視界が開け景場平の湿原に飛び出す。
池の周りにはワタスゲが咲きなかなかいい雰囲気。
天気が良く、時間があるならのんびり昼寝でもしたいところ。
30分ほどさらに下ると車の音が聞こえてきて吾妻スカイラインの鳥子平登山口。
車道を横切り数分で今度は鳥子平の湿原。
ここもワタスゲがいい按配で曇天にもかかわらずなかなかいい感じ。
あとは吾妻スカイラインに沿って約3キロ1時間弱で浄土平の駐車場。
天気には恵まれなかったけど、登るつもりがなかったところで6時間の山歩きができたのはすごい充実感。
下山後は今夜の宿の郡山市内のホテルに向かった。
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