猛暑日の急登本仁田山
- GPS
- 04:45
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 958m
- 下り
- 982m
コースタイム
08:20 安寺沢
08:25 乳房観音
08:30 祈念ののち出発
09:10 大休場
09:25 休憩ののち出発
10:17 花折戸尾根分岐
10:20 本仁田山山頂
10:28 写真撮影ののち出発
10:31 平石尾根分岐
10:40 休憩ののち出発
10:55 コブタカ山 杉ノ殿尾根
11:50 大根ノ山ノ神
12:30 鳩ノ巣駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り;12:48鳩ノ巣駅青梅行き→ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・奥多摩駅から右方向へ『本仁田山・川苔山』指標出ています。迷わないと思います。 ・テープ・リボン山頂までありますし、最初は九十九折り、その後直登、その後岩場ありますがひたすら登りで、迷わないです。 ・本仁田山山頂から『川苔山・鳩ノ巣駅』方面へ進み、最初の道標の小平地先が平石尾根方面ですが、指標はありませんでした。 ・下って、上り返すとコブタカ山で、『←川苔山・大ダワ』『→鳩ノ巣駅』の道標ありますが、『杉ノ殿尾根』の表示はなかったです。 ・尾根道を行き、左右とも下方に林道が見えた頃、白い細いヒモがとうせんぼをしていますが右下方に指標らしきものが見えたので構わず下りましたら迂回路の表示でした。 大根の神様から『船井戸・川苔山』方面でなく杉ノ殿尾根へ上がるひとは。。。 迂回路表示がありましたが迂回路使わなくてもいいような気もしますし。。 『船井戸』方向は林道歩きになったのですね、、、まぁモチロン途中まででしょうが。。 ・トイレは駅。 ・水分950ml、グレープ味のシャーベット状のジュース200ml消費。 パン少し。 |
写真
感想
連休明け火曜日、晴れ。
奥多摩三大急登のひとつ、ヌカザス尾根へ行ってないのでチャレンジしてみようと地図を見ていたのですが、川苔山が気になってきて。。
三頭山のあの道は天気の悪い日の方がしっぽり来ていいんじゃないかな。。
などと思い始め、久しぶりに川苔山へ行こうと思いました。
じゃあ、本仁田山からトレーニングのつもりでと、朝の奥多摩駅を出発しました。
暑くなく、さわやかな空気の中、本仁田山方向へ向かうのはわたしひとりでした。
川からの風も気持ちよく、車道をずんずん上がって振り返ると見えるのは愛宕山でしょうか。
大休場尾根を行くのは二年振りになります。
過去二回とも、キッツイなぁー、と思いましたが、サテ今回は。。。
安寺沢の民家横の登山口入り口に『本仁田山1時間30分』と書いてあります。
1時間30分頑張ればいいんだ、と思うと気持ちが軽くなります。
実際、キツイのは最初から大休場までの九十九折りかもしれません。
かかとにガムテ貼ってきてよかった、急斜面がえんえんと続きます。
さっきのさわやかさはどこへ?
暑い。
しょっちゅう立ち止まっては水分補給をしてしまう。
しまいにお腹がチャッポンチャッポンしてきて、大休場の尾根に取り付く文字通り休む開けた所ではパンを齧って胃に入れて吸収させて(?)、立ちはだかる尾根に
「ノンストップで登ってやる」
と闘志まんまんで上がりました。
第一段階の直登をわっせわっせ、少しおだやかになり、左右の樹々の葉越しに展望を見つつ岩場を巻き、狭い樹林帯を抜け、オニヤンマロープ場を通り、短い直登、岩場、そろそろ花折戸尾根の分岐じゃないかな、と思っているとビンゴ!
ガックンと下る花折戸尾根まで来れば山頂へ着いたも同様です。
あれあれ、もしかして富士山?
雲で大半覆われていますが山頂の南西方向に見える。
今年初めてのお山からの富士山、です。
暑いので先を急ぎます。
少し行くと、冬に雪まみれで登った平石尾根の分岐がありました。
季節は変わって景色が違ってもさすがに覚えているものですね(大変だったから!!)。
だからといってここを下りようとは思いません。
下りるのは、、、
単独ではムリ。。。
で、ちょっと休憩して先を行ったら下りになりました。
…んっ?
その時のわたし。
なんで下り?
という思いといいますか。
山は上ったら下りるのが当たり前でしょうに。
今まで何十回アップダウンを繰り返しているのか。
なんというか、下る行為が解せなかった、というか。
あー、もうこれ今日は完全にアタマに来たな、と思いました。
何日か前のレコにロングコースの果てに駐車場に自分の車がない、なんで?
と 錯覚した方の笑うに笑えない話がありましたが、ちょっとそれに似ているような。。
ダメだ、危ない、川苔山までなんて行けない、行ったら危険。
コブタカ山から鳩ノ巣駅方面へ下りました。
今まで樹林帯が殆んどの道のところへ、この杉ノ殿尾根は道半分は木の陰で涼しく、道半分は直射熱帯。
なるべく日陰、日陰と下りていってはいるものの、道の都合で道半分明るいほうへ出てしまったら焦げつくかと思いました。
整然とした植林に入ったり、自然林に癒されたり、大根の神さまの分岐点では無事でしたが、?マークだったり。
距離的には長くないので、変化に富んで面白い道でした。
ゴロゴロ石が少ないのも助かりました。
「大休場尾根上れたら、もうどこでも大丈夫」
と以前言っていただいたことがあって、ヘナチョコのわたしにはそれはずっとすごい励みになっているので、今回は短い山行でしたが自分の中では『良し』。
思考回路は朦朧となり、川苔山は到達出来ませんでしたし、肩は痛くなりましたが。。。!
大根の神さまを過ぎたあたりから
ゴロゴロ、、、ゴロゴロ、、、
と音が聞こえてきて、鳩ノ巣駅へ着いた頃には空が薄暗かったから、山の中は大丈夫だったかしら?
駅前のお店で缶ビールを買う。
レコで見た『山菜の天ぷら』を聞いたら
「すぐには出来ません」
…
ガックリ。
圏外解放された携帯電話をいじっていたら踏み切りの音。
うわー、電車!
鳩ノ巣駅は階段が、橋があるんですよ〜!ダッシュダッシュ!!
20140歩。
最後にムダにかいた汗が冷房の車内でもなかなかひかない。
上着もはおらなきゃいけないのに、なんだかも、眠くて。
ビール1缶で撃沈だなんて、意気地なし。
往きも帰りも青梅線は何故か寝心地よくって。。。
miketamaさん、こんばんは。
この暑い日に、お疲れ様でした。
錯覚は暑さのせいでしょうか?
ところで、ビールを飲んだ記述がありませんが、
まさか青梅線内?
平日、青梅線内でビールを飲めるのですか?
それは、すごい。
私は昨年度は通勤が青梅線でしたが、
帰りの電車でビールを飲んでいたので
女房に変なオヤジ扱いされています。
夜はいいんですよ、きっと。
きっと、駅前で買った時ですよね。
なんか自分と同じに引き込みたくなっただけでした。
すみません。
下りになったときは、ホント「あれっ?」と思ったのですよー。
ずっと上りでしたからシフトチェンジ出来なかったのかもしれませんが。
まだ上りたいのか、ワタシ。
ご心配させましたビールですが。
電車を待つ間、お店の前でグビグビーッと飲んで落ち着いて、おっと携帯携帯、とのんびりしていたら入線してきたのでまだ飲み干していない缶ビールを片手に掴んで、こぼさないように全力疾走してなんとか青梅線に乗れました!
半分くらい残ったビール。。
モチロン車内で飲みましたよ !
昼間の青梅線はガラガラですし。
お山、頑張ったのですもん、ごほうびです。
ミニタオルで缶を包んで飲む、なーんて姑息なことはしませんっ。
爆睡して青梅駅でしたが、空いた缶を片手に持ってガーガー眠っていたら絵になっていたでしょうが、
残念、空きカンはザックにしまっていました
お山の帰りの青梅線、西武秩父線、西武池袋線、東武線、中央線で飲まなかったことは。。
ないかも。。。
あ、電車がギリギリ、とか秩父鉄道や西武秩父線の駅前に店が何もない時はあきらめますが、最近は先を読んでザックに忍ばせて出かけますネ。
ぬるくならないように工夫しまして。
山帰りの昼間のビール、
通勤帰りの夜のビール、
ひとの目もありますが、迷惑をかけないように静かに1日を振り返りながらクールダウンするということでは同じですかね。
はじめまして、LArcと申します。
楽しく拝見させていただきました。
酷暑の中、奥多摩三大急登、お疲れさまでした。
私も15日に本仁田山に行きましたが、曇っていたのでmiketamaさんほど暑くなかったと思います。
これからは暑さとの戦いですね。
とはいっても、無理は禁物。
危険を察知してmiketamaさんが川苔山を断念したのは勇気ある決断だったと思います。
どちらかというと私は無理をしてしまう方なので・・・おかけで御岳山で低血糖症になったことも。。。
miketamaさんのレコは私に大事なことを教えてくれた気がします。
ところで、写真を拝見して富士山が拝めたのが羨ましく思いました(私は曇りで見れなかったので。)。
富士山が見えないとすごく損した気分になるのは私だけでしょうか。
さて、今週末のお天気がどうなるか。
はじめまして、miketamaです。
プチ熱中症状態になりました時、川苔山への道のレコに踏み跡不明瞭な箇所があり、引き返した、とありましたのを覚えていて、わたしのことですから
必ず間違える
と警鐘が鳴りましたので下山しました。
LArcさんのレコだったのですネ、
ありがとうございました!
ハイ、
富士山は本当に嬉しかったです
この日に山行したみなさんも拝めた幸せ者らしく、暑さで幻視かと思いましたがホンモノだったみたいでした。
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