秋の「由布岳」を正面登山道、ピストンで登る
- GPS
- 04:55
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 840m
- 下り
- 825m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
正面登山道から東峰までは特に危険な場所はない。 |
その他周辺情報 | 数ある湯布院温泉の中から「夢想園」の露天風呂をチョイス。100畳はあるという大きな露天風呂から雄大な由布岳の姿を眺めることが出来る。 |
写真
装備
個人装備 |
レインウェア
ヘッドランプ(含む予備電池)
地形図&コンパス
ハンディGPS(含む予備電池)
ウォーターボトル
ライター
ナイフ
タオル
お茶などの飲料水500ml×2
未開封清潔な水500ml
行動食(1)
非常食(1)
ツェルト
ファーストエイド
デジカメ(含む予備電池)
携帯電話
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感想
知人の所属するグループが由布岳に登るというのでご一緒させてもらった。
登山口の駐車場に着いたのが09時前で、トイレのある付近は満車。向かい側の有料駐車場に車を入れる。ここから見上げる由布岳は、そのピークを雲の中に隠している。予報では晴れだが・・・さて!? トイレを済ませ、装備を調えて歩き出す。今回は総勢8名のパーティー山行。そのCLを任されたので、いつもとはちょっと違う緊張感もある。何せ一緒に歩いたことのあるメンバーは一人だけ、しかも先週初めてご一緒しただけという(笑)
広々とした牧草地を抜けて樹林帯に入る。身体が温まり汗を感じる。皆、寒いと予想していたようでやや厚着、衣類の調整をしつつ、ゆるゆると登っていく。紅葉はしているようだが、ちょっと早いのか?赤が目立たない。落ち葉が多いところを見ると先日来の強風で落ちてしまったのか?樹間には「飯盛ヶ城1067m」がそびえるように見える。
後方のメンバーを気にしつつ、進行スピードを調整。それでも40分ほどで合野越に着く。ここで小休止。水分と行動食を取っていると、後から続々と登山者がやってくる。土曜だけあって今日は多そうだ。
ここから本格的な登りが始まるのだが、ジグザグに登っているので傾斜はそれほどでもない。若干遅れるメンバーが出てきて、後方から声がかかる。その都度休みながら徐々に高度を上げていく。樹林帯を過ぎると風が気持ちいい。ピークにはまだガスがかかっているが、湯布院方面は展望がある。先ほど見上げた飯盛ヶ城も眼下となった。
再び後方から遅れていると声がかかったので、その方のザックをもらい受け、自分のザックに固定。軽くして歩いてもらうが、この先、マタエ直下の急登が上れるかどうかちょっと不安を覚える。聞けば自分以外全員、由布岳は初めてとのこと。できれば全員、登ってもらいたい。自分自身、由布岳は初めて登った1000m超の山で思い入れがある。あれから何度登ったことか?下から見上げる双耳峰、堂々とした山体は見ても、登っても素晴らしい山だと思う。
傾斜が急になるつれ歩行速度を落として歩く。ガスが切れて青空も見え始める。これはピークでの大展望が期待できるかも・・・と思っていたところで、再び後ろから声がかかった。女性一人がこれ以上は無理ということで、男性メンバーと一緒に下るということに・・・残念ではあるが、無理をしないで下山と判断は正しいと思う。
6名でピークを目指す。急登をあえいで、マタエに到着すると多くの人間が休憩していた。風が強くてやや寒く感じるくらいだ。西峰に向かう登山者が鎖を登る様子を眺めながら休憩。腰を上げて、東峰への登りに科かかる。
降りてくる登山者とのすれ違いや落石に注意しながら残りの行程をこなす。強風でガスが巻く。ガスの向こうにピークの標識が!
残った全員で登頂!早速、証拠写真を撮る。次々にやってくる登山者と交代し、風の当たらない場所で軽めのランチ。もちろん寒くてもノンアルビールは忘れない(笑)そうするとガスが一気に晴れて、展望が開ける。西峰のピーク、御鉢巡りの登山者、鶴見岳から九重方面の山々。堪能した!
堪能した後は下りが待っている・・・急登を慎重に降りていく。下りながらも登りの登山者と幾人もすれ違う。ツアー客らしい集団も・・・
順調に下って合野越で一休み。牧草地の手前で先に下山した二人の出迎えを受ける。体調に問題はないようで安心。入山時、数台だった有料駐車場はかなりの台数で埋まっていた。
登山の後のお楽しみは「温泉」!由布岳が見える大きな露天風呂で汗を流す。その後、遅いランチ代わりに「蕎麦」を堪能。さらにデザートに地獄蒸しプリンと充実した山行となった。同行させてもらったメンバーに感謝。
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