記録ID: 2085351
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無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重
阿蘇山(高岳) 仙酔峡尾根
2019年11月02日(土) [日帰り]
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- GPS
- 04:08
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 786m
- 下り
- 775m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 4:08
距離 5.9km
登り 789m
下り 786m
登山道の規制について。高岳登頂を検討されている方は多数いらっしゃると思いますので批判覚悟で写真を掲載しコメントします。
10月7日より発生の噴火は登山日現在も継続中と思われる。11月1日時点では継続中と公式発表あり。気象庁が定める噴火警戒レベルは2で火口周辺規制1km以内は立ち入り禁止。なお、登山口には阿蘇山協議会による通行不可看板がある。この看板は雪山登山を禁止している富士山五合目の通行禁止看板や伯耆大山剣ヶ峰ルートの通行禁止看板等と同様、通行を強く推奨しない看板の位置付けと捉え入山した。万が一に備えザックにヘルメットは入れていった。
たまに、噴煙がバフッとあがる様子。
https://youtu.be/Hh6-xD58LJM
見た限り、水蒸気が吹き出ているものとは異なり灰色の噴煙が定期的に一気に吐き出されており軽度な噴火が継続していると思われる。
登山口より15分ほどは刈り払いされていないススキが張り出し軽い藪漕ぎ。下りは特に足場に岩が多数あり挫かないよう十分注意。それには火山灰がついており、触れるとあっという間に白くなる。背丈を超えるススキなので帽子、メガネ、マスクなどしないと顔も真っ白になる。
それより上部は火山特有の砂利によるザレはなく溶岩が固着しておりホールドになる石、岩だらけの登山道で非常に歩きやすい。ペンキマークが多数。
月見小屋から高岳東峰への登りの後半はかなり藪が濃くゆっくりかき分けながら進む。
10月7日より発生の噴火は登山日現在も継続中と思われる。11月1日時点では継続中と公式発表あり。気象庁が定める噴火警戒レベルは2で火口周辺規制1km以内は立ち入り禁止。なお、登山口には阿蘇山協議会による通行不可看板がある。この看板は雪山登山を禁止している富士山五合目の通行禁止看板や伯耆大山剣ヶ峰ルートの通行禁止看板等と同様、通行を強く推奨しない看板の位置付けと捉え入山した。万が一に備えザックにヘルメットは入れていった。
たまに、噴煙がバフッとあがる様子。
https://youtu.be/Hh6-xD58LJM
見た限り、水蒸気が吹き出ているものとは異なり灰色の噴煙が定期的に一気に吐き出されており軽度な噴火が継続していると思われる。
登山口より15分ほどは刈り払いされていないススキが張り出し軽い藪漕ぎ。下りは特に足場に岩が多数あり挫かないよう十分注意。それには火山灰がついており、触れるとあっという間に白くなる。背丈を超えるススキなので帽子、メガネ、マスクなどしないと顔も真っ白になる。
それより上部は火山特有の砂利によるザレはなく溶岩が固着しておりホールドになる石、岩だらけの登山道で非常に歩きやすい。ペンキマークが多数。
月見小屋から高岳東峰への登りの後半はかなり藪が濃くゆっくりかき分けながら進む。
天候 | 快晴 暑い。薄い長袖一枚。南西の風2m。真西の風だと中岳第一火口からまともに噴煙、火山ガスが仙酔峡尾根を直撃する。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
仙酔峡ロープウェイ駐車場。ガラガラ。ロープウェイは廃墟。 出会った登山者は三人。 行き:JAL625便。東京8:30発熊本空港10:10着。 バジェットレンタカーで登山口まで約1時間。 |
その他周辺情報 | 山バッジは道の駅阿蘇で。 |
写真
撮影機器:
感想
活火山登山シリーズ、第二弾。第一弾は昨年の浅間山。
これまで過去2年、北海道や九州に遠征登山をしてきたが今年はケガをしたりタイミングが合わなかったりで無理かと思ったが、今回、なんとか実現できた。
初日は阿蘇山。問題はどのピークに登るかだ。やはり、最高峰に登りたい。しかし、中岳第一火口に近く風向き次第では登れない。よくよく天気予報、火山情報を調べた。朝の時点では西風。これはダメだ。完全に仙酔峡尾根を噴煙、火山ガスが直撃する。熊本空港についてから、行先を再検討し、改めて、天気予報を見ると、南西の風1m。少し南寄りに変わりつつ、ほぼ無風。これは行けるかもしれないと、とりあえず仙酔峡へ向かう。駐車場について火口方面を眺めるとなかなか煙が勢いよく上がっているではないか。しかし、よく観察すると、予報通り、やや、南よりの風で尾根方面には流れていない。風の状態は変わらずと判断し、登ることにした。ただ、車は自分のが一台だけで完全に山中単独登山になりその点は不安なスタートだった。
登山中、途中からすごい勢いで灰色の煙がバホッと上がりなかなか登山中はしびれたが噴煙はこちらには来ることは終始なく、また、道中、三人の登山者と行き交い、雄大な阿蘇を間近に感じることができ、登ってよかった。
もし、登られる方はくれぐれもご注意ください。
噴煙がもくもくの様子。
https://youtu.be/Hh6-xD58LJM
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コメント
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Murphyさん、今日は。
東北の鳥海の次は九州の阿蘇ですか!?
最近ハードな遠征が多くて忙しいですね!
自分は地元でスキーの筋トレやハイクに専念し、来るBCシーズンの備えとしています。
阿蘇のような活火山はやはり噴煙や火山ガスで少し心配ではなかったですか?
幸運にも登りながら噴煙が収まって何よりでした。
hareharawaiより
hareharawaiさん、こんばんは。
九州で3000mほど登って30km歩いてきました。足首は完治とは言いがたいですがどうもかばいながら歩くコツ?みたいなものが身に付いてきたのか、そこそこ歩けるようになってきました。片足のない犬がうまく歩いてるような感じですかね。
噴火はいま、真っ最中のようですが風向きをよーく調べて行ったので大丈夫でした。登りの最中にボンボン噴火するのはなかなかしびれましたが。
スキーはできるのかまだ、わかりませんがとにかく今は平地で動き回るリハビリを続けます。
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