西黒尾根〜清水峠そしてオブローダーになる



- GPS
- 16:08
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 1,866m
- 下り
- 1,951m
コースタイム
- 山行
- 10:03
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 10:45
天候 | 初日は快晴では無いが晴れ。 翌日は早朝から雨☔ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス | 谷川岳ロープウェイ無料駐車場に停めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
馬蹄形縦走コースで道迷いする人は踏み跡が確かなので居ないと思います。 ただし、旧国道は崩落箇所が多く小さな沢越えを行う際にルートを見落とす可能性もあるので道があるものと思わず常にルートファインデングの精神を忘れずに! |
その他周辺情報 | 清水峠避難小屋に泊まりました。 到着は16時近くでしたが幕営される方達がほとんどでしたので難無くほぼ貸し切りで泊まれました。 |
写真
明日の行程が長くなるが体力の限界が近い。
そしたら入口が衝立で閉まっている。
ずっと昼食も取っていなかったので食べるが気落ちしてしまいパンを一個食べるのがやっと。
でも、予定どおりの清水峠に行くしかないと切り替えて気合を入れ直すと気力も湧いてきた。
感想
谷川岳登山指導センターの休憩所に前泊して西黒尾根経由からの馬蹄形を計画しました。
指導センターでの前泊者は自分達を入れ5人。あと3、4人は床で仮眠が取れるので車中泊でお悩みがあればオススメですが今回の自分のように相手のイビキに悩ませられる可能性があります。
西黒尾根と巌郷新道の選択がありますがどちらもキツいけど景観は楽しめますが巌剛新道の方がマチガ沢と東尾根を見ながらの山行になるので快晴ならばこっちの方が良いと思います。
巌剛新道の合流点から蛇紋岩帯を登りますが雨天時と降りで使う時は本当に滑りますので注意してください。
谷川岳二つの耳を超えるとノゾキがあります。谷川岳はガスで覆われている日が多いですがノゾキで覗いてお帰りください。
一ノ倉岳登りは天神尾根方の人は体力的に問題ないのでしょうが西黒や巌剛を使った人は疲れのピークに長い登りで疲労が溜まります。
そんな時は一ノ倉避難小屋がピークにありますので中に入って思いっきり深呼吸しましょう。笑
茂倉岳は関越道湯沢から積雪期に見上げると真っ白い大きな山で雄大で慄いてしまいますが茂倉岳避難小屋があり、比較的綺麗なので人気があるようです。
是非、土樽側から茂倉新道を使って登ってみてください。万太郎山の稜線に痺れます。
茂倉岳からはほぼ降りるだけと先入観を持つと武能岳の長い登りでバテてしまいます。余裕を持ったコース時間を作成した方が良いですね。
蓬ヒュッテの情報は閉鎖時に避難小屋として解放しているのは間違い無いそうです。ただ今回の我々の様にドアに衝立があると躊躇して諦めてしまう事があるかもしれませが遠慮無く衝立を外して利用して下さい。
蓬ヒュッテから清水峠までは馬蹄形に最深部となりなだらかな景色の良い稜線を歩きますがここもジャブの様に乳酸が溜まります。
それと一ノ倉岳では見えていた清水峠の避難小屋がなかなか現れてこないのでストレスも溜まります。
翌日はジャンクションピーク、朝日岳、白毛門で馬蹄形完走をしたかったのですが深夜2:30位から雨が降り出しガスで景観もよく見えないことから撤収する事にしました。
明治時代の遺構である国道291号線は歩いてみたいと思っていたので良かったのですががれ場や小さい沢越え、滑り止めとして6本爪アイゼンを装着したので疲労も溜まります。
そして白樺避難小屋で休憩をしました。10人くらいいましたので距離が短く湯檜曽川沿いのコースかこのまま旧国道で一ノ倉沢に出るか相談し先陣を切り雨天時の増水を鑑みて旧国道で行くこととしましたが湯檜曽川コースとの分岐点に「崩壊して危険であるため湯檜曽コースを利用する様」と注意書きがありましたので従う事としました。大きな沢越えあることや岩場のトラバースがあると山地図に注意喚起されていましたが難無く超える事が出来ましたので最短で土合に戻れましたので良かったです。
また、旧国道の現状等は土木屋として写真に収めたかったのですが、雨天である事と本来のルートで無いことから写真はありません。
最後に今回は完全走破できませんでしたが色々な方達に出会った事が一番の思い出となりました。
ありがとう谷川岳。谷川は〜今日も雨だった♬
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