栂海新道（親不知→小川温泉→朝日岳→栂海新道）

2019年11月02日(土) ～ 2019年11月03日(日)

• GPS: 30:45
• 距離: 72.5km
• 登り: 4,282m
• 下り: 4,272m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:58
• 休憩: 8:14
• 合計: 18:12

距離 49.5km 登り 3,261m 下り 1,251m

5:47 親不知 栂海新道登山口
7:19 7:32 小川温泉
9:08 9:12 越道峠
9:53 10:08 北又小屋
10:12 北又吊り橋
10:56 11:01 三合目（曲り谷）
11:37 11:38 五合目（ブナ平）
12:12 12:16 七合目（白樺坂）
12:59 13:09 イブリ山
13:50 13:54 夕陽が原
14:34 21:43 朝日小屋
21:48 21:52 水谷のコル
22:41 22:44 朝日岳
23:04 23:06 吹上のコル
23:27 照葉ノ池
23:59 アヤメ平

2日目

• 山行: 11:53
• 休憩: 0:30
• 合計: 12:23

距離 23.0km 登り 1,024m 下り 3,032m

0:08 アヤメ平
1:50 黒岩平
2:10 2:11 黒岩山
3:32 3:33 サワガニ山
4:19 4:22 北又の水場
5:04 5:06 犬ヶ岳
5:14 5:33 栂海山荘
6:27 黄蓮山
6:52 黄蓮の水場
7:04 菊石山
7:37 7:38 下駒ヶ岳
8:46 白鳥山避難小屋
8:47 8:49 白鳥山
9:07 山姥平
9:39 シキワリの水場
9:46 金時坂ノ頭
10:19 10:20 坂田峠
10:54 尻高山
11:32 二本松峠
12:29 親不知 栂海新道登山口
12:31 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

親不知～小川温泉：自転車
登山道入口に登山届ポストあり。ホテル側にトイレ、自販機あり。

コース状況／危険箇所等

・北又小屋～白鳥山間は誰にも合わず。すでに朝日小屋も営業を終えているので、寒さ対策、食料など装備面に注意するとともにトレーニングをして入山する必要がある。
・立山室堂に積雪がないことを確認、朝日岳にも雪はないと判断しました。
・長大なルートで、アップダウンが多い。水の補給をどうするかがポイント。

その他周辺情報

栄食堂（タラ汁）は行列ができていた。

写真

11/2 5:46

栂海新道登山口駐車場から自転車でスタート。天険トンネルはホテル前を通過して遊歩道を通れば迂回できる。そこから洞門が続くが下りなので問題なし。

11/2 6:13

市振、境などは市街地を走ると国道を回避できる。線路の北側には広い快適な道が通っている。このまま海岸線を進み、宮崎海岸に抜けると城山トンネルも迂回できる。

11/2 6:21

越中宮崎駅から朝日町へ海岸線を走破。

11/2 6:45

新川小川橋付近。白馬岳が遠く見えた。頂上付近は白い。

11/2 7:26

小川温泉に到着し、ロードをデポ。フラットペダルのためペダルに力が伝わりにくかった。

11/2 7:32

越道林道へ。この先の湯ノ瀬トンネルでヘッドライト必須。
ここで一般車通行止め。

11/2 8:14

紅葉の林道。越道峠を目指して歩く。

11/2 8:18

台風の影響など特に見当たらない。

11/2 8:22

小川ダムを望む。だいぶん遠くなる。

11/2 8:31

グレーチングを自転車で通過するときは注意。ここはまだいい方だ。

11/2 9:05

越道峠が近づく。ここは一度チャリで来て朝日岳を往復したことがある。歩くと想像より短く感じる。

11/2 9:06

こんなのがありました。

11/2 9:07

峠に到着。今回は周回コースなので戻ることがない。

11/2 9:08

林道記念碑。

11/2 9:12

峠の概観。

11/2 9:16

白馬岳から清水岳方面。

11/2 9:23

日差しがまぶしい。紅葉はこの辺が最も良かったようだ。

11/2 9:24

落葉を踏みしめて北又ダムを目指す。

11/2 9:33

迫力のある巨木。

11/2 9:40

トレランシューズと落葉。

11/2 9:49

ススキの群生。

11/2 9:52

林道歩き終了。

11/2 9:53

小屋締め後の北俣小屋。閑散としている。

11/2 9:55

何もない。

11/2 10:09

北又ダム。

11/2 10:11

いよいよ登山スタート。

11/2 10:15

いきなり急登で始まる。ここの登りは自分と相性がいい。登りやすく感じる。

11/2 10:28

今日は朝日小屋まで行けばいいので急ぐ必要がない。

11/2 10:32

1合目。ここまで急登の連続。

11/2 10:32

越道峠方面と北又小屋。

11/2 10:32

北又小屋（拡大）

11/2 10:34

11/2 10:50

ブナ林が続く。

11/2 10:50

2合目

11/2 10:52

ナメコ①

11/2 10:54

ナメコ②

11/2 11:30

4合目。ブナ林が続く。標柱に記された標高はGPSの表示よりも50mほど低いようだ。

11/2 11:33

11/2 11:47

5合目。標高1300mを超える。

11/2 11:47

テーブルがあり小休止。

11/2 12:03

6合目。見晴らしが良くなってくる。

11/2 12:03

北に初雪山を捕らえる。

11/2 12:10

11/2 12:18

イブリ山山頂が近い様だ。

11/2 12:19

7合目。

11/2 12:30

小川の河口方向。

11/2 12:32

標高1600m付近からは日影に霜あり。

11/2 12:35

8合目。

11/2 12:45

9合目。不意に着く。

11/2 12:59

朝日岳の展望が広がる。

11/2 12:59

10合目。広場にテーブルがある。ここで昼食。

11/2 13:00

マス寿司。富山県民の力の元。

11/2 13:07

標高1800mを超える。朝日岳の山並みが良く見える。

11/2 13:22

イブリ山を振り返る。

11/2 13:27

劔、立山方面。

11/2 13:38

朝日平までまだまだ。

11/2 13:43

この時期は枯草が主体。高山植物はもう少ない。

11/2 13:58

夕日が原

11/2 13:58

前朝日の左手を進んでいく。

11/2 14:10

11/2 14:23

凍っている。

11/2 14:30

ようやく朝日小屋到着。

11/2 14:31

富山平野方向。

11/2 14:33

11/2 14:34

小屋仕舞い。来年、また来たい。

11/2 14:35

白馬岳。

11/2 14:36

雪倉岳。

11/2 14:36

朝日岳。

11/2 14:36

11/2 14:37

いろいろとお参り。

11/2 14:57

白馬岳と旭岳。

11/2 14:57

山頂拡大

11/2 14:57

雪倉岳

11/2 15:15

今回はストックシェルターで軽量化。外気に触れていると寒いので早めに体を横たえた。

11/2 21:41

日が暮れると風が出てうるさい。少しだけ仮眠。
外気温は3℃ほどで意外に寒くなかったので、行動開始。
秋の日は短いので日中に親不知に達するには仕方がない。

11/2 22:16

朝日岳の登りの途中の沢で水を補給。ここの水は美味しかった。

11/2 22:28

初つらら。

11/2 22:41

今回の最高地点。昨日の疲労が抜けていて意外に楽だった。
景色だけが見えない。

11/2 22:43

冬用ジャケットで完全装備すれば寒くない。さすがに暑くなりダウンは脱いだ。

11/2 22:44

栂海新道方面へ進む。

11/2 22:50

11/2 23:06

ここは風が強い。

11/2 23:07

栂海新道へ突入。凍った登山道は歩きやすかった。

11/2 23:22

木道は濡れていない。

11/3 0:25

凍る池塘。

11/3 1:12

黒岩平手前の沢でお湯を沸かして食事タイム。水が豊富に使えるところが少ないので、貴重な場所だ。

11/3 1:39

黒岩平通過。

11/3 1:39

ベンチあり。

11/3 2:09

中俣新道分岐付近を通過。

11/3 2:12

黒岩山山頂通過。この辺まで下り基調で登り返しはあまりない。
闇夜なので集中して歩くしかない。

11/3 4:21

水はたっぷりあるので通過。この辺はアップダウンが犬が岳まで続く。栂海新道の核心部へ。

11/3 5:04

風が強い。ようやく夜明けが近づく。この辺で半分の工程か。

11/3 5:05

犬が岳を超える。栂海新道は稜線をつなぐように通っているのでトラバースは殆どない。

11/3 5:08

栂海新道　創設者　小野さんの碑。

11/3 5:25

栂海山荘に到着。誰もいない。小屋に入り休憩。食事を取る。

11/3 5:45

ようやく朝日が近づく。

11/3 6:04

犬が岳を振り返る。

11/3 6:06

初雪山の北面。

11/3 6:08

犬が岳を超えてもアップダウンが続く。遠く白鳥山を捕らえる。

11/3 6:15

11/3 6:18

ブナの落ち葉が堆積。湿っているので滑りやすい。ピッチを上げれないので苦戦。

11/3 6:19

稜線が続く。標高は1200m前後。

11/3 6:28

黄連山通過。

11/3 6:28

頚城方面の山並み。

11/3 6:50

黄連の水（入口）。そのまま通過。

11/3 7:04

菊石山通過。

11/3 7:08

北駒ケ岳を捕らえる。

11/3 7:14

南側は結構急に見える。

11/3 7:38

固定ロープの急斜面が連続するハードな斜面でした。心拍数が一気に上がる。

11/3 7:41

犬が岳

11/3 7:41

初雪山

11/3 7:43

犬が岳から超えてきた稜線。

11/3 8:14

白鳥山登り返し。暑くなってきた。

11/3 8:38

白鳥の水場。そのまま通過。

11/3 8:48

ようやく白鳥山へ。あと4時間位で日本海。トレラン1名とすれ違う（初）。

11/3 8:48

11/3 8:48

まだまだ先があるので写真を撮り下る。

11/3 8:50

糸魚川市街？

11/3 9:38

シキ割りの水。美味しかった。

11/3 9:47

金時の頭を通過（峠）。

11/3 9:47

快適な下りが続く。そろそろ膝が辛くなってきた。

11/3 10:06

濡れたブナの葉っぱを滑りやすく注意しながら下ると足に負担がかかる。

11/3 10:17

ようやく坂田峠。激坂下りで大変だった。

11/3 10:17

車道を横切り尻高山へ。アップダウンがまだまだ続く。

11/3 10:18

坂田峠のお地蔵さん。

11/3 10:55

尻高山通過。歩きやすい道が続く。

11/3 11:21

11/3 11:21

11/3 11:33

二本松峠通過。

11/3 11:44

入道山通過。緩やかなアップダウンが続く。

11/3 12:29

11/3 12:29

ゴール。翌日は筋肉痛だろう。用事があるため、日本海はまたの機会に！

撮影機器：

TG-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

osamuin

栂海新道は、今年の目標のひとつ。8月から行こうと考えていたが、台風と悪天候などで日程が遅れていった。
10月からはマラソンのトレーニング時期となり10月27日に富山マラソンを走り、翌週の11月3日を最終ターゲットとした。それ以上遅らせると積雪で行けなくなるだろう。
コースの検討は、上りか下りか、一般的には北アルプスから日本海へ抜ける人が多い。数種類検討、今回はなるべく経験のあるルートを取り入れ、小川温泉からエントリーして栂海新道は下り方向で歩くことにした。

いろいろとあったが、11月の晩秋の栂海新道を堪能できた。