ゆったり行程で大杉谷堪能(大杉登山口-堂倉滝-桃の木小屋-大杉登山口)



- GPS
- 13:37
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 3,038m
- 下り
- 3,037m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 8:40
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 4:52
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
大杉谷に初めて行ったのは昨年の9月でしたが、その時は「危うくシシ淵を素通りしかける」といううっかりもあり、もう一度ゆっくり見て回りたいと思っていました。4月末に再訪した時には、前日の八経ヶ岳で消耗していたのかペースが上がらず、シシ淵で引き返すことに。今回は人を誘い、桃の木小屋で一泊するゆったり日程で、秋の大杉を堪能する計画としました。
メンバーは先達のこむやんさん、いつも計画を回してくださるゆきさん、又兵衛桜以降企画に乗ってきてくださるカズさんとmasseさん、それから初めてお会いするreiさんの6人です。こむやんさんは現地で合流することとして、3時前に京都を出発、朝6時前に大杉谷登山口に到着。支度を調えて6時半頃にスタートしました。なお、現在大杉谷は入山料1000円が徴収されることになっており、ビジターセンターあるいは登山口で支払います。登山口には自動販売機があって、ここで支払うことができ、その際に記念品を貰えます。
大杉谷については、山ほどレポートがあるし、普通に歩けば分岐もない一本道なので、簡単にすませます。まず、危ないとかしんどいとかきついとか書いてある箇所もありますが、注意点さえ忘れなければ普通に歩けます。ただ、大事なのは「景色に気を取られず足元をしっかり見る、鎖がある所では鎖を握るまたは鎖が手の届く範囲しか歩かない、滑りにくい靴を履く」です。さらに、「写真を撮る時は、スマートフォンを見る時は、必ず立ち止まる」ことを心がけるべきだと思います。そして、大杉谷ならではの魅力は大杉登山口から堂倉滝までで、ここより上は普通のきつい登山道です。従って、渓谷美だけ見ればいいのであれば、堂倉滝までのピストンで充分ということになります。お手洗いは登山口を過ぎると山小屋にしかありません。堂倉滝までの道は「登り」ですが、実際には細かいアップダウンを繰り返しますので、あまり登っているというイメージはありません。必携品はトレッキンググローブで、一方ポールの活躍場所は(堂倉より下流では)ほとんどありません。ポール大好き人間ですが、今回はポールは置いてきました。
最初の見所はいくつかの吊り橋と、川原から見上げる大日瑤任后ちょうどここで山肌に朝日が当たって美しかったです。さらに歩き続けると水音が大きくなり、次の見所である千尋の滝。上段・中段・下段それぞれ美しいのですが、全てを一望できないこと、展望所から見ると枝が邪魔になって若干見にくいのが難。次の見所は言わずと知れたシシ淵。紅葉がしっかりしていればもっときれいだったんでしょうが、まあいずれにせよ私は色がよくわからないので、これはこれで神秘的でよかったです。それから平等堯この岩壁も立派ですね。
桃の木小屋に到着したのが11時前。チェックインを済ませ、荷物を置いて再出発(私は、こないだ買ったデカトロンのザックに交換。軽くてよかったです。次の見所は名瀑百選のひとつ、七ツ釜の滝。ここも紅葉が欲しかったかな。そこからしばらく歩くと崩落地に出ます。昨年来た時は歩く道に悩んだのですが、今日はあまり悩まずに通り過ぎることができました。崩落地の終わりかけで光滝が見えてきます。さらに間もなく隠滝、それからほどなく弥八郎の滝。そして堂倉滝とかなり次から次へと滝が登場しました。前回は堂倉滝はほぼ通り過ぎてしまったため、今回はゆっくりと時間をかけました。
その後桃の木小屋まで引き返しました。戻った時点で15時前で、お風呂をつかった後、食堂でプレ夕食宴会、引き続きトンカツ+カレーライスを食し、私は18時でダウン。
夜間は、0時くらいまでは曇っていたのですが、その後晴れてきたみたいで、そこそこ星は見えていたようです。私は小屋の窓から見て満足しました。4時くらいから一部の方が起き出し、5時頃にはお手洗いが大混雑でした。朝食後、6時30分頃から行動開始。
2日目は桃の木小屋から登山口まで辿り着くだけですから、行程自体はソフトです。天候が気になりましたが、うまく晴れてくれました。実は、今年撮りためた写真を使ってカレンダーを作ろうと思っていて、ゆきさんから「11月の写真は決まりましたか」と催促されていて、なんとか昨日今日にいい写真が撮れればよかったのですが、「シシ淵の写真を使っちゃいけない」という縛りプレイのため、なかなか選択に苦労しました。
また、予期せぬサプライズも。シシ淵で集合写真を撮ろうということになり、シャッターを頼んだ男性が、実は以前から私をご存知であったことが判明(こちらからは知らなかった)。いやー、どこに目があるかわかりませんね。うかつなセクハラを働いてなくてよかったです。
大日瑤硫爾寮邯兇任弁当の中華ちまき+コーヒーによる軽食休憩。その後登山口帰還後はお風呂と鮎料理を楽しんで帰還。
さて、11月の写真は決まったのか? うーん、まだわかりません。今回、記念写真を代表に選んでいるのも、その辺の悩みの反映なのかも。シシ淵使っていいのなら問題は少ないのですが。なお、もしも自分も要るよと言う方がおられたら、今週中にメッセージください。A3、13枚(各月+表紙)です。手渡しができる方なら1000円でお分けします。手渡しできない方の場合、配送料はまだ調べていないのですが、結構割高になってしまうかと思います。
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