記録ID: 209221
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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒
風とキスゲと流れる雲と 千沼ヶ原の夏
2012年07月22日(日) [日帰り]
kiyoshi
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:59
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 913m
- 下り
- 915m
コースタイム
1012 蟹場温泉出発
1155 田代平避難小屋
1235 乳頭山頂
1258 出発
1347 千沼ヶ原
1416 出発
1515 乳頭山戻る
1557 孫六分岐
1710 蟹場温泉戻る
1155 田代平避難小屋
1235 乳頭山頂
1258 出発
1347 千沼ヶ原
1416 出発
1515 乳頭山戻る
1557 孫六分岐
1710 蟹場温泉戻る
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*全て一般道で危険個所なし。ハイキングに最適。 *乳頭山から千沼ヶ原まで足を延ばすなら、往復でプラス2時間程度をみておくといい。さらに奥の第二湿原に行くなら往復で30分程度。平均的な足なら、乳頭まで登り2時間半、下りが1時間半かかるので、トータル6〜7時間くらい。 *乳頭山へは、孫六温泉裏手からと黒湯の脇を通る道がある。孫六コースの方が緩やかで歩きやすい。黒湯コースは、沢沿いを進み途中から急登となるが、道がやや崩れており、足の悪い人には歩きにくい。 *初夏の花から盛夏、晩夏の花へと移りつつある。トウゲブキ、ハクサンシャジン、ミヤマシシウド、ニッコウキスゲが目立った。キンコウカ、ハクサンフウロ、ウツボグサなども乳頭山頂付近で咲き始めている。一方で、雪解けが終わったばかりの雪田地帯では、ミズバショウやヒナザクラもまだ見られた。 *千沼ヶ原では、ニッコウキスゲが見ごろだが多くはない。イワイチョウ、トキソウ、ワタスゲがひっそりと湿原を彩っていた。 *蟹場温泉は外来4時半まで、アルパこまくさは7時まで営業、500円。 |
写真
撮影機器:
感想
*東北の高層湿原シリーズ、パート靴箸覆辰拭
*千沼ヶ原湿原は、東北最大級の高層湿原の一つ。大小幾多の池塘を縫うようにどこまでも木道が伸びる。湿原を遠巻きにするオオシラビソの森と、三角山や高倉山、裏岩手の峰々、そして一際高く岩手山の遠景が、この秘境をいっそう神秘的にしている。ここにたどり着く道は三つ。乳頭山を越えてくるか、秋田駒から縦走してくるか、岩手滝の上温泉からあがってくるか、いずれにせよ、遠い。それでも雲上の楽園を求めて、シーズンには多くの登山者が訪れる。
*静かな千沼ヶ原を楽しむなら、遅い出発も悪くはない。我々がついた2時にはさすがに人影はなく、一組あとから来られただけだった。のんびりと木道に寝そべって、青空と湿原を眺めながら、鳥のさえずりを聞いていると、時間が止まってしまう。ずっとここにいたいと思う。「あと10年歩けるかな」「どうかな、もうその頃はこの世にいないかも」「じゃ一人で歩く」「また捻挫しないように」笑ったけど、そうだね、もう少し歩いていたい。
*相棒さんの足首のリハビリを兼ねての山行だが、今回は距離、標高差を少し上げてみることに。急斜面の下りでなければ、ある程度歩ける見通しが立った。夏山シーズンとなり、もう少し歩いてみたいような、歩かせたくないような・・・
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コメント
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さほど遠くではない所に住んでいながら、まだいったことがありませんでした
こちらは本当にいい天気だったんですね、青空の元で、お二人で湿原をのんびり散策、いいですね
奥様の足、だいぶ良くなったようで、良かったですね
秋に歩くことが多いけど、やはり夏が一番かも
長いですが、緩やかなので、「貧乏性」のMSFANさんはきっと物足りないはず
足はなんとか痛まずに済みましたが、やはり不安 でもそれよりも筋肉痛だって
kiyoshiさんと奥様が田代平避難小屋にいたころ、僕は同じ稜線上のP1063.4に居ました
乳頭山まで行く気満々だったのですが、大白森の高層湿原でのんびりしすぎてしまいました
それに急な気温の上昇でバテ気味でしたね
写真に写っている涼しい雲海の底で暮らしていたもので(笑)
エスケープしなかったら、乳頭山の山頂付近でバッタリだったかもしれませんね
奥様にはまたの機会、ご挨拶させてください
と思っておりました。そんなに近くまで来てたのね
そういえば背中に視線を感じてたかも
ロング山行、お疲れ様 それにしても、足早っ
<追伸>
tooleさん、今月号の「リラク」(宮城の情報誌)で、冬虎毛の記録載ってるよ 深野さんという方の…登りは同じコースでしたよ
タイトルが昔ラジオで聞いたような映画音楽を思い出し
誰も寝てはならぬと「トゥーランドット」ですか〜
池塘と草原…美しいっす
しばらく山に疎遠です。
なぜならば腰痛でとても登れる状態じゃないのです
でも仕事は毎日行っています…
もともとうちの娘とここを歩く予定でした
疲労でしょうか。私も腰痛持ちだったので、他人事ではないです 安静が一番だけど、お仕事には行かなきゃならないし…
お大事になさってくださいね。
元気になったら、どうぞお嬢さんとご一緒に。安全安心な道。山深いけど明るい湿原です
最高ですね!
これだけのお天気の千沼ヶ原、今年はまだです。
いつも曇りかガスです。
私は時間の関係から滝ノ上からが多いですが、たまには
秋田駒方面や乳頭温泉から歩きたいです。
千沼ヶ原をパスしたことが昨日のように思い出されます。あのときは結局終日晴天でしたが
静かな湿原、素晴らしいですね。盛夏の花を見に行きたくなりました
奥様の足の調子も良さそうで何よりです。
10年といわず、もっと長くお二人で山歩きを楽しんでください。
ご希望があれば、おにぎり3つでポーターを引き受けますので
kiyoshiさん こんばんは
私も10日ほど前に行きましたが、花は少なめでした・・・。
Nessun dormaですか? 良いですね!
最近、12歳のJachie Evancho (ジャッキー・エヴァンコ)を聴いています。
YouTubeにあるので、ぜひ聴いてみて下さいね↓
http://www.youtube.com/watch?v=csjIrNbAtEA
いつもながら、写真の美しさとコメントに、ホンワカ良い気分にさせられちゃいます
このシリーズ、テーマは「愛」ですネ、kiyoshiさん
千沼ケ原へは、私も家内を連れて行こうとしたことがあります。天国のようなところだと でも乳頭山頂から下りるほんのちょっとした岩場が下りれなくて、断念しました
一度あの風景に身を置いたら、天国をイメージし易いのに・・
おはようございます
mitugasiwaさんのお庭にお邪魔させていただきました。平ケ倉行ってみたいのですが、mitugasiwaさんにさんざん脅かされているからちょっと躊躇ってしまいます
そちらのコース、乳頭との周回だとちょっと長いが秋に歩いてみたいですね
あの時は笊森から俯瞰したら、実に寒々としてたのでカットしたんだよ 下っていくときの木道も結構怖いからね
次回、周回するときは、きっと訪問してくださいね
登りで結構なシニアハイカーさんたちとスライドしましたが、皆さん若い、若い。それを見て相棒さんの発言でした。あと10年ですか〜長いなあ
コメントありがとうございます
花は少なめ、でした。ここは例えば雄国沼みたいな派手な観光地じゃないんですよね、きっと。
なぜかNessun dormaでした 相棒さん、木道でイナバウアーしてたわけじゃないよ
Jachie Evancho ですか、素晴らしい 仕事から帰ったらゆっくり聞いてみますね
となりました〜 次から愛のムチシリーズに路線転換です
天国ですか 確かに乳頭降りる時の階段状の急斜面、
stairways to heaven ですね
二人して天国いっちゃったわけですね、我々 確かにまもなくだから、ま、いっか
kamadamさんと奥様のハイキング記録というのは貴重なヤマレコになりますね、近々きっと
最高の楽園でしたね。お疲れ様でした。
いつまでも変わらぬ愛は奥様にも届いていることでしょう。
澄みきった空にお2人の楽しそうな会話。写真からも聞こえてきそうですよ。
奥様といつまでも歩き続けて下さいね。
おはよう!今から仕事始まるよ〜
今日もすでに暑い
この夏は変則的な勤務が続きまして、このあと相棒さんとは休みが合わず、お盆までは難しくなりました〜 …で、私は○×の居ぬ間の洗濯 バキッ
ハードな寒江山歩いてからもう一カ月、体がなまってますよ
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