【霧積作戦】浅間隠山（シャクナゲ尾根）〜鼻曲山〜金湯館【丙38.0】

2019年11月15日(金) [日帰り]

• GPS: 06:24
• 距離: 19.2km
• 登り: 1,645m
• 下り: 1,331m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:41
• 休憩: 0:43
• 合計: 6:24

距離 19.2km 登り 1,645m 下り 1,343m

9:24 清水バス停
9:41 不動ノ滝
9:49 ゲート
10:07 大石沢橋
10:22 10:23 水無林道終点
11:30 シャクナゲ尾根上端
11:48 12:12 浅間隠山
12:33 北軽井沢分岐
12:50 浅間隠山登山口
13:04 13:09 二度上峠（登山口）
13:20 13:22 獅子岩
13:42 13:45 氷妻山
14:22 国境平分岐
14:25 14:28 鼻曲山
14:30 14:35 大天狗
14:45 鼻曲峠
15:18 霧積ノゾキ
15:32 十六曲峠分岐
15:44 鼻曲山登山口
15:48 霧積温泉金湯館

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR吾妻線群馬原町駅〜清水バス停（平日のみ運行900円）

コース状況／危険箇所等

水無林道：水無という割には水たまりが深い。
シャクナゲ尾根：最初は沢の渡渉、後半は急登。
浅間隠山〜二度上峠：シャクナゲ尾根に比べると格段に歩きやすい。
二度上峠〜鼻曲山：笹薮濃い。
鼻曲山〜：崩壊崩落個所あり。落ち葉深い。

その他周辺情報

霧積温泉金湯館（現在、信越本線横川駅方面からの行き来不可）

写真

11/15 8:36

快晴の群馬原町駅。なお、吾妻線は草津長野原〜大前間運休中。

11/15 9:23

清水バス停下車。乗客は結局私一人。

11/15 9:25

暫くは舗装路歩き

11/15 9:31

道中、放し飼いの犬が駆け寄ってきて緊張するが、足を突かれただけで済んだ。

11/15 9:36

こっちの山々（笹塒山？）も気になる。

11/15 9:37

登山口までが長い。

11/15 9:41

滝乃沢不動滝

11/15 9:45

菅峰かな？

11/15 9:47

舗装路は終わり。

11/15 9:49

ゲートを越えて行く。

11/15 9:50

今年の紅葉最後の輝き

11/15 9:52

橋の上に大きな水だまりができている。凍結したら大変だ。

11/15 10:06

大石沢橋を渡る。

11/15 10:08

空間が広くて良い。

11/15 10:10

名のある山と思うが、どの山かな？

11/15 10:23

林道終点、浅間隠山登山口

11/15 10:23

登山口の紅葉

11/15 10:24

幅広く水が流れているので、飛び石になる石を探して渡る。

11/15 10:29

これは最近の大雨、台風の影響だろうか。

11/15 10:31

「ふれあいの鈴道」ということで、ボンベか何かを鐘にしたものがあちこちにぶら下がっている。

11/15 10:33

ここで落ち葉をかき集めるのは大変だ。

11/15 10:33

ここから暫く沢の渡渉が続く。

11/15 10:36

結構大きい沢なので渡渉は慎重に。雨後はどうなるのだろう？

11/15 10:37

道の脇に鎮座する大岩

11/15 10:38

地面は落葉でびっしり。

11/15 10:42

沢沿い最終局面はピンクテープを見失わないように。

11/15 10:45

沢を離れて稜線へと上っていく。

11/15 10:51

標高1100mを過ぎて笹が生えてくる。

11/15 11:17

傾斜がかなり急になってきた。

11/15 11:19

尾根は細り、岩が露出して、「危険！」の看板が出てくる。

11/15 11:20

ああ、こっちの岩峰も気になる。稜線北側の1589m峰か？

11/15 11:21

ようやくシャクナゲ尾根っぽくなった。

11/15 11:21

「シャクナゲ尾根」の看板のある所から浅間隠山

11/15 11:29

しかし、シャクナゲ尾根というより笹尾根だな、こりゃ。

11/15 11:30

地図上の「シャクナゲ尾根上端」を外しているからか、標識等は無く、ボンベ鐘しかないが、鞍部に到達。

11/15 11:41

秋から冬への過渡期

11/15 11:48

ずっと来たかった浅間隠山についに到着。

11/15 11:49

ああ素晴らしきかな。浅間山が隠されていない。

11/15 11:49

八ヶ岳

11/15 11:50

手前が八風山、物見山で奥は奥秩父かな？

11/15 11:50

もしかして、北アルプスも見えている？

11/15 11:51

北方稜線（志賀草津？）

11/15 11:52

東方稜線と色づく麓の山々

11/15 11:52

日光の主要な山が全部見える。手前は赤城。

11/15 11:52

尾瀬の至仏、燧ケ岳、武尊だと思う。

11/15 11:52

谷川連峰？奥利根？

11/15 11:53

尖った峰の奥に積雪の山がある。

11/15 11:54

ギザギザした稜線の妙義山

11/15 11:54

妙義の奥、左は両神山だとわかる。あとは奥秩父の稜線だな。

11/15 12:08

浅間山は噴煙を上げている。

11/15 12:11

八風山、物見山

11/15 12:11

榛名を見納めて下山に移る。

11/15 12:17

急な下りが続く。なお、途中でどっちが直登降の道でどっちがジグザクの道なのかわからなくなる。ロープ等で規制した方が良い。

11/15 12:20

気をつけないとズザーっと滑る。

11/15 12:28

道が落ち着いた。

11/15 12:33

北軽井沢方面分岐

11/15 12:44

県道に出る手前、道が荒れている。

11/15 12:50

浅間隠山から下山。

11/15 12:54

登山口の近くにトイレ有の駐車スペースがある。

11/15 13:03

こっちにも気になる稜線。これは角落山、剣の峰とわかる。来年辺り歩いてみたい。

11/15 13:04

二度上峠

11/15 13:04

二度上峠から角落山、榛名、その奥に日光。

11/15 13:05

さっきまでいた浅間隠山。

11/15 13:06

浅間山

11/15 13:06

ああ、後立山連峰。浅間隠山山頂に山座同定盤があるが、二度上峠からの方が山を当てやすい。

11/15 13:06

鹿島槍ヶ岳と五竜岳かな？

11/15 13:07

四阿山

11/15 13:07

駒髪山は今回はパスしておこう。

11/15 13:07

今度は鼻曲山へ。標高差が小さくなっているので、ちょっとは楽だろう。

11/15 13:17

浅間隠山に別れを告げる。

11/15 13:21

岩のステップを降りる。

11/15 13:22

獅子岩

11/15 13:24

ちなみに、展望は、獅子岩の隣の岩からの方が良い。

11/15 13:24

岩上から榛名と群馬北東方面、日光連山など。

11/15 13:24

これから登る鼻曲山。

11/15 13:25

岩陰では葉も真っ白に。

11/15 13:34

笹薮が濃くなってきた。

11/15 13:42

静かな氷妻山

11/15 13:45

氷妻山の紅葉

11/15 13:58

笹に覆われているが、左側は崖だ。

11/15 14:01

氷妻山〜鼻曲山間は倒木がやや増える。

11/15 14:02

いかにも火山灰といった感じの地面。

11/15 14:03

午後2時にして早くも太陽がこの位置。

11/15 14:10

鼻曲山がようやく眼の前に。最初は遠く見えたが、歩き続ければ、なんとかなるものだ。

11/15 14:24

鼻曲山の稜線に乗る。

11/15 14:25

小天狗

11/15 14:25

浅間山は残念ながら木の向こう。

11/15 14:26

浅間隠山

11/15 14:26

八ヶ岳も最近行っていないが、来年辺り候補に入れておくか。

11/15 14:27

南方、奥秩父稜線

11/15 14:27

近くて遠い妙義稜線。

11/15 14:27

東に広がる関東平野。

11/15 14:30

何故か標識がダブルの鼻曲山山頂。

11/15 14:31

小天狗の方が展望が良いが、山頂からも展望は得られる。

11/15 14:33

鼻曲山から妙義山

11/15 14:35

さて、後は下山するのみ。

11/15 14:39

地面が結構流されている。

11/15 14:44

次は留夫山の稜線を検討しよう。

11/15 14:48

大雨の時は、いったいどのようになるのだろう？

11/15 14:52

痩せた尾根

11/15 14:55

主稜線から離れたことにより、また日が当たる。

11/15 14:59

紅葉の山肌

11/15 15:07

ただでさえ狭い道がさらに狭く感じる。

11/15 15:12

紅葉を見上げると奥に鼻曲山が。

11/15 15:13

うおっ、ここに来て登りか。

11/15 15:17

うわっ、危ない。

11/15 15:19

あっ、なるほどね。最初は右側に道があったのが崩壊して、高巻きの迂回路（左側木の根のある方）ができたのか。

11/15 15:19

谷は深い。落ち葉などで滑って落ちたら、無事では済まない。

11/15 15:25

時間に余裕があることを確信し、紅葉を眺めながらゆったり下る。

11/15 15:32

十六曲峠分岐

11/15 15:35

深さ2,30�僂陵醉佞硫爾北據�岩、段差、窪みがあって、気をつけないと膝をやられたり、足を挫いたりするだろう。

11/15 15:42

こちらも最後の方で道が結構荒れていた。

11/15 15:44

舗装路に出る。

11/15 15:48

こちらもずっと来たいと思っていた霧積温泉金湯館。チェックインは16時までということだったが、十分間に合った。

11/15 16:05

隣の部屋との間仕切りは壁ではなく襖。昔ながらの宿に心落ち着く。

11/15 17:53

夕食は山菜の天ぷら、刺身こんにゃく、ニジマス、豚汁など、小食の私には結構多かった。

撮影機器：

Canon PowerShot SX740 HS Canon

感想

narodniki

一連の西方山行を終えて関東に戻る。
しかし、相次ぐ風水害で滅茶苦茶になった山や、その麓の街を見ながら山行を楽しめるだろうか？という思いがどうしても拭えない。
さてはてどうしたものかと思いながら、ネットを渉猟していると、

【登山者限定/送迎なし】台風被害でも元気に営業中♪秘湯の一軒宿で山の恵みをどうぞ！【2食付】
台風19号被害により宿に通じる県道・林道は崩落していますが、金湯館は元気に営業しております！
道路崩落により宿からの送迎はできませんが、往復歩きでご宿泊のお客様はお受けしてます！
熊野神社から当館までは軽井沢コースを徒歩で3時間半ほどです。
長日向‐鼻曲山‐当館まで徒歩4時間ほどのコースもご利用可能です。

これだ！前々から霧積温泉金湯館に泊まりたいという思いと、浅間隠山、鼻曲山を一度に歩きたいという思いがあった。それをかなえる時ぞ今。

というわけで、関東復帰第一弾は西上州の隠れた秀峰と隠れた名湯を堪能し尽くすことにした。

霧積温泉金湯館の苦境については上毛新聞にも『台風で寸断　老舗の苦境 復旧願う　安中・霧積温泉「金湯館」』という記事が載っている。

台風19号により旅館につながる県道が路肩崩壊により全面通行止めとなり、旅館そのものには大した被害が無かったにもかかわらず、予約キャンセルが相次ぎ、例年11月は300人ほどの集客があるところ、台風以降に訪れたのは10人程度だという。

台風被害に心痛めながらも何をしたら良いのかと思い悩んでいる山好きの方には、一日も早い復旧を願いながら営業を続ける老舗旅館に泊まるという支援の形はいかがだろうか。
普段は予約がすぐにいっぱいになって、なかなか泊まることができない老舗旅館なので、今のうちに山歩きとセットで泊ってみるというのもありだろう。
私も積雪残雪が多くない頃合いにもう一回泊まりに行きたい。

〜おしまい〜