記録ID: 211045
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ハイキング
近畿
朝鮮通信使が通った道★朝鮮人街道2(安土→鳥居本)
2012年07月29日(日) [日帰り]
- GPS
- 08:44
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 56m
- 下り
- 48m
コースタイム
07:50 安土駅(スタート)
↓
08:30 安土城入口
↓
09:05 北腰越
↓
10:30 能登川駅付近
↓
12:00 彦根市消防署南分署(休憩)
↓
13:20 セブン−イレブン彦根蓮台寺店(休憩)
↓
14:00 十王村の水
↓
15:00 彦根・宗安寺
↓
15:50 佐和山付近
↓
16:15 鳥居本宿(ゴール)
天候 | 晴れ (気温は36度) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
★スタート地点 JR東海道本線 安土駅下車すぐ ★ゴール地点 近江鉄道 鳥居本駅下車10分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
朝鮮人街道の2回目。今回は安土から鳥居本までの道のり。 街道の由来などは1回目の時のデータをご参照ください。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-209237.html 今回も全体的にほぼ平坦で歩きやすい道です。 コンビニや自販機は数多くあり、 飲食やトイレは特に問題はないと思います。 ルート的には曲がり箇所が多く 案内看板などもほぼ皆無な感じなので ルートマップを片手に歩くと良いでしょう。 ★安土駅→安土城→北腰越 安土城にかけては 元の城下町ということもあり曲がりが多いです。 "下街道”の案内看板の通りに行くと良いでしょう(写真2) 写真4の交差点を右折すると交通量の多い道に出ます。 歩道のない箇所が多いので注意が必要です。 安土城を過ぎると左手に旧道の痕跡があります(写真6) 他の資料ではそのまま車道を進んでいくものもあるのですが 車道は池を一部埋めて作ってる点、旧道には古い石が多い点など この痕跡はかなりの確率で旧道かと思われます。 この旧道は池の横を通り(写真7)写真8で車道と合流し、 合流した車道の先には峠越えである北腰越への道が見えます(写真9) この道を行くと写真12に出ますが かなりの藪が育っているので通行はやや困難です(写真11) 苦手な人は旧道へ行かず車道へ進むと良いかもしれません。 ★北腰越→能登川 JRの上を越え須田の集落へ。 その集落の入口を振り返ると旧道の痕跡がありました(写真14) おそらくJRのトンネル開口部あたりを旧道は通っていたと思われます。 須田の集落を進むと水場(写真16) 能登川の手前になると曲がりが増えていきます(写真18) 街道は線路を通り越し再び踏切を渡り駅付近に到達します。 これだけ曲がりが多く道が迂回しているのは 将軍の上洛時に泊まった御殿があった影響と思われます。 ちなみに街道をまっすぐ駅方面へ向かうと御殿の跡があります。 能登川駅付近で右へ曲がり その先を行くとJR線にぶつかります(写真23) ここは手前の踏切で迂回しふたたび街道に復帰します。 ★能登川→彦根 しばらく1本道が続きます。 そして日陰がほとんどない区間です。 特に夏場は注意が必要でしょう。 川を渡ると左折ポイント(写真25) そしてすぐに右折。見落としがちなポイントです。 やがて山の手前で左折(写真28) その先は道なりに山と山の間を縫うように歩きます。 写真31の道標を過ぎると川を渡り ふたたび水田の中の道を歩いていきます。 しばらく行くと右手にセブンイレブンがあり、 この付近には他にも飲食店が何軒もありました。 犬上川を渡ると宇尾町。 ここには十王の名水があります。 かなり美味しい水でオススメです(写真36) 西今町の交差点付近からは市街地の様相になってきます。 この付近は現車道はほぼ一直線に進んでいますが 旧道はウネウネした感じで進んでいたようです。 今もいくつか痕跡を見ることが出来ました。 (写真38、写真39、写真40) 雨壷山の交差点を道なりに左折し その先でさらに左折します(写真41) そしてすぐに右折。川を渡ると彦根の中心部です。 ★彦根→鳥居本宿 彦根市中心部に入ると しばらく屋根付き商店街の中を歩いていきます。 銀座町交差点で左折。 平和堂を過ぎ信号の先のところを右折(写真43) 間違いやすいポイントですが昔はこの辺りに城門があったので 小さな枡形のような感じになっていたようです(写真44) 朝鮮通信使は宗安寺で宿泊をしています。 少し寄り道になりますが立派なお寺です(写真45) 街道に復帰し写真47の先で右折。 そしてJR線を地下道でくぐります(写真48) いよいよ朝鮮人街道1番の難所の佐和山越えです。 峠越えの入口はこんな感じ(写真51) かなりの藪道になので今回はトンネルで迂回しています。 トンネルを抜け旧道を行くと 中山道との合流点。鳥居本ゴールです(写真53) |
写真
感想
36度超えの
猛暑の中の街道歩きになりました。
これでも近畿の中では
滋賀は涼しい印象はあるんですが
やはりこの時期には半端ないっすね(^^;
今回の街道歩きではいたる所に
コンビニがあったのには本当に助かりました。
アイスと冷えた店内で一気にクールダウン。
まさにコンビニは現代の茶屋ですね。
夏の街道歩き対策としては
・30kmを越えない距離(いつもより3割減の距離)
・道中にコンビニがいくつかある
・休憩を多めに
・道中計画をキツキツにしない
特に4番目の道中計画ですが
普段4kmを1時間のところ1時間15分で計算しています。
これを踏まえて
装備の充実を図るという形でしょうか。
・腕カバー
・サングラス
・UV目薬
・つばの広い帽子
・日本手ぬぐい2枚
・日焼け止め(何回か塗りなおす)
4番目の日本手ぬぐいの使い道ですが
1枚は首の回りに普通に巻いて
もう1枚は帽子の中に入れ首後ろに垂らします。
格好としてはイマイチですがとても涼しいです。
以上ですが
猛暑の中の歩きはかなりキツイです。
道中にコンビニがほとんど見かけれない街道は
避けたほうが無難かもしれませんね。
逆にコンビニが道中によくあるような街道は
どんどん歩いても問題ないかと思います。
ただし自己責任で(^^;
今回の山行きは
下のブログでもまとめています。
http://borabora.seesaa.net/article/291604992.html
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コメント
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36度の猛暑のなか、この距離を歩かれたのですね!
現代の茶屋、コンビニがあったから良かったものの、無ければ地獄・・
真夏の街道歩きは私たちは多分もうしません・・・そこまで暑い日でなければ
考えますけど。。
nyaosukeさんは今後も真夏の街道歩きされそうですね。。
熱射病にはくれぐれもご注意くださいね。
真夏の街道歩きは
一昨年に東海道の鳴海あたりと
去年の中山道の岐阜県区間で経験はあるのですが
いずれもキツかった思い出ばかり
なので、ほんとーは
真夏は歩きたくないです
でも、真夏に歩いてると
秋になった時、とても楽なんですよね。
汗をいっぱいかくことになるので
代謝がよくなってるのかな?
熱中症にはくれぐれも注意ですね
気を付けます
俺のテリトリーに入りましたね
それにしても本当の北腰越は気が付きませんでした。
よく見ていますね。
今の時期もそうですが佐和山越えは俺のレポにもあるとおり冬も積雪が多いのでダメです。
雪解けの春が一番良い気がします。
ニャオスケさんの計画は分かっていますよ
このまま北国街道に行くんでしょう?
俺にはわかります。
佐和山越え、
今回guhikazukiさんのレポを参考にしたのですが
入口であえなく撃沈してしまいました
旧道は北腰越のような感じで
藪漕ぎしてでも探索に入るのですが
やはりこの時期はキツイものがありますね
佐和山探索も含めて
またこの区間だけ出なおそうと思います
街道としてはこのまま北国街道へ
おおー、さすがです、当たり
次回は木ノ本まで歩こうと思ってます
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