台湾最高峰・玉山主峰(新高山) 塔塔加よりピストン 初の個人手配での海外登山
- GPS
- 12:45
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,736m
- 下り
- 1,728m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
飛行機
11/18 台北7:46〜嘉義9:13 台湾高速鉄道 2,730円(外国人割引利用・ネット予約&決済) 高鉄嘉義9:40〜阿里山11:46(泊) 台湾好行バス 278元(予約不可・現地払い) 11/19 阿里山〜排雲登山服務中心 貸切車 1台1500元(ホテル手配・現地払い) 排雲登山服務中心〜塔塔加鞍部 送迎車 100元(現地払い) 【帰り】 11/20 塔塔加鞍部〜上東埔 送迎車 100元(現地払い) 上東埔13:20〜日月譚15:20(泊) 員林客運バス 269元(ネット予約・現地払い) 11/21 日月譚11:20〜台北15:00 國光客運バス 470元(ネット予約&決済) 現地の交通については、かなり調べたので詳細は下記の日記にも記しています。 https://www.yamareco.com/modules/diary/285129-detail-197584 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されており危険な箇所はほとんどありません。山頂直下に少し岩場あり、ご来光登山の場合はやや注意が必要です。 山荘以外ではトイレ・休憩所が2箇所あり。売店はないので行動食などは全て持って上がる必要が有ります(お湯は山荘でもらえます)。 登山道の難易度・整備状況や高山病のリスクなど、技術面での印象としては富士山に近いかもしれません。 |
その他周辺情報 | 阿里山高峰大飯店 阿里山中心部にあり日本語が通じるスタッフさんもいます。 田舎にあるあるの古いホテルですが、阿里山のホテルはどこも古そうな感じでした。 登山センターまでの車もここで手配してもらいました。 インターネットで予約できます。 排雲山荘 外国人は4ヶ月前から申込でき(入園申請も兼ねています)、1ヶ月前に抽選結果の通知が来ます。 設備などは感想欄を、手続きなど詳細は下記の日記をご覧下さい。 https://www.yamareco.com/modules/diary/285129-detail-197584 Laurel Villa B&B 日月譚にあるB&Bです。日月譚は湖畔沿いの数カ所にホテルがたくさんありますが、ここはバス停から近いエリアにあるのでオススメです。 朝食も美味しく、日本語・英語話せるスタッフさんがいます。夕飯の美味しいレストランも教えてくれました。 朝食前にオーナーさんによる無料のサイクリングツアーがあります(英語・自転車レンタル代100元は別途必要)。 アットホームでとても綺麗です。ただし、デザイン優先のためかトイレのドアがないのが唯一の欠点です(ベッドルームから見えるわけではありませんが)。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | アイゼン、ピッケル持って行きましたが不要でした。ダウンのテントソックスも不要でした。 |
感想
先週まで台風26号の行方が心配でしたが、台湾を逸れるコースとなり、さらに雨の予報が徐々曇りの予報に好転してくれて、ご来光を見ることはできないまでも一面の雲海という素晴らしい景色を見ることができる、良い思い出になりました。
海外での登山は3回目くらいですが、今回は自力で行ったという意味でも感慨深かったです。
以下は感想というより、今後検討される方に役に立つかもしれない(私たちが必要としていた)情報を中心にまとめます。
【排雲山荘について】
とても綺麗な山荘で、wifiが通じます。
夕食は17時〜、朝食は2時〜(季節による)、ブランチは8時〜でした。全て予約制です。
朝食が早いのは、ご来光を見に玉山主峰まで行く人が多いからだと思います。
売店はなく、アルコールなどもありませんが、お湯を無料でもらうことができました。
片言の日本語を話すスタッフさんがお一人いらっしゃいましたが、それ以外はほとんど中国語での会話となりました。
寝る場所は上段・下段と分かれてマットレスが敷かれており、そこに寝袋を並べて寝る感じです。それ以外に荷物を置く棚があり、主峰から戻るまで荷物を置いておくことができました、
食堂の横にコンセントが数個あり、充電している人もいましたが、数が少ないので充電器がある方が安心だと思います。
ハンガーで衣服をかけておけるスペースもありました。今回は雨が降っていなかったからか、使用されていませんでしたが、雨の日は濡れたものを分けて置くことができるのかもしれません。
11月なのでかなり寒いかと思いましたが、寝袋がとても暖かく、ウールのセーターとフリースを着ると暑いくらいでした。
予約方法は、下記のURLの日記をご覧下さい。
【登山道について】
主峰までの2/3くらいがトラバース道で傾斜も緩やかで歩きやすいです。
山頂直下に岩場が少しある以外は危険な箇所がありません。いちばん問題となるのは高山病でしょう。
途中前峰や西峰、北峰、圓峰山屋(南峰方面)への分岐があります(詳細は地図参照)。時間にゆとりがあれば色々巡ってみてもいいと思います(ただし圓峰山屋は要予約、自炊と寝袋持参必須だったと思います)。
気温は登山口は12〜13度くらい、山頂は0度近くでした。日向と日陰でも体感気温がかなり違うのと、山頂でご来光を待っている時は特に冷えるので、レイヤリングでの温度調節必須です。
登山道で台湾人とすれ違う時は、「?好」「早」「早安」「加油」「辛苦了」「快到了」などと声をかけて頂き(それ以外は聞き取れず・・・)、励みになりました。
【交通機関について】
交通機関や入園・排雲山荘申込関係など、詳細はこちらの日記をご覧ください。
https://www.yamareco.com/modules/diary/285129-detail-197584
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