羽黒山 古から未来へ歴史をつなぐ山

2019年11月23日(土) [日帰り]

• GPS: 02:05
• 距離: 4.4km
• 登り: 353m
• 下り: 321m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:05
• 休憩: 0:01
• 合計: 2:06

距離 4.4km 登り 353m 下り 324m

11:00 スタート地点
11:36 11:37 二の坂茶屋
12:22 羽黒山
12:45 二の坂茶屋
13:03 随神門
13:06 ゴール地点

天候

晴れ　高い山は雲行き怪しかったけれど里山は良い天気でした

アクセス

利用交通機関：

自家用車

いでは文化記念会館脇の駐車場利用　祝日でもありほぼ満杯でした

コース状況／危険箇所等

長い石段が続きます。観光地で一般の方も沢山登っておられます。ぶつかったりしないように気を付けましょう。

その他周辺情報

国宝の五重塔が150年ぶりに扉を開き、内部の特別拝観を行っています。
羽黒三所大権現の秘仏公開とともに共通の拝観券は大人700円です。今月30日まで。

写真

11/23 10:38

庄内に入ると鳥海山が雪を被った白い姿を見せてくれました

11/23 10:39

月山の雲は荒れ模様かな

11/23 10:56

さあ随神門からスタートです

11/23 10:58

その脇にある口ノ宮天地金神社

11/23 11:03

祓川へ向かって下っていくと次々と神社が現れます

11/23 11:06

祓川の先に須賀の滝が掛かっています。不動明王様はもう雪囲い。

11/23 11:11

樹齢1000年を超える爺杉

11/23 11:12

国宝五重塔が見えました

11/23 11:19

現在特別公開中

11/23 11:19

内部構造を覗くことができます

11/23 11:25

杉の巨木にかこまれた姿は優美ですね。特別拝観のための施設があります。

11/23 11:34

杉木立の暗さのなかに黄葉の明るい色彩

11/23 11:34

見上げる晩秋の羽黒山杉並木と紅葉

11/23 11:35

長~い石段の二の坂

11/23 11:36

油こぼしの坂の辛さを見事な黄葉が慰めてくれます

11/23 11:41

深い落ち葉も石畳はきれいに掃除されていました

11/23 11:43

秋の日に静まる芭蕉三日月塚

11/23 11:46

旧御本坊跡の大きな銀杏の木が徐々に黄色に葉を変えてきています

11/23 12:01

雪囲いの終わった斎館

11/23 12:06

いよいよ山頂の大鳥居

11/23 12:07

出羽三山神社三神合祭殿

11/23 12:11

始めてきましたが見事なものですね。羽黒山、月山、湯殿山を祀っています。ちょうど新嘗祭の日でご祈祷の声が漏れていました。

11/23 12:11

見事な彫刻の数々

11/23 12:12

眼光鋭く見下ろされています

11/23 12:13

唐獅子かな

11/23 12:14

龍ですね

11/23 12:46

帰り道、二の坂茶屋のところから海が見えました

11/23 12:47

急な石段は慌てると危ないよ

11/23 12:50

晩秋の良い一日になりました

撮影機器：

DC-G9 Panasonic

感想

yonejiy

月山には何度も登っているけれど、羽黒山は観光地としてのイメージが強くてまだ行ったことがありませんでした。しかしその五重塔が今年、特別拝観できることを知って、ぜひ行かなくてはと思っていました。
宮城県や奥羽の山は天気が悪いけれど、庄内方面は問題ないのではるばる出かけて行きました。ちょうど新嘗祭に当たり、黄葉の具合も良かったです。やはり国宝の五重塔は深い杉木立に囲まれて、その長い歴史を感じさせて素晴らしいものでした。二階から見る内部の構造などは今後もまず見れないものでしょう。
急な石段を登っていくと所々にある数多くの末社や、芭蕉をはじめとする多くの歌人詩人の歌碑などが、秋の陽に静まっています。
そして出羽三山神社三神合祭殿の豪壮な建物と素晴らしい彫刻たち。
短い時間でしたが修験道に根差した祈りの空間の息吹を、肌で感じることのできる一日でした。