【海外登山】クーヒ・ガルモ (7,134m)in キルギス
- GPS
- 728:00
- 距離
- 45.4km
- 登り
- 3,641m
- 下り
- 3,641m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
飛行機
エージェントに頼んでもいいし、街中やホテルでBCまで行くタクシーを手配してもいいと思う。料金は約2,000円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ABC(4,100m)からC1(5,300m)に行く道中はヒドゥンクレバスだらけです。一応FXロープが設置してありますが、危険です。ABC(C1)〜C2間にクレバス帯があるのですが、口が大きいので渡れない年もあるそうです。 |
その他周辺情報 | BC、ACB(C1)ともにWi-Fiを使うことができます。また、カフェ、バーもあります。いずれも高額です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
靴
ザック
アイゼン
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
バラクラバ
着替え
サブザック
ピッケル
スコップ
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
タオル
ナイフ
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット その他各自で!
|
---|---|
備考 | ブログを見てもらうとわかる通り、私がサミットプッシュした時の7,000mはとても暑くて死にそうでした。また、紫外線が強く、1日リップを塗り忘れただけでひどい目にあいました。 |
感想
7,000m峰の入門編と言われる山ですが、7,000峰ともなれば、”入門”と言う言葉は通用しません。
まして、単身での挑戦となれば、全て自己解決する必要があります。
周りにはたくさんの登山隊がいますが、誰も構ってくれないしそんな余裕はありません。
BCは、富士山頂くらいの標高で快適です。ここですべてを整えてください。近隣の山に登って高度順応する必要があります。近くに4,000m峰があるので登って順応してください。
BC〜ABCに難しい場所はありません。のんびりした風景に心癒されると思います。
ABCは、4,000mを越えているので、息苦しく、全ての行動を慎重に行う必要があります。5千m峰に登って順応してください。
ABC(C1)〜C2は、クレバス帯、且つ、急登(私は”急”とは感じませんでしたが、通過に苦戦している隊もいました)もあります。トレースが正しいとは限りません。
C2は、雪崩が頻発する目の前に設営されています。C1もクレバスに囲まれているので、テント設置には雪質を読む経験が必要となります。
C2〜C3は、出だしから急登です。1.5〜2.0h登ると、少しだけ緩やかになりますが、30分も歩くと目の前に急登が現れます。
急登です。5〜6千m付近の急登は本当に心折れます。
C3は、のっぺりとした山頂にあります。ここが最後の休養場所です。天候に恵まれず、数日過ごすくらいなら、一旦ABCまで降りることも考えてください。
C3〜山頂は、C3を出てすぐに下ります。深く下った後の登り返しです。
急登の一部にはFXロープが設置されていました。約100m(50mロープ2本)です。
大トラバースもあります。
通常、登りは9時間掛かります。下りは5時間。早い人で、登り7時間下り4時間。私は登り13.5時間掛かりました。下りは、6時間でした。
この標高で10時間以上行動することになるので、強い心が必要です。
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