記録ID: 21356
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沢登り
日高山脈
メナシュンベツ川から楽古岳
1985年09月22日(日) ~
1985年09月23日(月)
イグルスキー米山
その他2人
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,121m
- 下り
- 1,329m
コースタイム
9月22日
浦河→楽古岳山荘→C1
9月23日
C1→楽古岳→夏道→広尾
浦河→楽古岳山荘→C1
9月23日
C1→楽古岳→夏道→広尾
アクセス | |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
メナシュンベツ川から、楽古に登った。楽古岳は肩を持ち、三角の頭をその上にのせた形のいい山だ。姿は南日高のピリカやトヨニからも容易に見つけることが出きる個性を持っていた。西面のメナシュンベツ川はナメ床の続く華麗な沢。源頭近くには数百メートル続くナメ沢が待っている。長い林道を藤原さんのタクシーでとばすと、普通のプレハブ民家のような楽古山荘。付近は昔牧場だったけど荒れてしまったという雰囲気。 翌朝、しのび寄る秋の、朝の水に地下足袋を浸して出発。広葉樹はすでに黄色く、空は澄み渡っていた。十勝岳への沢との分岐でテントを張る。少し肌寒く、焚火が心地好い季節になっていた。いくつかの滝を越えていよいよ源頭近くの数百メートル続くナメ滝だ。難しい滝ではないが、ずっと下まで見渡せる高度感がある。背中の後ろには十勝岳の姿が見る見る低くなっていく。南日高特有のおむすび型の山容だ。山頂は、秋枯れの草に覆われていた。草に寝ころび風景を味わう。澄んだ秋の空は、まるで襟裳岬が2等分する広い太平洋と同じ青だった。足元の札楽古川を始め、日高山脈からながれる川が十勝平野を潤して太平洋に流れていく行程が全て見える。広い、広い素晴らしい風景だ。 |
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