記録ID: 21365
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沢登り
日高山脈
イドンナップ岳・ポンイドンナップ沢往復
1987年10月10日(土) ~
1987年10月11日(日)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,446m
- 下り
- 1,343m
コースタイム
10月10日シュンベツ川林道ポンイドンナップ沢出合いC0
10月11日C0→イドンナップ岳→C0
10月11日C0→イドンナップ岳→C0
アクセス | |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
石橋さんにリーダーを持ちかけられて、イドンナップを目指す事になった。主稜線から遠く離れたこの山はなかなか登る機会がないが、石橋さんの提案に寄れば、春別川支流のポンイドンナップ沢からのアタックなら1日で可能で、しかもその取り付きへは、静内川林道から車でアプローチできると言うものだった。なるほど調べてみればそのとおりだったが、となりの沢の林道が支尾根とはいえカムエクの南西稜の端をのっこして奥深い日高の深部まで伸びているというのにはびっくりした。おかげで一泊二日のイドンナップ山行が実現したわけで、複雑な気分だ。農学部林学科の石橋さんの林道ハンドルさばきにまかせ、体育の日、秋もとっぷり暮れかけた静内林道を果てしなく飛ばすと、なぜか隣の春別川へ。春別川のほとりで焚火をして酒をのんで、珍しくみんなで歌を歌った。 翌朝は10月にしては予想外のポカポカ陽気で、沢に浸す足もそう辛くはなかった。小さな滝をいくつか越え、秋の紅葉や澄んだ青空を眺めながら登ってゆくと源頭の急な草付きに出た。そしてほんの少々の薮コギで稜線のハイマツ帯に躍り出た。イドンナップは屏風の様な姿をしており、どこがピークかは判別しがたいので稜線にでたところをピークとして、握手を交わす。 カムエクや39峰などが見慣れた主稜線からとは違った姿で紅葉の山々の上に抜き上がっていた。秋の柔らかくも眩しい光線に、カムエクの春別川北西面直登沢の切れ込みが鮮やかだった。そしてカムエク南西稜の長大な稜線をほぼ真横から眺めることができた。秋の日にポッカリと訪れた最高の天気に恵まれ、その冬の日高への夢をふくらませて帰った。 |
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