養老山地


- GPS
- 16:11
- 距離
- 47.7km
- 登り
- 2,262m
- 下り
- 2,297m
コースタイム
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 7:02
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:57
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:多度 |
写真
感想
今年最後の無雪期ハイキングを養老山地にした。
北部のルートが確定できず躊躇していたが、林道主体で歩けることが判明して安全を確保できたので挑戦することにした。林道区間が多く全体的に味気ないが、距離があるのでそれなりの達成感はある。累積標高は少なめで、いかに長時間歩けるかが勝負となる。今回は冬至の時期で特に日が短いので、ナイトハイクか休みなしが前提となった。
1日目:
関ヶ原から牧田上野までバス、そこから登山口に向かった。特に表示はないが、入り口は地図からすぐにわかる。今回は基本、紙地図を使用した。笙ヶ岳までは主に林道を使用した。ひたすら登る。途中、隣の林道に乗り換える箇所と笙ヶ岳への尾根ルートは林道なし。この林道の乗り換えで少し迷った。1/25000の地図にあるルートを試してみたが、ほとんど踏み跡がない。参考にしたGPSデータは距離が長め。結局、一番距離が短い箇所で、杉林のため向こう側が見える場所を登った。これが一番安全そう。
笙ヶ岳手前には笙獄神社がある。無事を祈ってお参りをしてから笙ヶ岳にアタック。ここから先は踏み跡少なめ。林道から外れた後は紙地図に加え、分岐ではGPSで再確認してルートを決定した。これは時間を節約するためで、実際には紙地図だけでも間違いは無かった。広葉樹主体で葉っぱがほとんど落ちているので、時間があれば紙地図だけでルートファインディングの訓練をするのに丁度良いかも。ひたすら尾根を外さないよう移動。そこそこの距離があるので、笙ヶ岳の木の看板を見た時は正直ホッとした。
笙ヶ岳からストック利用。想定より進んでいないので、明日の行程は長そうだ。ここからは下り基調なので、今のうちに足を温存しておく。もみじ峠から養老山を超えて庭田手前の林道へ出るまでの間は細かなアップダウンが多く、思ったより疲れが溜まる。津田避難小屋付近をテント泊の候補としていたが、日暮れまでにたどり着くか怪しくなってきたので、少しペースを上げる。養老から庭田までは休憩所多数あるが、すべてパス。ギリギリ日暮れ前に到着してテントに潜り込んだ。
2日目:
寒くて寝れなかったのと、残りの行程が気になって、通常より1時間早い4時起き5時スタートにした。初日を終えた段階で残りの距離が28kmと長く、達成があやぶまれた(1日目20km、2日目28km)。テントを担いでの25km越えは小辺路以来となる。今回は防寒対策で少々重めなので、このアップダウンが続くと途中でエスケープかと思われたが、林道が多く距離を稼げた。
庭田の少し手前から石津山の登り口まで林道が延々と続く。この林道から外れる箇所で工事をしていて山の登り口を見落とした。おそらくダンプカーの陰にある道標を見落としたらしい。とりあえずいつも通りショートカットで復帰。石津御獄神社の本殿は鍵がかかっていてお参りできない。しかし、この神社から多度山の林道までは気持ちの良いルートが続く。アップダウンが少ない尾根道で歩きやすい。曇りで寒かったが、晴天なら素晴らしいハイキングコースだろう。多度山は人が多かったが、それ以前にすれ違った人は数人程度。林道が多いので人気ないのかも。多度山で帰りの時刻を確認しようとしたがauが通信できず...残念。
今回、ルートミスは何回かあったが、大きいのは庭田前の山越えと多度山へ向かうルート。庭田前は少し迷ったが車道を行った。どうやら正式ルートは山越えらしい。あと、多度山へ向かう際に尾根と谷の2ルートあった。距離が短い谷の方を選んだが、合流時点の道標では、谷側は旧道で、尾根道が正解らしい。もっとも、谷側は非常に歩きやすかった。もしかして、暖かい時期だとヒルとかいるのかも。
防寒具は十分に持って行ったが、寝ていて寒かったせいか風邪を引いた(その後、インフルエンザと判明)。マットが夏用で、かつ短めなのが良くなかったか。それともシングルウォールは寒いのか。
あと、意外に水場が少ない。夏は要注意かも。今回は笙ヶ岳後の渡渉場所で夕食・朝食分の水を1L補給。ベストとは言えないが、浄水器+煮沸で何とか使えそう。また、桜番所の先に水が湧いている。ギリギリ足りる計算だが念のため500mlを追加、これはとてもきれいな水。
その他、街が見える区間が多い割に携帯(au)がつながりにくいので注意。
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