風雨の乳頭山
- GPS
- 09:15
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,019m
- 下り
- 1,022m
コースタイム
16:10滝の上登山口駐車場
※平ケ倉登山口と滝の上登山口間は車道を歩くが勘違いして反対方向に行ってしまい約1時間のロス。
天候 | 雨、山頂付近は強風雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平ケ倉登山口には駐車場はないが、待避場所に2〜3台駐車可能か。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口にある。 滝ノ上登山口から乳頭山までは刈払いがされていて特に危険な個所はないが赤土の所は滑る、ガレ場もある。 乳頭山から千沼ヶ原までの道には特に危険な場所はないが、視界が悪くなるとガレ場では道を見失う恐れあり。 千沼ヶ原の木道、雨天時は滑って転倒の恐れあり。 千沼ヶ原から平ケ倉沼間は痩せ尾根で通過には注意が必要。 |
写真
感想
これまで雨と分かっていて山に行こうと思ったことはなかったのだが、どうしても乳頭山に行きたくなった。
せっかく岩手に滞在しているうちにという気持ちと、お盆ストレスだろうか?
たくさん作った赤飯をにぎり、水をザックに入れ滝の上温泉へ。
車が既に2台駐車していた。
駐車場に着いた途端雨が急に強くなる。
全国的に天候不安定の予報が流され、空もそれを裏付けているのになぜか止めようとは思わない。
出発から合羽着用の登山は初めてなような気がする。
俺もついに(登山)狂の仲間入りかと苦笑いしながらブナ林を進む。
登り始めは所々短い急坂はあるが思ったより登りやすい登山道である。
出発から約1時間で白沼に到着する。
白沼の少し手前で狸とニラメッコしたが写真を撮ってやろうと思ってカメラに手をかけた途端に逃げてしまった。俺の負けか?<(ToT)>
白沼はモリアオガエルの生息地ということである。
さらに30分ほど進むと木道がある湿原に出る。
花の写真を撮りたいが風で揺れてピントが合わない、雨が降っていて確認もままならない(T_T)
さらに進むとガレ場に出る、周りはお花畑の雰囲気だがなにせガスの中である。
それよりガレ場で視界が悪いと登山路を見失うことがある。初めての山では心細くなってしまう。おそらく視界が良いと山頂はもちろん岩手山や駒ヶ岳など近隣の峰が見えるのだろうが今日は違う。このガレ場から山頂までのの時間が凄く長く感じた。
登山口から約3時間山頂に到着したが、もちろん視界は殆どなしだが周囲の花畑はその華麗さを思わせる。
更に風雨が強くなり下山開始、同じ道を5分ほど降ると滝の上登山口と千沼ケ原の分岐があるが「せっかく来た」とか千もの池塘があるという「千沼ケ原を見てみたい」という誘惑から千沼ケ原-平ケ倉沼登山口へ出るコースを選択。
しかしここは駒ヶ岳に通じる尾根筋のコースでガレ場、少し左折するところを誤って直進、続く登山道が見えなくなって引き返し事なきを得たが、山の怖さを再認識させられた。晴れていれば何という事のないコースだと思うが、目印が見えないということは厳しい。
下山開始から約45分で千沼ケ原と笊森山の分岐点に着く、笊森山からは秋田駒ヶ岳に繋がっている。いつかは?というコースだろう。
分岐から約20分で千沼ケ原に到着する。木道が整備されているが濡れていて非常に滑りやすい、分かっているが滑ってバランスを崩すと次に着く足もやはり木道の上で滑る(´;ω;`)、結局背中から転倒3回を記録、これも我が新記録である。
スキーをしていたので転倒にたいするリカバリーは得意だったはずだが、ここの木道はてごわかった。後半は腰を引きながらの歩行だ(笑)
千沼ケ原の湿原はもう少し天候の良い時だったら見事だろう。
大小の池塘も素晴らしい景観を思わせる。
湿原の木道を通るだけで約40分かかるほど(キョロキョロしながらだが)の広大さである。
湿原を抜けるとヤセ尾根に出る、眼下には平ケ倉沼がうっすらと確認できる。
東側・行き先右側が削られて急斜面になっている尾根道を進む、幸い風が少し弱まってきたので少しは安心、バランスを崩さないように注意。
山頂から約3時間30分で平ケ倉沼に着いた。
更に45分ほどで平ケ倉登山口に到着、滝の上温泉に継る車道脇である。
今朝ここを車で通過しているはずなのだが登山口の標識に気がつかなかった。
ここで滝の上温泉に戻ろううと山を背に左手に車道を歩くことになるが、何を勘違いしたか雫石中心部方面へ歩いたのである。それもワザワザ滝の上温泉方面に一旦100m程進んでから戻り返してである。
葛根田川の下流に温泉があると思い込んでしまい、川沿いの車道を流に沿って進んだ分けである。
間違いに気がつくまで約30分黙々と歩いた。
気がついたのは対向車が数台通ったからである、こんな時間にどこに行くのだろう?この奥に何が?と思った時、目指すべき滝の上温泉=車は行き止まりに気が付く情けない状態であった。
結局車道の舗装道を歩くこと約1時間45分ようやく駐車場に到着。
この時期で良かった。危ない危ない!やはり事前のコース把握は重要だ。
駐車場入口にある滝観荘で入浴して帰った。
雨の中でも歩こうとするなんて、ほんと登山狂ですね
だと気持ちは小さくなるし、写真は撮れないし、憂鬱になるのですが、でも若干心地良いんですよね
転倒3回でお怪我はありませんか?
雪の上なら転がっても楽しいのですが…
雨の写真だと、花の同定も難しくないですか?
ハイ!自分でも狂かなと思っています
自覚があるうちは病気ではないそうで安心ですが
今回はコンデジですが、防水防塵仕様のカメラを安売りしていたので購入してその使い初めも兼ねていました
いくら防水でもレンズに雨滴がついたり、被写体が揺れていると撮影は難しいです
何か写ってるという感じですね。(T_T)
転倒は綺麗に背中から着地ですから、ザックが守ってくれました。
木道で狭く高くなっているので肘も打たないで済みました。ラッキー
去年、乳頭山へ妻と行ったのですが、あと少しのとこで妻が音を上げました。この時沢を渡るときに、転んでしまいEOS kiss x3を水没してしまいました。その後一旦動いては居ましたが8/28どうやらおかしくなったようです。
秋田の孫六温泉から沢沿いの道でしたが、昔の温泉跡がある登山道です。岩手山へ行っての帰り道で、網張スキー場から見た乳頭山の姿、登りたくなりました。
何時かは乳頭山ですね。瀧上温泉から登る方法もありますね。
isamrx73さん、EOS kiss x3修理はできないのですか?
やはりコンデジと一眼では画質が全く違いますものね。
私も乳頭山と千沼ケ原はリベンジを考えています。
今度は天気相手ですから、転ばない以上に難しいですかね
isamrx73さんのリベンジ成功期待しています。
動かない状態だったEOS kiss x3ですが、また動くようになってました。
一体どうなってるんでしょうね。こんな状態では不安で山へ持って行けないですね。
万一動かないと記録出来ませんもんね。w
マムシ坂というところが有るようですが、実際マムシは居るんでしょうか?
坂は確かにきついようですが。
EOS kiss x3はやはり駄目です。動きません。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する