白駒池
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 411m
- 下り
- 411m
天候 | ガス時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日に降雪があったが、道路は冬季ゲートまで除雪されていた。一週前の積雪は溶けていたようなので、最初からシールが使えるのはラッキーだ。道路上はスノーモービルに圧雪されておりラッセルの苦労はない。単調かつガスで陰鬱な雰囲気だが、クリスマスツリーのような樹々を見ながら歩くのはそこそこ楽しい。しかし、足にスキーという重りをつけて歩くのはやはり下腹部に負荷はあるので、意識してゆっくり歩く。冬型で風はあるがさほど寒くはなく、時々雲の切れ目に青い空が覗く。心折れる最後の直線をクリヤすれば馴染みの麦草峠。予定していた茶臼山は速く流れるガスに覆われており、無理せず止めることは既に決めていた。代わりに白駒池に行くことにし、樹間コースを選んだ。積雪が10cm強といったところなので、石や樹の根が邪魔になるが、何とかトレースを辿った。2年前に立ち寄れなかった白駒池は大雪原になっている。風が吹き抜け寒いが、真ん中あたりまで進んでから白駒荘あたりに上陸する。親子連れらしい二人が遊んでいるくらいで、意外に人気(ひとけ)はなかった。
東屋でティータイムをしていると急に湖面にガスが立ち込めてきた。復路は国道を戻り、麦草ヒュッテの先でシールをはずすが、目で見た感覚より傾斜が緩いのか滑らない。しばらくヒールフリーで歩き、狭霧苑を過ぎたあたりからようやく滑り出した。下るにつれ、雪質が変わったのかスピードが出てきて、スキーで来た甲斐があった。ゲートに戻ると、下界は冬の晴天が広がり、雪がまぶしい。久し振りに年末の八ガ岳を歩くことができ、幸せな気持ちで帰途につく。登山に関しては不本意な一年だったが、縄文の湯でみそぎをして締めとした。
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