仙丈ヶ岳(北沢峠〜小仙丈尾根〜藪沢新道周回)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,183m
- 下り
- 1,190m
コースタイム
08:50 藪沢分岐(ここまで10分休憩)
09:33 小仙丈ヶ岳(5分休憩)
10:53 仙丈ヶ岳
11:17 仙丈小屋
12:10 丹渓新道分岐
12:18 馬ノ背ヒュッテ
12:30 藪沢分岐
14:23 大平山荘
14:45 北沢峠
天候 | 晴れのち曇り(霧) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
19日は仙流荘から6:05の始発バスで北沢峠へ。 同日帰路は北沢峠から15:00発の臨時バスで仙流荘へ、一風呂浴びたあとに 17:40発新宿行き直通ツアーバス(伊北でバス乗換え)で新宿駅まで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小仙丈尾根ルートはよく整備されており、問題なし。 藪沢新道は雪渓も残り、石多く歩きにくい上、また一部登山道崩落で迂回路設置場所あり。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
8月下旬に北アルプスの入門コースへでもと計画していましたが、インドへの出張が決まりとりあえず
計画を断念せざるを得なくなりました。
そこで19日日曜日は少しは晴れ間が期待できるということで、急遽南アルプス仙丈ヶ岳に登ることに
しました。
南アルプスは会社の上司・先輩らに連れられて山梨側から甲斐駒ケ岳に登って以来、14,5年ぶりに
なります。当時は広河原まで車で入った記憶がありますが、今はシーズン中はバスだけのようですね。
この日の北沢峠行きの始発南アルプス林道バスは計4台、予定は3台だったようで急遽4台目の
運転手さんが呼び出されていました。ピークシーズンには10台以上のバスが出るそうです。
北沢峠へ登るバスの車中からは仙丈ヶ岳も甲斐駒ヶ岳、鋸岳なども綺麗に見えていたのですが、北沢峠
から登り始めて3合目に達したときにはもう雲が湧いてきており、今回も早々と景色ゼロの登山が確定しました。
小仙丈尾根の森林限界を抜けて振り返るとやはりどこもかしこも雲、雲、雲。最初の目標、小仙丈ヶ岳や後ろ
正面に見えるはずの甲斐駒も全くです。
あまり嬉しくもありませんが雲のお陰で暑さもあまり感じず、北沢峠から小仙丈尾根のルートはよく整備されており、また勾配も
それほど急ではないこともあって計画コースタイムよりかなり早いペースで登ることが出来ましたが。
8合目手前の岩場を下る途中で、後ろを歩いていた方が前方登山道に雷鳥をみつけてくれました。
岩場を下りきったときには見当たらず、がっかりしていたのですが、前方の高みからまた
ひょっこりつがいで姿を現してくれました。どうやら近くに雛鳥がいるようで鳴き声を交わしな
がら暫くその場に止まってくれ、これがこの日一番のハイライトになりました。
3,033m、晴れていれば白山まで見えるとガイドに書いてあった仙丈ヶ岳山頂からは直下の仙丈小屋
すら見えず、山頂も狭く込み合っているので早々と下山の途につきます。
仙丈小屋で少し休憩後は、往路とは違うルートということで馬ノ背ルートを選択。小仙丈尾根とは
また趣の違う両側が潅木に蔽われた道を馬ノ背ヒュッテまで、ここから小仙丈方面と藪沢をそのまま
下る道とで迷いましたが、やはり往路とは違う道が面白かろうということで藪沢新道を下る道を
選択しましたが、これが失敗。沢沿いの道は岩・石も多く歩き難い上、短いながら雪渓も
残っており思った以上に気を遣う道でした。それでも多くの登山者グループがこちらの道を
登ってくるのは、やはり雪渓や高山植物を目指してなのでしょうか。
いい休憩場所にもなっている丸木橋を右手に渡ると登山道の崩壊箇所があり迂回路が設置
されています。ここから太平山荘までは樹林帯の道をどんどんと下ります。大平山荘に到着後は
くだりの踏ん張りで疲れた足を引きづって北沢峠まで10分程度登らねばなりません。
ほんの少しのことなのですが、奥さんには散々文句を言われてしまいました・・・・。
北沢峠に到着したのは15時前でしたので、16時の定時バスまで1時間以上待つことを
覚悟していましたが、伊那市はフレキシブルな対応をしてくれるようでこの日は15時に
臨時バスを出してくれていました。
お陰様で予定より1時間以上早く仙流荘まで戻ることができ、ゆっくり風呂で汗を流して
さっぱりとして帰路に着くことができました。
また今度天気のよい日に登ってみたいものです。
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