徳ちゃん新道から甲武信ヶ岳の日帰り往復


- GPS
- 07:14
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,612m
- 下り
- 1,608m
コースタイム
-10:44甲武信小屋-10:58甲武信ヶ岳山頂11:15-11:45破風山分岐-12:48近丸新道分岐-
13:58徳ちゃん新道入口-14:14西沢渓谷駐車場
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道迷いになりそうな場所には、すべて虎ロープあり。 徳ちゃん新道の入口から15分ほどの場所と、近丸新道合流手前は急坂。さらに、前者は関東ローム層(赤土)で雨の時には注意が必要、後者はやせ尾根気味。 山頂近くは問題はありません。 |
写真
感想
いよいよ今週は北アルプス(奥穂高)に初挑戦です。
このところ、短い山行(剣山、石鎚山、雄山)を繰り返していたので、足ならしにはもうちょっと長めコースを。そこで奥秩父の主峰「甲武信ヶ岳」をチョイスしました。木曜日に穂高登頂予定なので、本来は土曜日が希望でしたが、天候に恵まれず日曜日に順延となったのでした。
雁坂トンネルの手前の西沢渓谷は、国道を折れるとすぐに一般車通行止めに。もう少し奥まで入れると思ったのに、こんなところから歩くのか?と少し不安になりました。
舗装された遊歩道から、砂利道を歩くこと15分でトイレがありました。
ちょっと歩いた方が胃腸が動くので、まさにベストポジションに設置されていると思います。
徳ちゃん新道の入り口は小さな標識のみで、うっかりすると見落としてしまうところでした。
歩き始めのしばらくはなだらかな道ですが、15分くらいすると急なつづら折れになります。このあたりまでは、今週のことも考えて少しゆっくり目に入りました。気が着くと、後からやけに早足の一団が近づいてきたので、追い抜かれるのかと思いましたが、このあたりから急にスピードが鈍ったみたいで、その後彼らとは離れてしまいまいた。上りではさほど気にならなかったのですが、このあたりは赤土が多く、下りではとても滑りやすく気を使わなければなりませんでした。特に雨天時や雨のあとは要注意だと思います。
徳ちゃん新道は戸渡尾根の手前で、近丸新道と合流するまでほとんど標識がありません。踏みあとは明瞭で、道迷いが起こらないように重要部には虎ロープが張られているので安心はできます。しかしながら、距離標識もまったくなく、昭文社の地図上でも目安になる地点がないため、今自分がどこにいるのかをつかみづらく、モチベーション保持を強いられる登山道でした。もっとも、DIYとi-phoneを持っていたので、私の場合はおよその位置はわかっていましたが.....。
近丸新道と合流する手前は一部ヤセ尾根になっていて、一箇所だけ足を置くスペースに慎重さを要求される場所がありました。
合流した後も、自分の位置がつかみづらいのは相変わらず。次のチェックポイントまで、標準時間で2時間30分。自分のモチベーションを保つのに一苦労する区間でした。
しこたま楠花のトンネルをくぐり続けて、しばらくするとブナ林に....。
ようやく破風山からとのコースを合わせると、なだらかな稜線歩きとなり、木賊山にたどり着きます。ここを下ると、南斜面が崩れたように見える甲武信ヶ岳が姿を現します。
甲武信小屋まで100m弱下り、100mほど登り返すと、甲武信ヶ岳山頂です。西・北側は開けていますが、南・東はほとんど見えません。おまけに、この日は雲がかかっていて、国師が岳・金峰山などを見ることはかないませんでした。
山頂で休憩していた方々はみな毛木平からこられた方ばかりでした。西沢渓谷から来た方は小屋泊まりがほとんどで、その方々はもう下山されたみたいでした。
山頂まで標準6時間のところを最後にがんばって4時間を切りました。前半は足を温存しおいたのも良かったようで、いつもより左つま先の痛みは軽い感じでした。
下りはのぼりのコースを辿りましたが、さすがに急坂が多く、ポールを持つ手には水ぶくれができ、左のつま先もつま先荷重のためにいささか痛む状況でした。
いつもながら下りは左つま先のつらさを感じながらの歩行となり、3時間(標準4時間)かかって下山しました。
アルプスの予行としてはまずまずで、下山後は足の痛みはほとんどなくなり、体はけっこう絞れた感じです。
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