南紀探訪3【関西百51座目】烏帽子山で苔に癒され、大滝を巡って那智大社へ初詣


- GPS
- 05:48
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,205m
- 下り
- 1,207m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
装備
個人装備 |
ソフトシェル
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
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感想
南紀探訪の3日目は関西百の那智にある烏帽子山へ登り、那智大社へ初詣。
しかし天気は曇りのち雨予報、それでも行くしかないとは覚悟していましたが、
宿泊した川湯温泉で朝起きてみるとすでに本降りの雨でテンション超ダウン。
感情を殺し心を無にして雨具を着込み登山開始しました。
ところが登り始めて森に入ると雨はほとんど気にならない程度で、
群れて暑くて汗を欠くので、結局雨具は上下とも脱ぎ、木の枝から落ちてくる
雨粒を凌ぐために小型の傘をさして登りました。
烏帽子山まで登路に使った尾根道は、熊野古道と同様に古い道のようで、
往時をしのばせる立派な苔むした石段の道が続いていました。
ところどころ判りにくい場所も、苔で緑になった石段の名残の石を辿ることで
ルートロスなく登れました。
山頂近くなると大岩がたくさん出現する険しい急登が断続しますが、
この大岩たちも苔で覆われていて雨に濡れて瑞々しく輝いて、
この冬の一番寒い時期に、思いもよらず緑に癒されました。
山頂の手前で期待通り雨が上がり、山頂近くの岩の上から勝浦の海が見渡せ、
紀伊半島の山並が見渡せました。
山頂で休憩後下山を開始するころには晴れ間も出始め、直下の烏帽子岩では
高度感抜群の展望を楽しむことができました。
那智川の下りではちょっとした沢歩きも堪能でき、広くて美しい滑と
巨大で迫力満点の二ノ滝、三ノ滝を楽しめました。
特にあの那智大滝の落ち口のちょっと上を歩けるとは思いもよりませんでした。
(落ち口は神域なので立ち入れませんが)
那智大滝は那智大社から見ると水量が少ないように見えましたが、
これがどうどうと流れ落ちるときだと、上流の那智川の渡渉は厳しいと
思われます。
山中ではだれにも会いませんでしたが、
下山した那智大社は初詣でにぎわっていて私もその中に紛れて初詣、
「日本一大きい」おみくじは中吉でまずまず縁起良し、
外国人でにぎわう那智大滝も間近に見物し、
最後は杉の巨木が圧倒的で静かな大門坂を下って駐車場へ戻り、
まったく想定外に盛沢山で楽しい登山となりました。
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