【源泉の静かな夜】安達太良山 くろがね小屋泊

2020年01月14日(火) ～ 2020年01月15日(水)

• GPS: 24:15
• 距離: 14.3km
• 登り: 809m
• 下り: 795m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:37
• 休憩: 1:15
• 合計: 5:52

距離 9.8km 登り 791m 下り 367m

10:05 奥岳登山口
11:33 11:35 八の字
11:59 12:00 勢至平分岐
12:17 金明水
12:20 塩沢分岐
12:29 13:21 くろがね小屋
14:07 14:08 峰の辻
14:54 15:13 安達太良山
15:32 峰の辻
15:57 くろがね小屋

2日目

• 山行: 1:31
• 休憩: 0:15
• 合計: 1:46

距離 4.4km 登り 22m 下り 427m

8:18 くろがね小屋
8:30 塩沢分岐
8:32 金明水
8:51 勢至平分岐
9:08 八の字
9:49 10:04 奥岳登山口
10:04 ゴール地点

天候

14日　至勢平までははれ 上はガスと強風
15日　朝からしんしんと雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

11日～13日まで岩手旅、水沢と夏油高原スキー場に滞在。
戸田IC～水沢IC

13日　北上金ヶ崎IC～本宮IC 郡山に前泊
14日　郡山から一般道であだたら高原スキー場へ（60分くらい）

駐車場はゲレンデの駐車場入り口手前に停める。スキー場の駐車場は除雪の為夜間駐車禁止。

15日　459号下る　二本松IC～戸田IC

コース状況／危険箇所等

くろがね小屋までは雪も薄くツボ足で行けた。
馬車道の方をスノーシューハイキング。
小屋手前で雪の切れている場所がが2か所あった。

山頂まではノートレースだったがポールを頼りにスノーシューで進む。
山頂乳首にもそのまま上がる。

下山時は10本爪アイゼン使用。
旧道の木段もすべて雪に埋まっていた。

その他周辺情報

水沢石田温泉
https://ishida.oshushi.com/
辰美寿し
https://tabelog.com/iwate/A0303/A030302/3000007/
夏油高原スキー場
http://www.geto8.com/
郡山湯処 まねきの湯
http://www.manekinoyu.jp/koriyama/
くろがね小屋
https://www.tif.ne.jp/kuroganegoya/
あだたら高原スキー場
http://www.adatara-resort.com/ski/
成駒
https://tabelog.com/fukushima/A0701/A070103/7002080/
岳の湯
http://www.dakeonsen.or.jp/higaeri.stm

写真

1/11 18:35

三連休初日、車のメンテと散髪を終えて夕方岩手入り。先ずはインター近くの風呂でさっぱり。

1/11 20:32

水沢駅前、昔ながらの歓楽ビルの一角にひっそりと佇む寿司店へ。

1/11 20:36

瓶ラガー間違いなし。お任せで新鮮なお刺身が次々と。隣席やら大将やらと会話も弾み楽しいひと時。

1/11 21:40

締めに鯖のお寿司。日本酒四合ほど頂き、駅前駐車場の車中でぐっすり。

1/12 8:24

8年ぶりにやってきました夏油高原。

1/12 9:31

もうここまで来ないと今シーズンは雪がない。しかしツリーランコースも雪がなさ過ぎて、延々とゲレンデでカービング特訓。

1/13 10:16

夏油2日目。古い知人と邂逅。朝少し降るも昼前には青空と雲海。

1/13 10:45

新潟から夜移動してきたレジェンドボーダーと1本セッション。大満足で下山。

1/13 21:41

明るいうちに福島へ。郡山のスーパー銭湯に宿泊。サウナ4セットでととのったー！

1/14 9:59

濃霧の郡山からあだたら高原に移動。晴れてるけど風が強い。

1/14 10:22

全然雪のないゲレンデ。今年は受難の年。

1/14 10:23

雪原になかなかなクオリティのゆきだるま。

1/14 10:25

渓谷の自然遊歩道。

1/14 10:25

この時期は通行禁止らしい。

1/14 10:27

それでも何人かのスキーヤー、スノーボーダーが遊んでいた。

1/14 10:27

ゲレンデ脇のここから林道へ。

1/14 10:29

こんな有様。

1/14 10:39

ツボ足でズンズン進む。

1/14 10:43

これくらいなら遊歩道も歩けたんじゃあないかしら？

1/14 10:43

橋もこの程度。

1/14 10:43

沢には氷柱が。

1/14 10:47

ここは旧道でショートカット。

1/14 10:56

それほどではなかったが担ぎっぱなしなのもアレなのでスノーシュー装着して馬車道を歩くことに。

1/14 11:05

こんな感じの歩き易い道をのんびりと。

1/14 11:13

森の中は風もなく。

1/14 11:14

写真撮りつつのんびりハイキング。

1/14 11:19

ゲレンデが見えた。今シーズンはロープウェイは動かさないみたい。

1/14 11:19

日なたはもうこんな事に。

1/14 11:35

陰るとフカフカ。

1/14 11:38

苔も青々。本当に1月か？

1/14 11:47

旧道と馬車道のラスト分岐。

1/14 11:47

ダケカンバと青空と。

1/14 11:52

1500mくらいが天候の変わり目か。

1/14 11:58

春はツツジが咲き乱れる勢至平。

1/14 11:58

この辺りから眼前はどんより。

1/14 12:06

しゃくなげも青々。

1/14 12:18

振り返ると青空。

1/14 12:32

どんよりムードが漂い始めた頃。

1/14 12:33

本日のお宿が見える。

1/14 12:33

ズーム。

1/14 12:35

まさかの完全に雪が切れた道。

1/14 12:35

温かい湯が湧き出ているのだろう。こんな箇所が2つあった。

1/14 12:42

到着。

1/14 12:43

お出迎え。スノーシュー外して小屋の中へ。

1/14 12:43

受付すませて、お昼ごはん。

1/14 12:43

目の前でインタビューが始まった。岳温泉の湯守りの方々を取材しにきた某国営放送の御一行さま。

1/14 13:37

時間も早いしと山頂を踏みに行く事に。

1/14 13:37

早速取り付きを間違えたが高台に登ればルート明瞭。

1/14 14:10

峰の辻。

1/14 14:53

何の案内だかわからないくらい吹き溜まっている。

1/14 14:58

乳首も霞むくらいの強風。

1/14 15:07

何とか上がって。

1/14 15:05

自撮る。

1/14 15:57

吹き溜まりは深くとも膝まで。たまに底をつくとガリっと。

1/14 15:58

振り返るもガス。

1/14 16:04

源泉から温泉街まで約8キロ。本邦2番目の遠さらしい。

1/14 16:07

おや？もうひと方。

1/14 16:09

最後の斜面を下り。

1/14 16:09

小屋に帰着。

1/14 17:07

達磨ストーブに火が入り暖かい室内。

1/14 17:08

吹き抜けに濡れたウェアを吊るす。

1/14 17:10

お酒も色々取り揃えてある。鍋とコンロをレンタルする事も可能とか。

1/14 18:20

今回のお目当て源泉の湯。貸し切り状態で1時間ほど浸かる平日ならではの贅沢。

1/14 17:02

湯上りに担いできたラガーを流し込む。至福。

1/14 17:41

晩ごはんはカレー。もう一人の宿泊者は佐賀から来た百名山ハンター氏。本日は羽田から移動してきて明日登頂だと。

1/14 18:19

このスペースを貸し切り。一人飲み開始。

1/14 18:21

達磨ストーブ独占。

1/14 19:46

乾かしまくり。

1/14 20:48

一部屋占拠。降り続く雪に夜の撮影は諦めて朝までグッスリ。

1/15 6:42

朝食。卵は温泉卵。

1/15 7:48

小屋前もだいぶ様変わり。

1/15 7:50

百名山氏が出立して行くのをコーヒー飲みながら見送る。

1/15 8:26

だいぶのんびりしてしまったがこちらも出発。

1/15 8:31

結局鐘は一度も鳴らさなかった。

1/15 8:32

しんしんと降りやまぬ雪。

1/15 8:32

お世話になりました。また来ます。

1/15 8:32

がらりと雰囲気の変わった林道。

1/15 8:33

やっと冬模様。

1/15 8:35

ここはまだ完全には埋まらず。

1/15 8:36

何度も振り返る。

1/15 8:38

軽く表層雪崩。

1/15 8:42

冬の壁。

1/15 8:44

硫黄の匂いがぷんと漂う。

1/15 8:52

ツツジも綿帽子かぶり。

1/15 8:57

作業用のスコップがかかっていた。

1/15 8:57

雪枝のルーフで一休み。

1/15 9:02

斜度のない小さなハーフパイプ。

1/15 9:12

一文字分15㎝くらいは積もったか。

1/15 9:14

マッチはいかがですか？

1/15 9:34

帰りは旧道で。

1/15 9:47

沢も表情を変えて。

1/15 10:00

ゲレンデ到着。いい雪が積もっている。

1/15 10:02

スタッフの皆さんも雪かきしながらうれしい悲鳴。

1/15 10:05

なかなかに埋まっておる。

1/15 10:12

一日券3千円という事でお布施もかねて少しだけ滑ることに。

1/15 10:32

貸し切りゲレンデのギャップでパウダー着地祭り。結局3時間ほどみっちり滑った。

1/15 14:16

消費したカロリーを補給すべく成駒。ロースかつ丼に途中から温泉卵で味変。

1/15 14:35

ゲレンデで仲良くなった先輩2人組と再び遭遇。奇麗なターンを決めていたが御年なんと88歳と！お話に盛り上がっていたらご主人も加わって、最後には素敵な手拭いまで頂く。

1/15 14:40

その足で岳の湯。熱い風呂と水シャワー。外気浴ですっきりととのう。

1/15 16:48

湯上りの酪王カフェオレ最高。大満足で帰路。

撮影機器：

PENTAX K-50 PENTAX

iPhone XS Apple

感想

otkme

ドラマにもなったマンガ「サ道」。サウナで「ととのう」ことを取り上げた、サウナ大使でもあるマンガ家タナカカツキ氏による秀作だ。

「ととのう」とは個人差もあるが、サウナ室→水風呂→外気浴を3セット繰り返した後にやってくる、ディープリラックスによるトランス状態の事を指す。

この作品の中で、ある日「ととのわなく」なってしまった主人公にベテランサウナー(ただのおじさん）が説くセリフが秀逸だ。

「サウナを疑うな」しかし「サウナを信じ過ぎるな」。
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圧倒的雪不足の今シーズン。一縷の望みを託し北へ。久々の夏油高原。確かに雪はあるが、往年の豪雪ゲレンデの風格は望めず2日間を過ごす。

有休を繋げて福島に立ち寄り。くろがね小屋宿泊で安達太良山へ。山頂直下は強風とガスで軽くホワイトアウト。道なき道を進みつつ、見えない山頂を黙々と目指した。

小屋に戻り源泉の湯に浸かり、しんしんと降り積もる雪を眺めながら酒を飲む、静かな夜。

翌日下山してみると、あだたら高原スキー場には今シーズン最初のパウダースノーが降り積もっていた。
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「雪を疑うな」しかし「雪を信じ過ぎるな」。

「山頂を疑うな」しかし「山頂を信じ過ぎるな」。

とかく目に見える事象や結果ばかりを求めがちだが、その過程は様々な示唆で溢れているから。

コメント

silverfrost

雪ふれ～
アツシ・イシカワ！なんと、懐かしい！

パークライディング中心で神立に通っていた頃、スクローバーパークで何度も見かけては惚れ惚れしてました。夏油自体が裏山ですが、一緒に流せたなんてなんて裏裏山♡

にしても、少雪ですよねぇ…
たった2年前の正月のかぐら、もうあのデッキ埋まってたのに…
https://nuki2pon.exblog.jp/26399433/

レコ最終日のモフモフ写真で少し安心しましたが、こんな予報も出ているので...
http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/


やっぱり北、なんですかね…

otkme

アツシイシカワ
夏油のパークは敦士さんが監修。この日も前日までアライにいて駆けつけてきました。アライも雪が少な過ぎてツリーの小枝で頬に傷作ってました。

後ろを着いて1本流しただけだけど、ライン、滑り共に相変わらず惚れ惚れでしたよ。

先ほどマイホーム八千穂に到着。やっとハラハラ天然雪が。この週末は楽しめそうです。