【京都一周トレイル】 蹴上-二ノ瀬

2020年01月26日(日) [日帰り]

• GPS: 07:19
• 距離: 31.7km
• 登り: 1,996m
• 下り: 1,896m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:34
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:16

距離 31.7km 登り 2,001m 下り 1,897m

7:16 地下鉄蹴上駅
7:18 インクライン
7:28 7:31 日向大神宮
7:38 七福思案処
8:20 8:22 楼門の滝
8:32 8:34 霊鑑寺
8:37 8:38 法然院
8:43 8:44 銀閣寺橋西詰公衆トイレ
9:21 9:22 瓜生山 東山三十六峰
9:55 掛橋石鳥居
10:03 10:04 水飲対陣跡碑
10:30 10:41 ケーブル比叡
10:49 10:50 比叡山人工スキー場跡
10:52 お地蔵さんのある展望地
11:01 浄土院
11:17 釈迦堂
11:41 11:42 玉体杉
11:51 11:52 横高山
12:02 12:03 水井山
12:19 12:20 仰木峠
12:40 12:46 戸寺集落休憩
13:14 13:17 江文峠
13:57 薬王坂
14:09 14:15 鞍馬駅
14:32 二ノ瀬駅

※山中の安全な場所、下界部分などはジョグで進んでいる部分もあります。

天候

晴れ後曇り
ほぼ無風で穏やか
暖かかった

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

●スタート
　京都市営地下鉄東西線蹴上駅

コース状況／危険箇所等

●全般
・道筋明瞭で、コンディションも良好
・山中では他のトレイルや林道がたくさん交錯するので進路に注意
・住宅街を進むところはトレイル標識が目立たず、道筋が分かりにくい

その他周辺情報

●終了後の銭湯
・”孫橋湯”を利用　450円
　リンスインシャンプー、ボディソープ、サウナ、鍵付ロッカーあり
・京阪三条駅近くの東北東方向、徒歩5分もかからない路地裏にある
　こぢんまりとしていて施設は小規模だが、こぎれいで一通り揃っている銭湯
　帰りの電車乗換時に利用した

写真

世界の車窓からじゃなくて・・・
行きの電車からの夜明けの風景
電車乗るというのに、”ICOCA”を忘れ、切符は全て現金払い
せっかくチャージしておいたのに！

地下鉄蹴上駅に到着
今日は京都一周トレイルを歩こう
ICOCAショックで、我ながら不機嫌
怒り（自分への）の出撃だ！
モバイルSuica始めるか（笑）

とはいえ朝の空気は清々しい
インクラインの辺り
散歩気分で

坂道で徐々に京都東山に入って行く
日向大神宮
ここはとても心地良くて、好きな所です

神社の奥からトレイルが続く

この陶芸窯みたいなのは、天の岩戸
中をくぐることができる

エンジンがかかってきたようだ
快調に歩を進める

京都市街地がチラホラ

作業用林道が交錯
車両が行き交っていた
チェーンソー音が賑やか

東の山科側
府県境の音羽山が見えていますね
その向こうは滋賀県大津市

大文字山は経由せずに、トレイルを忠実に辿ることに
この部分は未踏だった

やはり2年前の台風の爪痕が残る
太い木が根こそぎ倒されているのも数多くあった
通行には支障なく復旧されている
大変ありがたいことです

急坂区間を下っていると、横に滝が
楼門の滝でしょう

何やら建築物が見えてくると

やがて下界へ

安楽寺前
茅葺き屋根の門が素敵

法然院前

坂の上から
吉田山が見えている

しばらく哲学の道を

今出川通・白川通りの交差点まで出たら、右に折り返して再び山の方向へ

地図もあるし標識もあるのに、少し道を間違えた
他のハイカーさんや近所の人にお助けをいただいた

バプテスト病院の右手から山に入る

この辺り、普通に住宅街なんですけどねえ
町に出てくる個体は怖い怖い

αモーニング京都
時刻は9:10をお知らせします

ルート上は史跡が多数

次に目指す比叡山が見えてきた

瓜生山を通過

東山コースは歩きやすさ絶品

北上するにつれ、市街地の景色も北寄りに

林道歩きもあったりして、この鳥居の先からはトレイルへ

辺りは地形が複雑で、アップダウンや渡渉を繰り返す

登り上げると、水飲対陣跡碑の広場
この先しばらくは、今月歩いているから・・・と余裕をかます

そして後でポカミスを犯す（笑）

ここのビュースポットは上を送電線が通る

倒木地帯の分岐では、直登ルートを選択

ケーブル比叡駅が見えてきた
冬眠中の車両が佇んでいる

駅前広場で今日最初の大休憩
補給をしよう

駅前からも京都市街が絶景
今日も暖かくて、結構汗をかいたが、ここは標高700m近いので、少しひんやりする

トレイルは東山コースから北山東部コースに入る
スキー場跡
比叡山の山頂直下を巻くように進む

この先進む縦走路が見えてる
向こうに見える比良山系は、見た目の雪が消えたな〜

一旦滋賀県に入り、ドライブウェイを越える橋のところ
6日前は向こうから歩いてここに出た

延暦寺西塔エリアへ
今日の浄土院前
とても静か

椿堂前で

右斜め前のこちらに入るのだが、なぜだか・・・

その手前、右のこちらに入ってしまった
快適トレイルだが、方向や景色がおかしいと感じて引き返し、10分ほどロス
きっと何かの修行の道だろう
しかし、6日前に歩いたルートをなぜ間違える？
甚だ自分に疑問だ
この辺りは走っていたが、没頭しているとこんな×印も目に入らない

釈迦堂前

しばらく京都滋賀府県境を進む
ドライブウェイ沿いは快適トレイルのボーナス区間

あれはもしかして白山!?

こちらは琵琶湖の東側
伊吹山かな

木漏れ日トレイル最高！

玉体杉まで来ました

ここに来て青空が広がってきましたね

少し下って、前回は右折して延暦寺横川エリアへ向かった地点
お地蔵様が並ぶ
今日は直進しトレイルを進む

短いがかなりの急登をこなすと横高山

次に水井山
少し下って急坂を登り返す

右側、琵琶湖の景色が

水井山に到着
標高794.1m也
確か、京都一周トレイル最高地点だったかな

北山コースは、東山よりも踏跡が若干薄めで、人にもほとんど会わない
この辺りも作業用林道が交錯する

おお、大原の地名が見えてきた

仰木峠に到着

しばらく林道を進み

ボーイスカウト道という尾根道に乗る

沢まで下りきると緩やかに

獣門を出て下界に入ろう

辺りは戸寺という町
京都大原三千院も近い

国道367号を渡る
本日2回目の大休止をした
燃費が悪く、腹が減るのが早い

村ではないけど、戸寺の山村風景

この辺りも分岐の連続
町山は下界部分の方が道が難しい

再びトレイルへ
戸寺から150mほどアップすると

江文峠
車道を渡ってトレイルが続く
昨年、サイクリングの途中でここを通過したが、なかなかキツかった思い出がある
トレイルを歩く分には緩やかで幸いだった

道を渡るところに金比羅神社
ここから北に、金比羅山など登山道が続いているらしい

道を渡ったところに・・・！
この辺もどこにでもいるということですな

緩やかに下って行くと、静原町集落へ
やはり集落内は、進路に注意を要する
知っていればどうってことないんだけど

建築事務所かな窓際に模型がズラリと

集落の西奥から山へ入る
今日のハイクも終盤
頑張ろう

薬王坂という急坂
出だしは簡易舗装
別荘のような建物が点在するが、この激坂じゃ上がってくるのが大変だ

トレイルになっても急坂が情け容赦ない
脚の裏側は悲鳴を上げる

薬王坂頂点に到着
今日の上り坂はこれにて終了だ
ここからも北に天ヶ岳という山など別の登山道が続く
京都北山エリアと言うのかな？

後は少々下って行くと

鞍馬の町へ

鞍馬寺
今日は行かないけど、貴船神社を結ぶ道も楽しい

叡山電鉄鞍馬駅で小休止
ここから電車に乗ってもいいのだが、もう少々進んで終わることに

車道区間を2kmほど進む
おお、昭和のポストが未だ健在

二ノ瀬の集落に到着
京都一周トレイルの旅、今日は30kmほど歩いたと思う
疲れたことは疲れたが、なぜだかまだ元気だ
もう少々歩きたい気もしますが、次に切りのいい高雄まで行くと15kmもあるので、この先はまたいつか

叡電二ノ瀬駅を今日のゴールに
すぐに出町柳行の電車が来た
おお、”きらら”号ですね
窓や椅子の配置がスペシャルな素敵車両です

終点出町柳に着いたら、渋い渋い王将出町店で、お疲れさんランチ
オリジナル定食が充実

美味しゅうございました
月末までの餃子券、無事消化

賀茂川高野川が合流し、鴨川となる地点より
比叡山がよく見えている
川のある町の風景は素敵

銭湯は三条駅近くの”孫橋湯”へ
早めに身体をほぐしたおかげ、筋肉痛が緩和されたようで良かった

感想

3120m

京都一周トレイルは、山歩きを始める前のジョガー時代からなぜだか知っており、ランニング練習の一環や気分転換で何度も訪れ、ほぼ全線を歩いていると思う（京北コースを除く）。

ここ2回の比叡山ハイクで一部このトレイルに触れ、久しぶりに専門に歩いてみたくなった。
直近では3〜4年前に桃山→蹴上で歩いていると思うので、今回はその続きを北上してみることにした。

週前半の天気予報では、木曜以降曇or雨の同じマークがずっと並んでいたが、気象予報士さんにとっても予報が難しいのだろう。
こんな時は、好転していくことも多い。
実際、土日ともまあまあで、暖冬傾向も相変わらずのようだった。

相も変わらず、休憩少な目でひたすら前に進むだけの芸のないハイクだが、今回は距離を伸ばして30kmを越えてみようとやってみた。
歩きやすい道が続き、通行に手こずる場所もないから、順調に進むことができて良かった。
終わった後は、もっとクタクタ・ダメダメになるかと思っていたが、実際は少し余力があったのも、ささやかに嬉しい。
平素のランニングなどの運動も功を奏しているかもしれない。

いつも思うけど、この時期の低山歩きは、新緑や紅葉の鮮やかさはないけれど、快適だ。
汗だくになることはないし、冬枯れで山の中は明るく、虫などの不快な要素もほとんどない。
また、行ってみたいコースの中からセレクトして、色々歩いてみよう。