堂満ルンゼ〜八雲ヶ原
- GPS
- 12:23
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,128m
- 下り
- 1,128m
コースタイム
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 7:53
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:比良 |
写真
感想
雪が降ったので雪山テント泊に行こうと思い立った。ついでに堂満ルンゼ中央稜への単独アタックと、なぜかまだ行ってない青ガレも計画。
新しい装備のテストも兼ねているのでザックは20kgオーバーだったが、担ぎ上げて家を出た直後に靴の紐を引っ掛けて思い切り転んでしまった、不吉な予感。
アプローチでの天気は上々で暑いくらい。中央稜の岩場の手前で装備を整え、いざアタック。安全なルートを探しながら登って行くが、想定していたより大変。下を見て、落ちたら大怪我(ですめば御の字)だなと思いながら、一段一段登っていく。岩が脆い箇所が多く安全なルートは限定される。危険回避のため1カ所だけ谷筋に降りたが、腰までの雪で思ったように進めない。結局、予定の2倍の時間がかかってしまった。
岩場を抜けて樹林帯に入った後は、ひたすら膝上ラッセル。何度も足がつりそうになった。堂満岳に着いたのは予定時間を大幅にオーバーした16:00過ぎ。テント場の八雲ヶ原に着いた時は日没後。急いでテントを設営して夕食の準備にかかる。斜面では物を落としたくないので一切食べずに登りきり、堂満岳からは時間がなかったので休みなく歩いたため、腹ペコ。テント設営中から雪が降り始め、風も少し出てきた。夜中に雪かきをしたが、思ったほど積雪はなく(30cmくらい?)しなくても同じだったかも。
ルンゼで疲れてすぐ寝たため、水は朝に降り積もった新雪で作った。思ったよりガスの量が必要で、使いかけのガス缶は途中で切れてしまった、失敗。とりあえず1.5Lほど作って十分足りるため問題ないが...(出発時に余分な水は廃棄)
2日目は武奈ヶ岳に行った後に青ガレを降りる予定だったが、筋肉痛でどれだけラッセルできるか読めず、安全のため即時撤退を選択。先行者のトレースを辿ってスタートしたが、途中で2組抜かした後は自らが先行者となってしまった。前日までのトレースが識別できるため道迷いはないが、新雪でちょっとしたラッセル状態が続く。しかし、雪が軽くてなかなか面白い。そこそこ疲れてきた頃に、登りの人々とすれ違って楽に降りれるようになった。おかげで予定通り、安全に下山できた。
初めてのことが多くよい経験になった。
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