焼岳南峰:ひやっとした顛末
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- GPS
- 08:46
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,073m
- 下り
- 1,074m
コースタイム
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
予約必須で700円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
森林限界から上部はフィルムクラスト 安全を見越すとアイゼン歩行だが、自身はクトーで山頂まで乗り上げた |
写真
装備
個人装備 |
ザック(mhmパウダーケグ32)
スキー板(K2pon2oon159cm)
ビンディング(BDオーワン)
クトー(ブンリン3DアセントGo)
テレマークブーツ(スカルパT2ECO)
セルフアレストピック(BDウィペット×2)
ヘルメット(ベアール アトランティス)
ビーコン(マムートエレメントバリーボックス)
プローブ(オルトボックス320cm)
スコップ(BDディプロイ)
ヘッドランプ(ペツルアクティック)
クランポン(BDセラッククリップ)
サングラス(オークリーレーダーパス)
日焼け止め
リップクリーム
ビーニー(BD)
ヘルメットビーニー(BD)
ヘルメットビーニー(テルヌア)
ヘッドバンド(マムート)
テムレス
インナーグローブ
予備グローブ(BDガイドロブスター)
スキーシール(BDアセンションナイロンカスタムSTS)
シールワックス
スキーワックス
カメラ(CANON IXY32S)
GPS(ガーミンeTrex20J)
スマホ
ドライバー(+
-)
スパナ8mm
コンパス
笛
ナイフ(ビクトリノックススイスチャンプ)
飲料
行動食
非常食
防寒着(ユニクロウルトラライトダウンジャケット)
ファーストエイドキット
ココヘリ
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感想
2〜3日前の雨と気温の高いことから、山の選択が難しい。
雪崩のリスクも高まっているし、樹林帯メインの山がいいかも?と最初は四ツ岳を考えていたが、気温が高いので南面の雪が緩むことを期待して焼岳に決定した。
スタートは、中の湯旅館から。
先日行った白谷山分岐のところから夏道を外れて尾根に取り付く。
しばらくは尾根の西面を100mから150mくらい離れてトラバース気味に高度を上げていく。
疎林で割と歩きやすく、ツボ足トレースもないので非常に歩きやすかった。
相変わらず上手なルートを刻むmaoyukiさんに感謝。
2037のポコを右から巻くために手前で尾根に上がるとツボ足登山者たちが見えた。
そこをかわすとやがて森林限界に近づく。
やや雪の結合に不安要素を感じてあえて藪に近いところを歩いた。
2318手前でクトーのないmaoyukiさんはアイゼンにチェンジ。
そこからは登山者のルートと合流し、ようやく一面のバーンになっている。
ただ、フィルムクラストとシュカブラがあり、吹き黙った柔らかい雪を探しながらクトーで進むが、やがて雪豹さんはたまらずアイゼンに。
自分は行けるところまでクトーのまま進み、そのまま山頂まで辿り着いた。
風も穏やかで、天国だ。
その後お二人がやってきて写真を撮り合う。
滑走は山頂から。最初は固いので慎重にドロップ。
一段下りた後、その先でmaoyukiさんが転倒。股関節を捻ったようだ。
激痛が走るとのことで、滑走はあきらめ、ツボ足下山となった。
maoyukiさんの荷物を分散し、残り二人で荷物を担いで滑走していく。
流石にポンツーンをかついでの滑りは重く、木の枝に引っ掛からないように避けて進む。
白谷山分岐で待っていると、上部で声を掛けられたフランスの方のガールフレンドが下りてきて、流暢な?フランス語と片言の英語で身振り手振りでコミュニケーションを図り、国際交流しました。(笑)
しばらくすると、maoyukiさんからアイゼン欲しいコール。
急いでアイゼンだけ抱えてシールで登り返した。
やっとのことで全員下山することができました。
やはりこういった事態になると、単独での行動が怖くなりますね。
maoyukiさん早く治して少なくなりそうな滑走シーズンを満喫しましょうね。
雪豹さんもまたよろしくお願いいたします。
お疲れ様でした。山頂手前でクトーの効き具合と板の接地面が狭いので、アイゼンに切り替えました、待たせてすみませんでした。
転倒した瞬間を見ていたのですが、岩がなくて良かったです。
外傷もなく、固定することもなくて、湿布と痛み止めだけの処置で、歩けてホント良かった。・・・maoyukiさん、頑張ってくださり、ありがとうございました。
四ツだったら、登山者のトレースがないから、下山が厳しかったと思います。
メンバーが事故に会うことを想定し、対処できる事が大事とつくづく感じました。
ktn92さん、maoyukiさん、おはようございます。
中の湯から焼岳往復BCもなかなか良さそうですね。
maoyukiさん、大丈夫ですか?心配でしたが、アイゼン下降で無事降りられたようでホッとしています。中の湯旅館の駐車場を利用する際には事前の予約が必要ということが分かって良かったです。情報有り難うございます。
hareharawaiより
中の湯からの焼岳は、冬期登山者も多いようにサクッと行けます。
hareharawaiさんなら何てことはないルートだと思います。
森林限界以上はオープンバーンになっているので、条件さえ問題なければ楽しいコースです。
是非一度お試しあれです。
maoyukiです。
ktn92さん、雪豹さん、お二人がいて助かりました、ありがとうございました。
hareharawai様 ご心配ありがとうございます。
三日経てようやく痛みが弱まり、普通の生活に戻しつつあるところです。
あの日、山頂下で板が外れ股裂きになってケガ、滑走不可と判断し徒歩で下山。
登山者トレースに助けられましたが、急斜面では埋まって歩幅が広がると激痛が走り辛かったです。
最後の方のジグトレースでは歩面に滑走痕があり、ツル転しそうで怖く仲間にアイゼンお助けコールしました。
駐車場まで降りるとホッとしました。戻れて良かったと思いました。
もう二人に感謝感謝です。
帰宅後は激痛が頻発、寝返りの度に目を覚ましました。
戻って今はやや右足を引き摺り気味に歩けて、仕事ではデスクワークや軽量立ち作業ができます。
かがめないのでゴミ拾い、靴下をはくなどがたいへんです。
病院でのレントゲンとエコー、触診等による診断結果は、
股間の右足付けねにある内転筋の損傷および出血だそうです。
痛み止め他を処方していただきました。
患部要冷却なのですが場所なだけに湿布がしっかり貼れません。
アイスノンを手拭いに巻き付け、患部に当て片掛けのフンドシみたいにしてます。
自宅でズボンをおろすと笑われます。ケガして帰ってきたときは凄く怒られました。
原因はいくつかあって
ビンディングの誤解放が引き金ですが、そこは金具の整備不良、体重増加による金具解放設定変更の見送り放置、運動不足かなと・・・。
対策は各々にちゃんとやることが大切になると考えてます。
山スキーは楽しくて止められません、なので装備とカラダの準備は万全にして次へ参りたいと思ってます。そして仲間はもっと大事です。
早く治さないとスキーシーズン終わってしまいます
今シーズンは雪がないので春スキーがあるのやらなくなりそうやらです。
パウダーシーズンは終わってしまいそうですが、春のザラメを何とか楽しみましょうね。
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