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Yamareco

記録ID: 7667206
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

焼岳 雲間の絶景

2025年01月04日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:10
距離
6.6km
登り
930m
下り
927m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:21
休憩
1:49
合計
6:10
距離 6.6km 登り 930m 下り 927m
12:43
7
12:50
12:52
72
14:04
14:05
94
15:39
17:23
34
17:57
4
18:01
18:03
45
18:53
0
18:53
ゴール地点
天候 小雪時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中の湯温泉旅館に駐車。日帰り利用の場合、駐車料金¥1500(事前に予約が必要です)
中の湯温泉旅館までの旧道は除雪はされていますがツルテカアイスバーンの九十九折れの道の為、四駆+スタッドレス装着車で無いと上がれません。
コース状況/
危険箇所等
年始で大勢の方が登られていたお陰で広場の先まではトレースバッチリでしたが、雪がフカフカで柔らかく、脚を取られました。上部は強風の為トレースが消され、膝丈ラッセルでした。
トレースに復帰するのが困難な程綺麗にトレースが掻き消されていた為、胸丈までのラッセルとなる箇所もありました。
その他周辺情報 登山前の温泉
坂巻温泉旅館(¥600)
登山後の温泉
さわんど温泉ともしび(¥500)
登山前に坂巻温泉でお湯を楽しみます!
2025年01月04日 10:38撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
2
1/4 10:38
登山前に坂巻温泉でお湯を楽しみます!
内湯も最高です!
ポカポカになっていざ出発!!
2025年01月04日 11:08撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/4 11:08
内湯も最高です!
ポカポカになっていざ出発!!
恒例の焼岳アーベンハントですが。
ガスガスの天気。。
夕方は晴れるという予報を信じて突っ込みます!
2025年01月04日 14:02撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 14:02
恒例の焼岳アーベンハントですが。
ガスガスの天気。。
夕方は晴れるという予報を信じて突っ込みます!
時折雲間から覗く霞沢岳に元気を貰います!
2025年01月04日 14:21撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 14:21
時折雲間から覗く霞沢岳に元気を貰います!
広場の先からはラッセル!
風でトレースを完全に消され、トレースされた場所が分からなくなり、完全にノートレース状態に。。
立派なエビの尻尾!エビフライ何人前かな?
2025年01月04日 14:57撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 14:57
広場の先からはラッセル!
風でトレースを完全に消され、トレースされた場所が分からなくなり、完全にノートレース状態に。。
立派なエビの尻尾!エビフライ何人前かな?
何とか頂上に登頂!
ガスガスの虚無の中にあって時折見える光芒にテンションが上がります!そしてまたガスっての繰り返しw
2025年01月04日 16:13撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 16:13
何とか頂上に登頂!
ガスガスの虚無の中にあって時折見える光芒にテンションが上がります!そしてまたガスっての繰り返しw
気温は-14℃。風は10m/sビュービューです!
ですが、造形美は最高です!
2025年01月04日 16:17撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 16:17
気温は-14℃。風は10m/sビュービューです!
ですが、造形美は最高です!
笠ヶ岳南西尾根がチラリ。
白さが別格ですね!
2025年01月04日 16:19撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 16:19
笠ヶ岳南西尾根がチラリ。
白さが別格ですね!
山は見えませんが、雲が綺麗です。
2025年01月04日 16:20撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 16:20
山は見えませんが、雲が綺麗です。
穂高は・・・うーん!見えない!
穂高に居たら恐らく眺望は全く効かないので焼岳が正解でした!
2025年01月04日 16:21撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 16:21
穂高は・・・うーん!見えない!
穂高に居たら恐らく眺望は全く効かないので焼岳が正解でした!
雲があるからこその景色。
2025年01月04日 16:21撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 16:21
雲があるからこその景色。
強烈な寒さと爆風ですが、景色は激アツです!
2025年01月04日 16:22撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 16:22
強烈な寒さと爆風ですが、景色は激アツです!
霞沢岳が見えて来ました!
2025年01月04日 16:22撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 16:22
霞沢岳が見えて来ました!
こんな時間に頂上にいる変態はもちろん私だけ!
2025年01月04日 16:26撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 16:26
こんな時間に頂上にいる変態はもちろん私だけ!
霞沢岳がアーベントロートに染まって来ました!
2025年01月04日 16:30撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 16:30
霞沢岳がアーベントロートに染まって来ました!
雲間から錫杖岳チラリ!
穂高かと思う程の迫力です!
2025年01月04日 16:30撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 16:30
雲間から錫杖岳チラリ!
穂高かと思う程の迫力です!
雲を纏った乗鞍も絵になります。
2025年01月04日 16:33撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 16:33
雲を纏った乗鞍も絵になります。
そして、フィナーレを告げる落陽!
2025年01月04日 16:36撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 16:36
そして、フィナーレを告げる落陽!
日没後もショータイムは続きます。
2025年01月04日 17:10撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 17:10
日没後もショータイムは続きます。
人の侵入を拒むような凍てつく大地。
2025年01月04日 17:11撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 17:11
人の侵入を拒むような凍てつく大地。
ザックはバッキバキに氷っていますw
2025年01月04日 17:15撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/4 17:15
ザックはバッキバキに氷っていますw
日没後のグラデーションを楽しんだら撤収!!
2025年01月04日 17:18撮影 by  OM-1MarkII , OM Digital Solutions
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1/4 17:18
日没後のグラデーションを楽しんだら撤収!!
下山後はさわんど温泉ともしびにて入浴。
2025年01月04日 19:35撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/4 19:35
下山後はさわんど温泉ともしびにて入浴。
冷えた身体に沁み渡る良泉です。
2025年01月04日 20:04撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/4 20:04
冷えた身体に沁み渡る良泉です。

装備

個人装備
長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 ザック アイゼン ピッケル 行動食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス カメラ ヘルメット

感想

この冬の北アルプスは冬型の気圧配置が長く続く影響で例年にない深雪になっています。天気図上では高気圧に覆われていても寒気の影響で稜線には雲が掛かったりと山行のタイミング選びも非常に難しくなっています。
4日も上層の寒気の影響で稜線に雲が掛かる予報でしたが、夕方には晴れると信じて焼岳でアーベンハントをする事にしました。
山行前に坂巻温泉で朝風呂を頂き、12:43中の湯温泉旅館を出発。
大勢入山されていますが、トレースはフワフワで柔らかく、思いの外脚を取られました。広場の少し先からは強風が吹き荒れ、上部に行くにつれてトレースは風で掻き消され、ホワイトアウトも相まってトレースされた場所が不明瞭になりました。膝〜胸丈に迫る深雪をラッセルしてルート工作しながら登り、15:39焼岳南峰に到着。
気温は-14℃。風速は常時10m/s以上吹き、飛雪が襲い掛かります。
終始ガスに覆われて虚無感を感じ、時折ガスが抜けて広がる景色に一喜一憂しながら、何とか夕照の時間にはガスが取れるよう祈り続けました。
すると、日の入り30分前頃から急速に雲が取れ始め、雲を纏った霞沢岳が姿を現しました。さらに、押し寄せる雲の波に呑まれるような迫力ある錫杖岳が現れ、辺りを見渡すと一面にびっしりと付いたエビの尻尾の造形が斜光に照らされて美しく輝いていました。
穂高連峰や笠ヶ岳は終始雲の中に隠れて見えませんでした。
快晴の日の登山ももちろん良いのですが、ガスが取れる瞬間は雲の躍動を感じ、雲を纏った山の迫力ある姿を撮影出来るのでとても気に入っています。
日没後も空のグラデーションや高山の夜景を楽しみ、17:23下山開始しました。
下りも広場までは脚を取られる箇所が多かったですが、順調に下り、18:53中の湯温泉旅館に到着。さわんど温泉ともしびで冷え切った身体を温め、帰宅しました。
穂高の夕焼けは見られませんでしたが、雲が織りなす素敵な景色に出会う事が出来ました。

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