高川山・岩殿山


- GPS
- 05:25
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 999m
- 下り
- 1,135m
コースタイム
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 5:25
天候 | 快晴(本当に雲一つなし) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路)JR中央線「猿橋」駅 |
写真
感想
天気が良い3連休。もっとも風がなくて、登山に向いているのが24日の月曜日。ここのところ山から遠ざかっていたので、あまりきつくなくて眺めの良いところを探していました。
そうだ、コンプリートまであと少しの、秀麗富嶽十二景で登っていないところ!
高川山&岩殿山に決定。さすがに、どちらも1日で向かうのは短すぎる山行きになってしまうため未登頂。今日は晴天は約束されているし、足慣らしには絶好と考えました。
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初狩駅に到着すると、登山客が他にも数人。たぶん滝子山に行く人の方がメジャーかな?滝子山は先月行きましたが、標高差もあり、ちょっとハード。皆さん頑張りますね。
ひとりで反対側の高川山へ向かいます。案内標識が充実しており、登山口までは迷うところはありません。ただし、この日は放射冷却もあり、かなり冷え起こんでいたようで、なかなか体が暖まりません。手袋をした指先が冷たいままだし、フリースを着ていても汗をかきません。北面を登るので、日差しの応援もなく、寒さがひとしきり。
登山口からは一気に稜線へ。寒さもあり、とりあえずガツガツ登ります。今日は距離も短いしね。男坂・女坂の分岐では、距離の短そうな男坂を選択。男坂といっても、岩場や危ない箇所はありませんでした。再び女坂経由のコースと合流する手前で、富士山登場。すっごくきれいに見えます。
合流点から15分ほどで、山頂に。山頂には先客が1名。大きなカメラを構えていました。その方曰く「秀麗富嶽十二景のうち、ここが一番好きなんです。」
確かにその言葉には納得しました。僕もすべてに登ったわけではありませんが、ここが一番だと思いました。高川山は決して高い山ではありませんが、河口湖方面へと広がる富士急の沿線が伸びており、手前に遮る山がありません。裾野まで見事に見える場所は十二景にないと思います。おまけに山頂は広く、休憩場所にも困りません。いつもは長距離を歩くため、一つの山頂にいる時間は数分なのですが、ここには長く滞在することとなりました。
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大月までは稜線を歩きますが、高川山山頂の案内板では「大月駅まで160分」。けっこう、長い道のりのようです。下りではざれた場所や急坂もあり、登り返しはわずかですが、ガツガツ歩いたことと、花粉症の影響で、足が前へ進みません。なので、次なる目標「むすび山」にはなかなか到着しません。両側に街を見下ろしながら歩く稜線から、左に中央高速道路の大月インターが見えたり、右奥にリニア実験線が見えたり、とアップダウンの対価としてはなかなかのもの。
むすび山からは岩殿山、百蔵山、扇山を眺めたあとは、すぐに登山口に降りられました。
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途中ですれ違った地元のご婦人方からは
「岩殿山って、まだ登れないんじゃなかったっけ」
という情報をいただいたので、大月駅の観光案内所へ。
「北側からの登山道は使えます。地図を差し上げましょうか?」
昭文社の地図が手元にあるため丁寧にお断りし、地図で登山口を確認。バス停でいうと「岩殿上」まで行けばよいんだな。
実際「岩殿上」BSまで行くと、そこの登山道からも山頂に行けません。さらにその先の「教習所前」バス停まで行く必要がありました。そこは、ちょうど大月駅から岩殿山をはさんだ反対側にある「畑倉登山口」。大きな山なら、ぐるっと裾野を半周するとなると相当な距離となりますが、岩殿山は急峻である反面、高さや大きさはそれほどでもないので、30分もかからずに畑倉登山口にたどり着きました。
畑倉登山口からの登山道は常に急斜面。高川山にガツガツ登ったことから、脚が使われていて、へとへと。30分以上かかって、岩殿山山頂に。富士山が見える展望台は少し西側に下ったところにありました。
ここからの眺めも予想以上で、高川山と比べてもそん色ありません。おまけにさっき登った高川山と、下ってきた稜線がはっきりと見えました。クサリ場などの、スリルは味わえませんが、岩殿山も一度登っておくべき山ですね。
帰りは大月ではなく、猿橋へ。元気があれば、百蔵山もというところだったのですが、この日はもうすでに足が残っておらず、猿橋駅で終点。途中、鬼の杖を見ることもできたので、満足な山旅となりました。
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