下仁田九峰四座 富士山・御嶽山・大山・稲含山
- GPS
- 07:15
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,276m
- 下り
- 1,273m
コースタイム
- 山行
- 9:26
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 9:38
*富士山、下仁田御嶽山はハイキング、稲含山は雪山ハイクなのですが、大山は一般登山道でなく、尾根上に急坂あり、迷いやすいと思われる枝尾根があり、ハイキングとしませんでした
天候 | 晴れ後時々雪後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口近くに駐車場があります 3〜4台駐車可能 【下仁田御嶽山】 ほたる公園駐車場に駐車 【大山】 「高倉」集落内のお宅のご好意で駐車させて頂きました 細い道なので駐車場所探しが大変かと思います 【稲含山】 高倉から下仁田市街に戻り、甘楽町から稲含神社に向かいました 県道46号線を離れると、道路に崩壊箇所、工事箇所があり、慎重に走行 茂垣峠に広い駐車スペースがあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
【富士山】 急坂、急斜面の巻道がありますが踏み跡は明瞭 【下仁田御嶽山】 踏み跡は明瞭、急坂がありますが登山道は良く整備されています 【大山】 取付きから踏み跡は不明瞭で、ほぼ直線状に登りました 登るにつれ、尾根が狭まり、急斜面になり 踏み跡を辿りやすくなりますが、滑落注意です 急斜面を下るのが嫌で、尾根伝いに林道を目指しましたが 尾根上も急坂あり、枝尾根もあるので、道迷いに注意です 林道が交錯しているので、尾根を外さずに進んだ方が良いと思います 【稲含山】 登山道は良く整備されています 昼頃降った雪で、積雪3cm程ありました |
写真
感想
昨年暮れに下仁田九峰五座を歩いてから、
残りの四座をどうしても近いうちに歩きたいと思い続け
暖冬で、春の訪れもいつになく早そうな下仁田に出かけました。
未だ信州では硬い蕾の花々をあちこちで見られるのも楽しみの一つ。
前回は、車での移動をせずに、踏み跡も良く分からない山中を
散々うろうろしながら五座を巡り、心細くてたまらなかった故
今回は、ちょっと贅沢しすぎとの反省点も残りますが
四座全ての山の登山口へ車移動の計画です。
富士山は、登山口すぐ近くに駐車場があり、駐車に困りませんでした。
急坂でも、良く踏まれた道は歩き易く、滑落注意箇所に注意すれば
一時間程度で往復できる手軽な山です。
下仁田御嶽山も、前回最後に登ったほたる山で
登山口近くにほたる公園という広大な駐車場があるのを確認済み。
富士山より若干時間はかかるものの、川井山とは大違い、
良く踏まれた急坂は歩き易くて助かりました。
次に向かった大山は急坂を避け、尾根から往復する計画でした。
高倉集落内で、近くを散歩していらした方に先の道路状況を伺い
自分の運転ではとても無理と判断し、急遽、高倉からの登山に変更。
駐車場もお借り出来て助かりました。有難うございました。
谷間を縫う細道が続く稲含山への道は、駐車場所を探すのが大変です。
植林帯の中は獣道のような薄い踏み跡を辿りました。
登るに従い、自然林の急坂になってくると、尾根も狭まり
進む方向が絞られてきますが、同時にかなりの痩せ尾根の急斜面もあり
滑落の危険を感じ、下りに使うことにためらいが出てきました。
そこで最初の計画を思い出し、下山は尾根を伝って林道にと計画を変更。
尾根上は予想以上に、急坂あり、迷いそうになる枝尾根あり
地図では全く分からなかった緊張感が待っていました。
どうにか、地図にない作業道に降り、ほっとしたのも束の間、
今度はうかうか下り過ぎてしまい、引き返しました。
多少のアップダウンに耐え、尾根を最後まで外さずに歩くのが正解です。
舗装の林道に合流すると、俄かに雪が降りだし、
思わぬ猫の目天気にたじたじ、道路の崩壊を直視したりで
最後の稲含山へ行く気力が急速に萎えてきました。
幸いにも、最奥の民家に近づく頃から青空が見え始め
その空に励まされるようにして、稲含山登山口に向かいました。
高倉集落から、茂垣峠へ通じる道が通行可能なら
30分も掛からずに茂垣峠の稲含山登山口に到着できるのに
下仁田市街に戻り、甘楽町から茂垣峠に向かうと
一時間以上の時間がかかり、台風19号の爪痕の残る箇所も幾つかあって
慎重に車を運転しながら、四座を一日で登る難しさを実感しました。
茂垣峠の広い駐車スペースには当然、人影は全くなく
先程舞った雪で白々とした道に踏み跡も皆無。
心細くなりながらも、初志貫徹と雪を踏みしめて山頂に向かいました。
すっかり忘れていた稲含山の山頂からの大展望でしたけれど
山頂に立ち、改めてこの山の素晴らしさを実感でき、
気持ちが萎えながらも、足を延ばし、満足の山行になりました。
コメント
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本日荒船山に登ってきました、頂上は雪27日この近くの山に登られたのですね。
28日野伏ヶ岳、29日猿ケ馬場山に登りましたが、馬場山は前日の雪で重くラ
ッセル、足があがらくなり撤退も考えましたがなんとか制覇、1日休養をとり笈ヶ岳に挑戦と思いましたが、馬場山の積雪状況を考えると体力的に無理と判断、次回雪が圧雪時に再チャレンジします。
疲労もあるので、この近辺後3ヵ所登り、帰りに男鹿岳を登って帰還します。
荒船山も27日の昼間に降雪があったと思います。
5cm位残っていたでしょうか?
内山峠の登山口から登られたのだと思いますけれど、
群馬県側が切れ落ち、凍結時は神経を使う尾根道に続く岩場が、
結構緊張感を強いられる山だったのではないでしょうか?
でも、展望が素晴らしく、山頂とは思えない平坦道も素敵で
何度登っても、四季折々楽しめる山だと思います
翌日は野伏ヶ岳だとすると、長距離移動なさいましたね
猿ヶ馬場はそうでなくとも行程が長く辛い山、よく頑張られましたね
御無事で踏破、何よりです
笈ヶ岳は手強い山なので、テント泊で行きました。
日帰りとなると急坂で尾根に到達後も、尾根歩きが長く
無理せずの判断が大正解だったと思います。
実は知り合いも笈ヶ岳で道迷いし、捜索隊のお世話になっています。
例年ならゴールデンウィーク辺りが一番登りやすい残雪期の山なのですが
今年は小雪、踏み跡が頼りになる時期が安全でお薦めかと思います。
男鹿岳も残雪期の懐かしい山です
那須岳近辺の今年の残雪状況はどんなでしょうね
お気をつけて無事帰宅なさってください。
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