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記録ID: 2240519
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雪山ハイキング
北陸

タカマタギ

2020年02月24日(月) [日帰り]
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KadoJiro その他1人
GPS
--:--
距離
6.4km
登り
966m
下り
956m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
関越自動車道 谷川岳PA前泊。毛渡橋駐車スペース利用
前日の猛吹雪はおさまり、ちょっとだけ雪がチラつく中、5時24分毛渡橋を出発。
前日の猛吹雪はおさまり、ちょっとだけ雪がチラつく中、5時24分毛渡橋を出発。
林道を歩くこと約30分。取り付きのトレースが残っていました。どうみてもだだのヤブです
林道を歩くこと約30分。取り付きのトレースが残っていました。どうみてもだだのヤブです
すぐにトレースは消え、地形を確認しながらヤブを進みます
すぐにトレースは消え、地形を確認しながらヤブを進みます
ようやく尾根にでました。スノーシューでは歩きにくい
ようやく尾根にでました。スノーシューでは歩きにくい
6時40分、見上げると綺麗な空が広がっています。予報通りいい天気になりそうです
6時40分、見上げると綺麗な空が広がっています。予報通りいい天気になりそうです
今回リーダーのpopoさん。タカマタギ登頂は天候不良などに阻まれては数年越しの念願だとか。
今回リーダーのpopoさん。タカマタギ登頂は天候不良などに阻まれては数年越しの念願だとか。
ところどころトレースが残っていますが昨日の吹雪でほとんど消えていました。
ところどころトレースが残っていますが昨日の吹雪でほとんど消えていました。
バージンスノーは見ているぶんには気持ちいいのですが・・登るには大変です
バージンスノーは見ているぶんには気持ちいいのですが・・登るには大変です
今回、私の役割はラッセルです。深いし、上越の雪は重い・・
今回、私の役割はラッセルです。深いし、上越の雪は重い・・
雪はどんどん深く、斜度はどんどん急になっていきます。けっこういい汗かいてしまっています
雪はどんどん深く、斜度はどんどん急になっていきます。けっこういい汗かいてしまっています
でも天気がいいので癒されます。棒立山山頂は風が強そう・・雲の流れが速い
でも天気がいいので癒されます。棒立山山頂は風が強そう・・雲の流れが速い
この雪庇を越えたらしばらく稜線です。もう一息
この雪庇を越えたらしばらく稜線です。もう一息
popoさん。さすが登りなれています。ゆっくりでも、淡々と登ってきます
popoさん。さすが登りなれています。ゆっくりでも、淡々と登ってきます
稜線にでると目の前に棒立山。いい感じですが、噂通り急ですね
稜線にでると目の前に棒立山。いい感じですが、噂通り急ですね
しばらく細尾根を歩きます。雪が無いととても歩くのが大変だと思います
しばらく細尾根を歩きます。雪が無いととても歩くのが大変だと思います
雪庇に注意しながら登ります
雪庇に注意しながら登ります
標高が上がってくるとどんどん景色は素敵になります
2020年02月24日 08:50撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 8:50
標高が上がってくるとどんどん景色は素敵になります
斜度がかなり急になってきました。雪が柔らか過ぎて、私の体重では一歩で10センチ登るくらいにしないと崩れてしまいます。
体が軽く、登りなれているpopoさんは軽快に追い越していきます
2020年02月24日 09:11撮影 by  KeyMission 80, NIKON
2/24 9:11
斜度がかなり急になってきました。雪が柔らか過ぎて、私の体重では一歩で10センチ登るくらいにしないと崩れてしまいます。
体が軽く、登りなれているpopoさんは軽快に追い越していきます
振り返るとかなりジグザグ
2020年02月24日 09:31撮影 by  KeyMission 80, NIKON
2/24 9:31
振り返るとかなりジグザグ
気が付けばだいぶ景色が変わっていました
2020年02月24日 09:32撮影 by  KeyMission 80, NIKON
2/24 9:32
気が付けばだいぶ景色が変わっていました
汗をかきすぎないようゆっくり登ります
2020年02月24日 09:32撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 9:32
汗をかきすぎないようゆっくり登ります
それにして急だ。ちょっと恐怖すらかんじる
2020年02月24日 09:32撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 9:32
それにして急だ。ちょっと恐怖すらかんじる
頂上まであと少しで、締まっている斜面をみつけました。一気に直登します。
2020年02月24日 09:47撮影 by  KeyMission 80, NIKON
2/24 9:47
頂上まであと少しで、締まっている斜面をみつけました。一気に直登します。
振り返ると私を待っているpopoさんの上にきていました。寒い中すみません。お先です
2020年02月24日 09:47撮影 by  KeyMission 80, NIKON
2/24 9:47
振り返ると私を待っているpopoさんの上にきていました。寒い中すみません。お先です
9:47棒立山頂上。いきなりドーン!って感じのタカマタギ。綺麗な山ですが登山道がない藪山なので雪深い冬にしか登れません。
2020年02月24日 09:56撮影 by  KeyMission 80, NIKON
2/24 9:56
9:47棒立山頂上。いきなりドーン!って感じのタカマタギ。綺麗な山ですが登山道がない藪山なので雪深い冬にしか登れません。
反対側もドーン!たぶん大源太山
反対側もドーン!たぶん大源太山
棒立山の標高は1420mですが、けっこうな高度感です
棒立山の標高は1420mですが、けっこうな高度感です
とりあえず記念撮影
とりあえず記念撮影
すぐにタカマタギを目指します
すぐにタカマタギを目指します
稜線上の小ピーク越え。一度スノーシューを外す場面も
稜線上の小ピーク越え。一度スノーシューを外す場面も
快適な稜線です
快適とはいえ、それなりに急です
快適とはいえ、それなりに急です
だいぶ近づいてきました。
だいぶ近づいてきました。
思わずニヤけてしまういい天気
思わずニヤけてしまういい天気
しかし谷の斜面を見ると今にも雪崩が起きそう
しかし谷の斜面を見ると今にも雪崩が起きそう
こちらも・・
あと少し
トレースが残っていました
トレースが残っていました
トレースの沿ってクラックが発生していました。危険です
トレースの沿ってクラックが発生していました。危険です
できるだけクラックから離れて登ります
できるだけクラックから離れて登ります
胸ほどある段差を何度も突破しました
胸ほどある段差を何度も突破しました
11:09タカマタギ山頂
11:09タカマタギ山頂
1529mですが、すごく高い山に登った感じです
1529mですが、すごく高い山に登った感じです
popoさん。お疲れ様でした
popoさん。お疲れ様でした
谷川岳方面
本当は更に右奥の日白山まで行きたかったですが、雪がゆるんでくると雪崩が心配なので急いで帰ります
本当は更に右奥の日白山まで行きたかったですが、雪がゆるんでくると雪崩が心配なので急いで帰ります
慌てず、焦らず、急いで下ります
慌てず、焦らず、急いで下ります
クラックの脇をできるだけ離れて下ります
クラックの脇をできるだけ離れて下ります
雪崩危険エリアを抜けました。一安心
雪崩危険エリアを抜けました。一安心
棒立山からの急斜は懸垂下降しました
棒立山からの急斜は懸垂下降しました
標高1000mあたりまで下りてくるとだいぶ雪が締まってきていたのでスノーシューを外します
標高1000mあたりまで下りてくるとだいぶ雪が締まってきていたのでスノーシューを外します
登ってきたトレースがほとんど分からないほど雪解けがすすんでいました
登ってきたトレースがほとんど分からないほど雪解けがすすんでいました
鉄塔から先は作業道を下りてみることにしました
鉄塔から先は作業道を下りてみることにしました
藪はありませんがけっこう荒れています
藪はありませんがけっこう荒れています
沢に下りてきてしまいました。雪が深く、ツボ足ではほとんど進めません。スノーシューをまた履いて下りました
沢に下りてきてしまいました。雪が深く、ツボ足ではほとんど進めません。スノーシューをまた履いて下りました
ようやく林道までたどり着きました
ようやく林道までたどり着きました
鉄橋の向こうに土樽駅
鉄橋の向こうに土樽駅
15:34下山。思ったより下山に時間がかかりました。
15:34下山。思ったより下山に時間がかかりました。
今回の軌跡です

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー ザック アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ピッケル スリング×2 カラビナ×3 ゴーグル
共同装備
ロープ20m×1 ツェルト×1 コンロ

感想

今回はとても気持ちのいい冬山を堪能できましたが、2月下旬なのに、かなり雪が少ないように感じました。また融雪もすすんでいるようで、雪崩にもかなり注意が必要な状態でした。本来ならばクラックを発見した時点で撤収するべきだったとも思いますが、標高にしてあと50m程度だったこともあり、登頂したいという欲に負けてしまいました。次回来ることがあれば雪崩のこともよく学んだ上で、日白山まで足を延ばして長釣尾根で下山するルートを検討したいと思います。

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コメント

棒立山山頂でお会いした者です
KadoJiro様
popo様

Hanatareoyajiと申します。
棒立山の山頂ではタカマタギの斜面のコンディションについて情報をいただきまして、ありがとうございました。
クラックの箇所も確認しつつ、樹林帯の縁に入り込む感じで進めば行けそうと判断して先まで縦走しました。たまたま行けたとも言えるので、これからも油断しないように雪の状態をチェックしながら雪山を楽しみたいと思います。
また、直接言えなかったのですが、あらためて当日のトレースのお礼を申し上げます。
2020/3/3 19:00
Re: 棒立山山頂でお会いした者です
Hanatareoyaji様
返信が遅くなり申し訳ありません。コメント頂いていたことに本日ようやく気付きました。
正直、クラックの脇を通るのは私も恐怖を感じました。同じようにできるだけ樹林帯ギリギリを歩きましたが、たまたま無事に帰ることができたとも言えます。頂上を目前にしてなかなか勇気ある退却はできませんでした。
でもトレースがお役に立てたのは嬉しい限りです。苦労した甲斐がありました。
2020/3/29 0:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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