白山釈迦岳 雨は雪に変わって…
- GPS
- 11:37
- 距離
- 39.3km
- 登り
- 2,052m
- 下り
- 2,038m
コースタイム
天候 | 雨のち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白山公園線は三ツ谷手前まで自転車が使えた。 釈迦岳の登山口までの林道は雪が繋がっている。 登山口から1150mまで雪は切れ切れなので担いで登る。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋(ガイド 防寒テムレス)
インナー手袋
予備手袋(防寒テムレス インナー手袋)
防寒着(化繊ダウン)
バラクラバ(厚手 薄手)
毛帽子
ブーツ
ザック
ビーコン(電池確認)
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備ヘッドランプ
予備電池(スマホ用モバイルバッテリー 単3 単4) GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
細引き×2
ビニールテープ
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ウィペット
ナイフ
カメラ
スキー板
シール
シールワックス
スクレイパー
クトー
ヘルメット
ココヘリ
水500ml
ホット紅茶500ml
アイゼン
ロールペーパー
スリング(120mm 60mm)
カラビナ2枚
安全環付き2枚
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感想
雨でも水曜友の会。白山釈迦岳はどう?と提案され、スキーでは登ったり、滑ったことはなかったので、行きましょう!ということに。細板とファットをどちらにしようか迷ったが、上は降雪があるだろうし、ラッセルもあるかもしれないのでファットにした。
自宅を出る時には小雨、まあこれならまだ我慢できる範囲、道の駅瀬女からだんだん土砂降りになってきた…自然とアクセルも緩んでくる。一人なら引き返している状況だ、というか家からも出ていないかもしれない…。ゲート前、車の中で出来るだけ支度していると先生到着。もう行くしかない、と思うと少しモチは回復。幾分雨は弱まり、自転車で出発する。先週の土曜日には残っていた雪がもうすっかりなくなり、快適に自転車を漕いでいく。
百万貫岩前まで余裕、ここから雪は増えるかなと思っていたが、まだまだいける。発電所を過ぎ、三ツ谷の手前で雪が覆いだしてきた。一旦デポしたけど、しばらく行くとまた切れているので自転車を取りに行き、デポし直し。もう市ノ瀬まで自転車でいける日は近い。
六万橋から雪は切れ、板を持って歩く。別当と釈迦岳新道の分岐あたりまでのショートカットは賞味期限切れかけなので苦労した。おまけにシールトラブルでもたついてしまい、先生と離れてしまった…。林道の隧道で少しメンテナンスしていると、登山口付近に先生のライトが見えた。止まると寒いので一旦登山口を過ぎ、引き返してこられたタイミングで登山口で合流した。
登山口付近は雪が切れているのでシートラで登る。しばらくは切れ切れだけどだんだん繋がり、1100mあたりからスキーハイクに換装。気温はどんどん低くなり、汗と雨でインナーは濡れていたので寒かった。雪に変わってきて、降りは激しくないので乾くかと思ったが、乾かなかったので途中、インナーは着替え、ダウンを着こみ、手袋も変えた。今日は着替えと予備のグローブ多めに持ってきておいてよかった。
釈迦新道は大きなブナの木が群生していて、いかにも森!という感じで着雪もありとても雰囲気が良かった。ここしばらく釈迦新道は通行止めで無雪期にも歩いていないので忘れかけていたが、ここも癒しの森なのだ。しかし気温が低くなってくると今度はスキーの下駄に苦しんだ。何度か板を外しスクレパーで削ったりしたが、しばらくは下駄と格闘し、体力アップになった。
1850mを過ぎると木立も低くなって、視界が効かなくなってきた。釈迦岳前峰はトラバースして鞍部に出て、そのままピークに進む。無雪期には藪で覆われているので行ったことがなかったのでピークを踏むのは初だった。視界はないのですぐに滑走準備。しばらくは氷化斜面もあるので慎重に滑り、トラバース気味に進んで後は落ちていくだけ。ほどよいパウダーで、開けた斜面、さらにブナの大木のツリーランと最高の滑りを楽しむことが出来た。雨でテンションはガタ落ちだったが、一気にMAXまで達してしまった。山は来てみないとわからない…である。
1300mあたりから、雪は重くなってきた。雪が切れだしたところでシートラに換装し、林道に合流。行きは雨だったけど、帰りはこの辺りも雪に変わっていた。市ノ瀬あたりまで来ると雨に変わり、自転車まで来ると後は早い。自転車でアクセスが出来ると白山は一気に近くなる。ゲートに着くころにはまたずぶ濡れになってしまったが、もう帰るだけなので問題ない。
雪不足で雨という状況で白山釈迦岳という選択はドンピシャだった。経験豊富な先生の引き出しの多さにただただ敬服するしかない。雨でも十分楽しめました!
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