湯ノ又沢右俣 ガンジャ(ガニ沢)の白くて長〜いナメを満喫 !
- GPS
- 05:48
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 447m
- 下り
- 447m
コースタイム
08:55 ガニ沢入渓
09:02 F1
あとはホトンド綺麗で長〜いナメ !
10:02 出合い 右俣へ
10:16 出合い 左俣へ
その後は枝沢が数か所ありますが、地形図を見ながら登り詰める
11:30 濃いめの藪に突入
11:39 登山道に出る
11:40 高松岳・虎毛山縦走路分岐点
昼食・休憩
12:26 登山道を使って下山開始
12:53 登山道の渡渉地点より沢に入って下山開始
14:05 F1
懸垂下降の練習
14:33 F1上部より登山道を使って下山開始
14:38 湯ノ又ガンジャ口駐車スペース到着
注)このコースタイムは、かなりノンビリ歩いた結果です。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
4〜5台程度は駐車可能です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山ポストはありませんので、各自それなりの対処が必要となります。 ※ 地図上では湯ノ又温泉跡地付近までしか道路はありませんが、今回の入山地点及び、その先へも林道は続いていました。 ※ ネットを検索していて、 「湯の又地区より高松岳登山道へ入山できません。(森林管理局での伐採作業のため)」 との内容を目にしましたが、既に作業は終わっていたようで、それらしい雰囲気はありませんでした。 ※ 入山地点及び、登山口周辺にはトイレはありません。 また、国道108号線周辺にもコンビニは近くにはありませんので、 用事がある人は事前に立ち寄ってから登山口に向かって下さい。 ※ 今回は尾根に詰め上がってからの下りの一部で、登山道を使って下山しましたが、 登山道は程良い刈り払いがされていました。 ※ 登山道の尾根上の分岐点の様子では、高松岳と虎毛山の縦走ルートも刈り払いがされているようでした。 ※ 今回のルートはなだらかなナメ歩きの楽な沢歩きでしたが、 あくまでも沢を通った山行ですので、地形図とコンパスは必携だと思います。 ※ 今回の下山後の温泉は、秋の宮温泉の「稲住温泉」を利用しました。 日帰り入浴料 大人500円 シャンプー・ボディーソープの備付あり http://www.inazumi.co.jp/ 下記のHPで秋の宮温泉全体の情報を知る事ができます。 http://www.akinomiyaonsen.jp/ ※ 湯ノ又温泉は廃業しており、建物などは全て取壊して更地になっているそうです。 |
写真
感想
連休最終日
しゅんちゃんも来ていることだしドッカへ行こう!!
普通に登山でも本当によかったのだけれど(笑)
どうせだったら先月に初沢デビューした事だし
難易度の低い「沢歩き」がしたい!!
今回の課題は・・・
モンベルのサワーシューズとインナーシャツ
あとは・・・メット(笑)
さて!どこにしよう!!
沢なら無数にあるけれど、その中で私のレベルでも歩ける沢
あれこれ探しているとしゅんちゃんからガンジャの提案が
添付してくれたHPを覗いてみる
うん!!ココなら大丈夫!!
ず〜〜〜〜〜っと続くナメ歩いて見たい!!
ってことで決定しました
さてさて
いざ入渓
歩き始めは・・・やっぱり沢なんだなぁって感じでしたが
ほんのちょっとでナメが始まり・・・
ず〜〜〜〜とナメ(笑)
白く輝くナメに心も踊り足元のフェルトもピタピタといい感じ
う〜ん!こりゃいいわぁぁぁ(#^.^#)
9月半ばなのに下界は真夏日
もちろんそれほど標高の高くないこの沢もかなりの気温
正直言うともう少し水を浴びて涼みたかったな(笑)
ナメが続いている間はずっと間違えようも無い感じですが
これも練習のうち!経験のうち!と地形図で確認しながら登る
上流に行くに従い沢幅も狭くなり流木潅木
だんだんヤブもうるさくなってくる
いよいよ源頭部
方角は?間違っていない??
それまで先行させてもらっていたが笹薮に入ったとたんに
自分の足が遅くなるのが分かる
疲れてきているのもあるが、気分的なものもあるようだ
先頭を替わってもらい密度の高い笹薮へ
う〜ん!さすが藪慣れしてるなぁ(笑)
そんなこんなでヒョイッと登山道へ上がる
目標としていた地点とほぼドンピシャ
きれいに刈り払いされている登山道にでると感動するね(^ω^)
昼食後しばらく登山道を下るがフェルトでの下りは緊張する
やっぱり藪漕ぎや登山道下りを考えると履き替えるのが得策か
沢に出て再び白いナメを下る
緩い傾斜なのだけれども下りはやっぱりよく滑る
ナメの情景は登りよりも下りのほうが素晴らしい
ほぼ終わりに近付き最後の滝
ここで懸垂の練習を
カラビナを使っての懸垂や持ち手を変えての懸垂など
そして事件がおきた!!
私が懸垂で下降ししゅんちゃんがフリーで登る
ふと振り返ると・・・・そこに今使っているロープとは違う色のロープが??
ん?動いてる?流されてるのか??
いやいや!!泳いでるではないか!!!\(◎o◎)/!
さすがに2mも離れていない所で1m近くのヤマカガシが泳いでいると
冷静さを失いかける
できるだけ波を立てないように動きやすい浅瀬に移動
しばらくいったりきたりしていたヤマカガシだが・・・
なんとか下流へ泳いで行ってくれた
うーん、こっから先は登山道でおりよう!
二人とも同意見ですたすた下っていった(笑)
沢としてはとてもノンビリとゆったりとした沢でしたが
いろいろと勉強になった山行となりました
前日とあわせての丸々2日間、忙しい中有難うございました
またヨロシクお願いしますね
三連休の最終日、前日は鳥海山のマイナー登山ルートの下調べ(記録は下記)。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-225144.html
それだけで三連休を終わらせるのはもったいない (笑)
そこで考えたのが今回の沢歩き計画でした。
一般の登山でもよかったのですが、みのちゃんはコソコソとモンベルのサワーシューズを買ったようだし、
私は試行錯誤でフェルトスパイク底の沢タビを作ってみたしで、お互いその試運転をしたくてたまらなかったのが本音でした (笑)
色々とアッチコッチの沢を調べてみましたが、やはりコノ二人なのでそれなりの沢には不安があります。
できるだけ楽な沢 (爆)、そう思いながらネットを探していたら今回の沢が見つかりました !
素晴らしく長いナメが続くようですが、それらしい滝の画像が出てきません。
これは調子が良さそうで、楽な沢歩きができそうな予感でした。
いよいよ当日の朝になり、期待に胸を膨らませて車を登山口に向けて走らせますが、
なんか伐採作業で通行止めになっているような事も聞いていたので、少しの不安も抱えて進んでいきました。
しかし、そんな大きな作業の雰囲気はなく、アッサリ登山口まで到着してしまいました。
チャッチャと準備を済ませ、意気揚々と歩き出すとすぐに沢に出ましたが・・・・・
出だしの雰囲気がイマイチそそらない。。。。。(爆)
そう思いながらもしかたなく歩き出すと、ほどなくナメの滝っぽいのがお出まし。
フリーで十分登れるのでスタコラ登って進みました。
そこからはもう!ずーっと、かなり上流まで、白いナメがずずずぅぃ〜〜〜〜〜っと!
ま、途中で何度か切れる事はありますが (笑) でも基本的にはナメ床の沢が延々と続いていました。
この日は天気も良く、そのため体は火照るし汗もダラダラ (;^ω^)
いつもの沢登りだと、釜に入ったりシャワーを浴びたりするので体を冷やせるんですが、ここはそれができませんでした。
せいぜい股下の深みを見つけてチャポン ! (笑)
貴重な深みを見つけては浸かりながら歩く、そうしながら白くきれいなナメを気持ちよく歩いていきました。
本当に白くてきれいなナメの連続でしたし、その表面にはシマシマの模様が入っている所があり、「名付けて 白虎の沢」と言った感じです。
これが虎毛沢の方はもっと見事な縞模様だとの事です、行ってみたいですねぇ〜。
そんなナメも、さすがに上流に詰め上がって行くと幅も狭くなり、水量も乏しくなっていき、徐々に姿を消していきました。
そこからは地形図とにらめっこで、目標は登山道の分岐点を目指して詰め上がりました。
完全に沢の水が無くなって周りの尾根も低くなり、そろそろ詰め上がる雰囲気が感じられたところで藪に突入!
最初は軽い密度の藪だったので楽に進む事ができましたが、あと少し!と言うところでナカナカの密度になりました。
それまでは みのちゃんに先頭を歩いてもらっていましたが、疲れが見えたので先頭を交代してムリムリと進み、ヒョッイっと登山道に出ることができました。
登山道に出て分岐を目指して歩き出すと、ほんの10mも歩かないような所に分岐の標柱がありました。
絶妙のルートファインディングに二人で感激!
その後は高松岳に向かうこともなく、その場に座り込んで昼食 (笑)
今回はこれで十分なんです、別にピークを踏まなくても満足の詰め上がりでした。
昼食後は登山道を使って途中まで下り、登山道が沢を横切る所から再度沢に入って下りていくと、ここの沢は下りの方が景色がいいのがわかりました。
綺麗なナメがズ〜ット眼下に見えるんです ! 最高ですよ〜
そうやってナメを楽しみ、唯一の滝っぽいナメの所にやってきました。
そこで懸垂下降の練習開始 !
カラビナで下りる方法や、持ち手を逆にするなど、やっておいた方がいつか役に立つ事を みのちゃんにも経験させてあげたかったんです。
下りはロープを使って懸垂下降し、登りはヒョイヒョイとフリーで登る (笑)
それを二人で何度か繰り返し、そろそろ帰ろうと思ったところで事件発生 !!!!!
私がロープの支点を外す準備を上でしていたら、下にいる みのちゃんが「今は下りてこない方がいいよ〜」と言いました。
こりゃ大きなカエルでも出たかな?と思って「何か出たな?なに?」と聞くと「ヘビ」との事。
滝の上から見ると赤い縞模様の綺麗なヤマカガシが悠々と泳いでいました (爆)
爬虫類は全般的に思いっきり苦手な私ですが、滝の上から見ている安心感からか、今回は叫ばずに見ている事ができました (笑)
いやー上手に泳ぐもんですね、みのちゃんの前を往ったり来たりしながら最後は下流の方へ泳いで行きました。
それを見て私達の進路を急遽変更〜! (爆)
幸い滝の少し上に登山道があったので、ちょいと斜面を登って登山道で帰る事にしました。
だってねぇー、もうヘビには会いたくないもーん (^^ゞ
ま、歩いてみたらホンのチョビットの距離でしたが、私は絶対にヘビの後は追いたくはなかったのぉー。
こんな感じのユルユル沢登りでしたが、素晴らしいナメで最高でした。
また、二人でノンビリ楽しく歩く事ができてよかったと思います。
コメント
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とても綺麗に写真に撮れていますねぇ
私も今年、ヤマカガシに続けて数回遭ってししまいました
ほんとキレイに撮ってますよね
目の前をウロチョロされてる時に
5〜6枚撮ったみたいですよ
動画にしなかったことを悔やんでましたよ
みのちゃんがね
私は一人、滝の上でおっかなびっくり見てただけです
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