【八ヶ岳:野辺山高原】 平沢山と飯盛山
- GPS
- 04:30
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 373m
- 下り
- 571m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
清里駐車場: 80台くらい |
コース状況/ 危険箇所等 |
【獅子岩P〜飯盛山】 ・登りだしにやや急坂があるが全体的に歩き安い ・樹林帯の中の登山道で開けたところが平沢山と飯盛山の分岐 ・その分岐から平沢山山頂のピストンが急坂 ・平沢山の下りから飯盛山を正面に見て左に登った地点に「見晴らし」(展望) ・飯盛山山頂は広くは無い ※ランチは「見晴らし」か平沢山頂がオススメ 【飯盛山〜清里P】 ・道幅も広く整備された登山道 ・途中案内板の分岐点で手書きの(近道へ)の方向が正解 今回はそれを信用しきれずに整備されている(清里方面)へ進むと、 平沢第一配水場のところで車道に出て、そのまま清里駐車場まで、 一時間ほど車道を歩くことになる。 |
写真
感想
夏休みを利用して久々の二泊三日の家族旅行。
この夏、地区予選敗退とともに高校野球引退となり、
来春大学受験の次男坊のリクエストで、八ヶ岳の大学寮へ。
東京生まれ、東京育ち、帰省する田舎が無い我が家にとって、
子供たちが幼い頃から毎年のように利用しているこの大学寮は、
我が家にとっては帰省地の様なもの、
3年前、長男が高校球児引退の時も、長男のリクエストで
この地を家族で訪れていた。
今回の飯盛山登山は私と次男の二人、
家内と長男は清里周辺へショッピングと、二手に分かれての行動。
長男の運転で、平沢峠獅子岩駐車場まで送ってもらい、
そこの近くの登山口から飯盛山を目指すことにして、
下山後の合流は国道141号線沿いにある清里駐車場とした。
次男は小学校の林間学校で飯盛山登山を経験している思い出の地である。
大学寮で作って貰った弁当を持参して、次男の記憶だよりの案内で登り始めた。
夏休みということもあり、家族連れ、中高生のグループと人出も多く、
獅子岩からの登山道は賑わっていた。
駐車場から道を挟んだ登山道入口からは、やや急坂をしばらく登る。
その後、左手に野辺山方面の景色を眺めながら樹林帯の中を進む、
国立天文台の大きなパラボナアンテナも見える。スキー場も見える。
30分ほど登ってくると、動物防護ゲートのある地点に着く。
このゲートを潜り抜けると、いきなり眺望がひらける。
目の前に形の良い飯盛山、右手に八ヶ岳が一望出来る。
ここで小休止、飯盛山山頂付近に多くの登山者が居るのが見える。
ほとんどのひとの流れは、目の前の飯盛山へ目指してる。
次男と私は、そこから少し進んだところにある別の動物防護ゲートを
再び潜りぬけ、先ずは平沢山を目指すことにした。
平沢山までは直線的な急登を攀じ登る形になる。
平沢山の方が飯盛山より標高が高く、本日の最高地点となる。
山頂には誰もおらず、広々としたした山頂に、
次男と二人のみでとても静かで、眺めもよく、とても良い場所であった。
平沢山をピストンで先ほどのゲートまで降りて、さらに左手に進み、
今度は「見晴らし」を目指して再び登り始める。
「見晴らし」は、北側の野辺山方面は樹林で眺望が遮られているが、
目の前の南に飯盛山、その左手奥の東南上方に富士山、
西に八ヶ岳が一望出来、素晴らしいパノラマ展望台となっている。
ここも我々二人しかおらず、広場となっているので、
ランチの場所としては最高なポイントである。
早速、弁当を広げランチタイムとして、大休憩。
ちょうど、我々のランチが終わる頃に、年配の三人連れの登山者が登って来て、
其々が持ち寄った食料を広げて、楽しげなランチタイムが始まった。
我々はそこをあとにして、目の前にある飯盛山を目指した。
飯盛山山頂は、大勢の人で賑わっていた。
ただし、山頂はそれほど広くは無く、ランチをとっている人も
多かったのだが皆窮屈そう。
山頂の標識付近でもお食事中で、写真も思う様に撮れない状態であった。
それでも何枚か記念撮影をして、早々にあとにした。
飯盛山は形も美しいので有名になっているが、
平沢山山頂や「見晴らし」のほうが長く寛ぐには好ポイントである。
飯盛山からの下りのコースは、道幅も広く整備され、
景色もよく、気持ち良く歩ける。
20分ほど下ると分岐点が案内板、標識のあるところに出る。
ここで小休止しながら分岐方向検討。
板に手書きで「千ヶ滝・清里方面近道」と鬱蒼とした樹林の下り道を指している。
もう一方は、ちゃんとした標識で「清里」とあり、二人で思案。
近道では無い方が、明るく開けて歩きやすそうであるので、そちらを進む。
程よい傾斜で確かに歩き安く、草花が明るく輝き、気持ちの良い道であった。
20分ほど気持ち良く進み、こちらの選択で正解であると、
確信しようと思った途端、車道に出てしまった。
そこからは、歩道の無いくねくねとS字に長く続く車道を
車に気を付けながら、ただひたすらに歩くことになった。
写真も撮る気力も失せてきたのでバックに仕舞い込み、
一時間ほどのアップダウンのある車道をヘロヘロになって、
清里駐車場を目指して歩いた。
駐車場に着くと、少し前にショッピングで清里の街を散策して
戻っていた家内と長男の二人と合流し、
ソフトクリームを食べに4人で清泉寮へ向かった。
後半、やや疲れたが、天気にも恵まれ、最高の景色、
美しい草花を見ることが出来、とても楽しい山行であった。
草花の写真もたくさん撮ってきたので、
花の名前を調べて、追加でアップするつもりである。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する