古稀の記念に山梨県の竜ヶ岳&雨ヶ岳に登り富士山を仰ぐ!!
- GPS
- 07:44
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,134m
- 下り
- 1,134m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
キャンプ場のトイレは、使えないため、手前の公衆トイレを利用してくださいとの張り紙があった。 登山路は、竜ヶ岳&雨ヶ岳ともに1100m以上には、残雪が残っており、急登の場所は、滑りやすいので軽アイゼン等の滑り止めがあると安心して登れそうだ。また、朝方は、凍結しているがm日が当たり始めると凍結箇所が緩んできて泥濘箇所も出てくるので、スパッツをつけて登るのが好ましい。 また、下りは特に滑りやすいので、注意して歩きたい。泥濘箇所や木の根等によるスリップの危険性があるが、それ以外は、危険個所はない。 竜ヶ岳&雨ヶ岳の山頂は数僂了沈磴ある。また、稜線上は、風が強くなるので、低体温症に注意が必要。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
軽アイゼン
ツエルト
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感想
3/17は、私の誕生日、今年は70歳(古稀)の区切りだったので、天気予報とにらめっこして富士山が間近でみられる山梨百名山の竜ヶ岳と雨ヶ岳に登ることにした。
天気予報では、午前中はてんきとくらしでAランクとなっており、身延町の天気は晴れの予報だった。午前中に登るため、3時半に自宅を出て中央高速で竜ヶ岳の登山口となる本栖湖登山口を目指した。本栖湖畔の駐車場に5時半過ぎに着いた。空には、半月と星が出ており、この時点では、予報が当たったと思っていた。
5:42に駐車場を出発。この頃には、へッデンもいらない明るさになっていた。御坂山地の山も綺麗に見えており、富士山も綺麗に見えていた。
竜ヶ岳への登山路は、いきなりの急登!! 気温が氷点下7度で登山路はカチカチに凍っており、登山路脇には長い霜柱がザクザク伸びていた。1200m辺りから雪道の登山路となり、木の根で滑らないように気を付けてツボ足で登って行った。太陽が出てから、明けがたは雲一つない空に雲が湧き出し、富士山や御坂山塊の山々にもガスがかかり始めた。一方、北方の空は、青空が拡がっており、八ヶ岳や南アルプスの峰々に朝日が当たり光り輝いていた。竜ヶ岳への登山路は、樹林帯の中を登っている間は、風が遮られているが、尾根筋にでると、朝霧高原から吹き上げてくる風が強くなり、体温を奪われるので、注意が必要だ。予報でも、午後から風が強くなるとなっていたが、7時頃から雲が広がり太陽の光が無くなったため、より寒さが厳しかった。笹原の中の登山路を進み、7:31に竜ヶ岳山頂に到達した。しかし、期待していた富士山は、裾野から山頂まですっぽりとガスに覆われており、また来いよと言っているようだった。一方、北側と北西側の空は、雲一つなく晴れ渡り、八ヶ岳や南アルプスの峰々が朝陽を浴びて輝いていた。南アルプスの山々が完璧に見えたので、これで良しとし、寒いため、次の目標の雨ヶ岳をめざした。途中で1名の方とスライドしたが、この日、出会ったのは、この方だけだった。
端足峠(はしたとうげ)まで大きく下り、ここから雨ヶ岳へは、直線的な登りとなった。登山路には、雪があり、滑りやすく、ツボ足で登るのに難儀したが、なんとか9:47に雨ヶ岳山頂に到達した。竜ヶ岳では富士山が全く見えなかったため、雨ヶ岳もダメかと思っていたところ、山頂直下まで登ると、富士山の山頂が見えだした。ガスの動きが速く、見えなくなったり見えたりの状況だったが、待望の富士山の雄姿を拝むことが出来、雨ヶ岳まで足を延ばして良かったと思った。雨ヶ岳山頂で写真を撮りながら、昼食休憩をとった。貸し切り状態の山頂で40分程過ごし、後ろ髪をひかれる思いで下山の途に就いた。下りでは、今回新たに購入した軽アイゼンの効果を確かめるため、途中から軽アイゼンを履いて下ったが、効果はバッチリだった。これは強力な武器になりそうだ。
11:58に端足峠に着き、ここから本栖湖畔沿いの道路目指してジグザグの登山路を下った。その後、湖畔沿いの道路を歩いて13:27に駐車場に帰着した。午後になったら、天候が変わり、富士山にかかっていた雲が晴れ、鳴沢の道の駅に立ち寄ったところ、雲一つない富士山がその雄姿を見せていた。
今日は、古稀の記念登山で竜ヶ岳&雨ヶ岳に登ることが出来、雪山ハイキングを楽しむことができ、また、南アルプスや富士山の眺望を楽しむことが出来、有意義な登山となった。この次は、毛無山に登りたい!!
古希とは書きますが、まだまだ10年以上がんばれるお歳ですので 通過点ですね。続けていれば基礎体力は維持できると信じています。85歳で槍ヶ岳に登ってこられた方がいらっしゃいましたので まだまだwww。
私も後3年で古希 なかなか思うようにはいきませんが まだ野望だけは大きいですwww。お互いがんばりましょう。
それにしても 富士山はきれいで偉大なる存在ですね。やはり 日本一、日本人の心の拠り所なんでしょう。
いつもコメントをお寄せいただき、ありがとうございます。早いもので古稀を迎えましたが、私のお手本のT大先輩は、依然としてガンガン山登りを続けておられるので、先輩を見習って、山歩きを続けていきたいと思っております。
最近、山梨県〜静岡県の山歩きに興味があります。山梨県&静岡県にまたがる富士山は、どこからでも見える偉大な山ですね。これからも、富士山Viewを楽しんでいきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
追記 昨日若き頃よりの山友達と焼津市の満観峰と清水港近くの浜石岳に行ってきました。心臓の手術をして大きな山登りができなくなった友のリハビリを兼ねて様子見に登りました。(ほとんど車ですがwww)どちらも富士山と太平洋、駿河湾が一望できる大パノラマが楽しめる山です。また 今後の計画に入れておいてください!!
mmakiraさん、 満観峰と浜石岳は、共に富士山Viewで有名な山なんですね。富士山と太平洋、駿河湾の眺望を楽しむために、機会を作って歩いてみたいなと思います。情報ありがとうございました。
雪の古希登山楽しそうですね、35番の雨ケ岳からの富士山でしょか、拡大してみたら山頂から右側に下る深く暗い溝が大沢(崩れ)ですね。その両岸がバリルートになっていて、右岸稜(左側)の上部の岩場がよく見えます、2017年6月に苦労した記憶や、中央付近に一筋に延びる七太郎尾根は翌2018年9月にヘロヘロになって登った記憶が懐かしく戻りました。
健康に感謝して長く続けたいものです。
mayuyuriさん、 コメントありがとうございました。
富士山の大沢崩れの両岸の山行のお話は、聞かせていただいただけでも大変な山行だったんだなと思っておりました。富士山の優美な姿を期待する立場としては、大沢崩れの山体崩壊がこれ以上進まないで欲しいものです。
今後もご指導の程、よろしくお願いします。
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