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記録ID: 2288580
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

【近江百山】大吉寺の遺構が残る天吉寺山

2020年04月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:50
距離
5.5km
登り
661m
下り
655m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:33
休憩
0:16
合計
2:49
6:48
5
6:53
6:54
43
7:37
7:39
26
8:05
8:08
26
P780
8:34
8:44
50
9:34
9:34
3
9:37
天吉寺駐車場
天候 くもりときどき晴れときどき小雨
過去天気図(気象庁) 2020年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 岐阜市内から県道53号線、広域農道、そして県道264号線で長浜市(旧浅井町)の野瀬町へ。大吉寺への案内板に沿って進みます。野瀬町の集落の中はとても道が狭いので、大きなクルマは気をつかいます(はじめは道が合っているのか不安でした)。
大吉寺の参道前に5〜6台ほどの駐車スペースがあります。
トイレはないので、ちょっと遠くなりますが、道の駅「浅井三姉妹の郷」を利用をオススメします。
コース状況/
危険箇所等
分県登山ガイドに掲載されている山ですが、一般向ではないです。
完全なバリエーションルートとまではいかないですが、地図、コンパスそしてGPSがあった方がいいですね。
 大吉寺の駐車場。苔むした参道を進みます。
 この先山門の近くまで車道が続いていますが、ここに停めるのが賢明ですね。
2020年04月05日 06:47撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1
4/5 6:47
 大吉寺の駐車場。苔むした参道を進みます。
 この先山門の近くまで車道が続いていますが、ここに停めるのが賢明ですね。
 参道です。趣きのある空間でした。
2020年04月05日 06:48撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/5 6:48
 参道です。趣きのある空間でした。
 大吉寺の山門。
2020年04月05日 06:55撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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 大吉寺の山門。
 かつては山一体に数多くの建物があったそうですが、今はこの本堂のみです。
2020年04月05日 06:53撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/5 6:53
 かつては山一体に数多くの建物があったそうですが、今はこの本堂のみです。
 貞觀(じょうがん)の瀧と丸太橋。
 丸太橋はいかにも滑り落ちる感じだったので、別のところで、徒渉しました。
2020年04月05日 06:56撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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 貞觀(じょうがん)の瀧と丸太橋。
 丸太橋はいかにも滑り落ちる感じだったので、別のところで、徒渉しました。
 出だしは谷筋のガラガラの道です。増水時は危険です。
 またもっと気温が上がるといかにもヒルが出そうな雰囲気です。
2020年04月05日 07:00撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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 出だしは谷筋のガラガラの道です。増水時は危険です。
 またもっと気温が上がるといかにもヒルが出そうな雰囲気です。
 ところどころに、こんな標識が設置されています。
 石積は大吉寺の遺構でしょうか。
2020年04月05日 07:09撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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 ところどころに、こんな標識が設置されています。
 石積は大吉寺の遺構でしょうか。
 仁王門跡。
 この辺りから人工的に整地されたような跡が出てきます。
2020年04月05日 07:26撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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 仁王門跡。
 この辺りから人工的に整地されたような跡が出てきます。
 手水鉢。大吉寺が焼き払われたのは1500年代なので、500年以上前のモノでしょうか。どんな方々が手を清めていたのか、想像が膨らみます。
2020年04月05日 07:33撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/5 7:33
 手水鉢。大吉寺が焼き払われたのは1500年代なので、500年以上前のモノでしょうか。どんな方々が手を清めていたのか、想像が膨らみます。
 三重の塔跡。
2020年04月05日 07:36撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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 三重の塔跡。
 本堂の跡。きちんと石積が残っていますね。
2020年04月05日 07:37撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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 本堂の跡。きちんと石積が残っていますね。
 源頼朝の供養塔です。
 頼朝は平治の乱からの敗走中に、大吉寺に逃れたとのことです。
2020年04月05日 07:38撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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 源頼朝の供養塔です。
 頼朝は平治の乱からの敗走中に、大吉寺に逃れたとのことです。
 覚道上人入定窟です。
2020年04月05日 07:43撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/5 7:43
 覚道上人入定窟です。
 大吉寺跡から尾根までは、わずかの距離です。
 尾根の道は明瞭ですが、結構灌木が張り出しているので歩きにくいです。
2020年04月05日 07:53撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/5 7:53
 大吉寺跡から尾根までは、わずかの距離です。
 尾根の道は明瞭ですが、結構灌木が張り出しているので歩きにくいです。
 尾根道は木々に覆われていますが、一瞬だけ小谷山が見えました。
2020年04月05日 08:01撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/5 8:01
 尾根道は木々に覆われていますが、一瞬だけ小谷山が見えました。
 ブナの木もちらほら。
2020年04月05日 08:02撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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 ブナの木もちらほら。
 見張らしはよろしくないですが、日差しが出ると明るく気持ちのいい空間です。
2020年04月05日 08:11撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
4/5 8:11
 見張らしはよろしくないですが、日差しが出ると明るく気持ちのいい空間です。
振り返ると、木々の間に伊吹山。
2020年04月05日 08:15撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/5 8:15
振り返ると、木々の間に伊吹山。
 無事に天吉寺山の山頂に到着!
2020年04月05日 08:29撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/5 8:29
 無事に天吉寺山の山頂に到着!
 かろうじて北東方向が見える程度。ブンゲンあたりかな?
2020年04月05日 08:32撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1
4/5 8:32
 かろうじて北東方向が見える程度。ブンゲンあたりかな?
 青い空と白い雲。
 そしていい感じのプレート。
2020年04月05日 08:33撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/5 8:33
 青い空と白い雲。
 そしていい感じのプレート。
 南西の尾根で下山です。
 どんな道なのか不安でしたが、掘り割りの明瞭な道で一安心です。ルーファイしなくて、済みました。
2020年04月05日 08:54撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
4/5 8:54
 南西の尾根で下山です。
 どんな道なのか不安でしたが、掘り割りの明瞭な道で一安心です。ルーファイしなくて、済みました。
 送電線の線下伐採の現場から。草野川沿いの集落や小谷山を一望です。
2020年04月05日 09:10撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/5 9:10
 送電線の線下伐採の現場から。草野川沿いの集落や小谷山を一望です。
 鉄塔からしばらくはこんな快適な道になります。
2020年04月05日 09:13撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/5 9:13
 鉄塔からしばらくはこんな快適な道になります。
 タムシバもあちこちで咲いていましたよ。
2020年04月05日 09:19撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/5 9:19
 タムシバもあちこちで咲いていましたよ。
 大吉寺までの下山路も明瞭で歩きやすかった。
2020年04月05日 09:28撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
4/5 9:28
 大吉寺までの下山路も明瞭で歩きやすかった。
 そのまま下ると、上之森神社に出ました。
2020年04月05日 09:32撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/5 9:32
 そのまま下ると、上之森神社に出ました。
撮影機器:

感想

 今日は天吉寺山を歩いてきました。長年、自分の山歩き計画にノミネートされている山ですが、なかなか出番が来ませんでした。ヒルが出る山域だし、眺望は今一つだし・・・。今日は天候が今一つだし、ヒルが出るには早いので、消去法的に天吉寺山となった次第です。はい・・・。

〇大吉寺〜大吉寺跡
 出だしは谷筋のガラガラ道です。丸太橋を3回渡ります。一つ目の橋は苔で滑り落ちそうなので、別のところで渡ることをオススメします。その後はつづら折りの山道になります。道は明瞭ですし、3年ほど前に整備された標識が適度にあります。ピンク色、青色のテープがありますが、頼りになるのは青色のテープです。ピンク色のテープだけでなく、古い標識も当てにはなりません。仁王門跡を過ぎたところで古い木製の標識がありますが、方向が違っているようです。

〇大吉寺跡〜P780〜天吉寺山
 大吉寺跡を過ぎると標識は一切ありません。何はともあれ尾根に上がれば安心です。やや灌木がうるさいですが、道はわかります。気持ちのいい広葉樹の森が広がっているので気分はいいです。

〇天吉寺山〜鉄塔〜大吉寺
 分岐点を見つけることがキモです。山頂から少し南へ下ったところの西側に、古めかしい青色のテープがあります。これを見つけたら、あとはテープに沿って下るだけです。掘割の道なので明瞭ですし、灌木もありません。気持ちよく歩けます。鉄塔から大吉寺までも同じ感じの道です。
 単純に天吉寺山の山頂を目指すだけなら、こちらのルートの方がいいかもしれません。といっても標識は一切ありません。地図、コンパスそしてGPSを用意して歩くのが賢明です。

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