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Yamareco

記録ID: 2298309
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越

熊伏山(過去レコです)。

2011年05月19日(木) [日帰り]
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onisan その他1人
GPS
--:--
距離
7.8km
登り
886m
下り
872m
天候 晴れ。
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 中央高速道飯田山本ICで降り、三遠南信道から国道151号線を下る。
工事中で通行禁止、傍らに車を止め、
2011年05月19日 09:30撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 9:30
工事中で通行禁止、傍らに車を止め、
青崩峠に向かいます。
2011年05月19日 10:20撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 10:20
青崩峠に向かいます。
ご案内。
2011年05月19日 10:23撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 10:23
ご案内。
青崩神社。
2011年05月19日 10:38撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 10:38
青崩神社。
遊歩道を上がります。
2011年05月19日 11:03撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 11:03
遊歩道を上がります。
峠に着きました。
2011年05月19日 11:03撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 11:03
峠に着きました。
鳥居跡。
2011年05月19日 11:04撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 11:04
鳥居跡。
ん?
2011年05月19日 11:04撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 11:04
ん?
登山口。
2011年05月19日 11:04撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 11:04
登山口。
崩れています。
2011年05月19日 11:12撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 11:12
崩れています。
しんどいな。
2011年05月19日 11:37撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 11:37
しんどいな。
今にも崩れそうです。
2011年05月19日 12:07撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 12:07
今にも崩れそうです。
山頂で。
2011年05月19日 13:28撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 13:28
山頂で。
光・聖。
2011年05月19日 15:14撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 15:14
光・聖。
崩壊地まで戻って来ました。
2011年05月19日 15:45撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 15:45
崩壊地まで戻って来ました。
・・・。
2011年05月19日 16:56撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 16:56
・・・。
ようやく通行止めの現場に戻って来ました。
2011年05月19日 16:56撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 16:56
ようやく通行止めの現場に戻って来ました。

感想

 奈良県と三重県の境の倶留尊山に登る計画を立てたが、当日は東名阪自動車道の改修工事のため渋滞が予想され、急遽行く先を熊伏山に変更した。熊伏山は長野県と愛知県の境にあり、静岡県に近い南アルプスの端っこの山である。2011年5月19日、朝6時に自宅を出発し、中央高速を走る。飯田山本という新しく出来たICで降り、三遠南信道から国道151号線を下り、途中、道の駅「下條そばの城」に寄って用を足し、国道418号線を走る。国道152号線に入ると、「兵越峠は道路工事中にて通行止め」との案内がある。わたし達の向かうのは青崩峠で、途中から分かれる道なので大丈夫だろうと構わず進む。兵越峠への道を分け、舗装はされているものの、車一台がやっと通れる道、右下は深い谷底、落ちては大変と徐行運転。緊張してしばらく上ると、突然、「工事中 立ち入り禁止」というゲートが現れ、「工事中につき通行止め」、「お願い。大変ご迷惑をおかけしております。工事期間中ご協力をお願いいたします」、「災害復旧工事をしています」、等々と書かれている。傍らに車2台程がとまれる場所があり、そこに入って様子を窺う。折角ここ迄来たのだからと仕度を整える。ゲートの横から入って行くと、崖崩れがあったのだろう、崖の上でシャベルカーが稼働しているのが見える。さらにもう一つゲートがあり、「作業中は落石の危険があり通行止め」と記されている。さてどうしたものかと思案。シャベルカーに向かって手を振ると、運ちゃんがそれに気づいて作業を中断し、わたし達を通して呉れる。崩壊道路を渡ると再び舗装された道路となり、「秋葉街道入り口」という看板がある。何やら説明書きがあるが意味が判らない。車道をテクテク上り、そろそろ登山口かと期待するが10分経っても20分経っても登山口らしきものは無い。カーブミラーのついた道を何度か折り返し、右下から聞こえていた川音も小さくなり、ゲートから50分程経った頃、ようやく、「登山口 熊伏山・青崩峠」という柱の立つ階段に到着。「御案内 これより徒歩20分にて静岡県境の青崩峠(1085)メートルに至ります。なお峠より右へ約2時間登れば熊伏山頂上(1653米)に達します」と、好い加減な国語が書かれている。階段を登り、遊歩道を15分程辿ると、古びた小さな社が現れる。苔むした石の階段があり、その上に建つ社の長く伸びた屋根の下に、「青崩神社」と銘札が掲げられている。二拍一礼、神頼み。神社から十分程歩くと東屋があり、ここで喉を潤す。さらに十分程行くと青崩峠に登り到着。「静岡県指定史跡 青崩峠」の立派な説明書きがあり、それによると、この秋葉街道は昔から「塩の道」と呼ばれていたとのことである。この説明書き以外にも色んなものがあり、立派な舞台状の物見台まで整備され賑やかであるが、今はわたし以外誰もいない。信州と遠州の国境の登山道、整備された階段がまだ続き、崩壊した山が白い地肌を露わにしている。崖崩れの上縁は両側が切り落ちた痩せ尾根であるが、しっかりした道が作られている。とは言え、やがて階段も無くなり、段差の大きな場所やトラヒモロープも現れ、庇状の今にも崩れ落ちそうな荒れた道となる。根っ子半分以上が露出し、かろうじて崖にへばりついている大木。これが落下すれば登山道もろとも無くなってしまうだろう、それが今起こらないことを念じつつ登る。好天気であるが直射日光を遮り、程良い明るさが溢れるブナの森、新緑のブナの葉っぱが身に染みついた垢を洗い流す。登山口までの道は崩壊し、こんな山に登るのは他にいないだろうと思っていると、高齢の2人組が降りて来る。本日、山の中で人に出合ったのはこの時だけ。大きなブナが林立する平坦な広場で、丸太に腰を降ろして大休止。行く手の空も近くなり、そろそろ頂上かと思うとそこは分岐。「←観音山」とあり、右手に進む。この先は下ったり登ったり、夏山トレーニングのため要らないものまで一杯詰め込んだ大きなリュックが堪える。腹も減った。ゲートから歩き始めて4時間、登り着いた熊伏山の頂上は平らな小広場。樹間から、筋状に雪の残った光岳と聖岳が垣間見える。丸太を並べた腰掛けに坐り、遅めの昼食。オムスビと味噌汁、食後にコーヒーと、雲ひとつない空の下、静かな山頂でのんびりとしていたらいつの間にか小一時間が過ぎている。下ったり登ったり、観音山への分岐からは急な下り、枝や根っ子に掴まり、時には後ろ向きになったり、ズルっと滑ったり。青崩峠まで1時間半、そこから登山口まで30分弱。そしてウンザリする舗装道路歩きが30分。車に辿りついた時は5時を廻っていた。計7時間半の山歩き、ちょっと疲れたな。トヨタランドクルーザープラド120系ラストランでありました。

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