ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2313922
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重

阿蘇山(過去レコです)。

2010年05月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
onisan その他27人
GPS
--:--
距離
6.0km
登り
731m
下り
712m
天候 晴れ。
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 飛行機
 中部国際空港8時発のANA213便で福岡空港へ。バスで一路阿蘇へ。
コース状況/
危険箇所等
 左程の危険個所はありません。
登山口から。
2010年05月29日 13:12撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/29 13:12
登山口から。
山が赤く染まっています。
2010年05月29日 13:12撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/29 13:12
山が赤く染まっています。
ミヤマキリシマです。
2010年05月29日 13:19撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/29 13:19
ミヤマキリシマです。
2010年05月29日 13:40撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/29 13:40
2010年05月29日 13:43撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/29 13:43
2010年05月29日 14:38撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/29 14:38
2010年05月29日 14:39撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/29 14:39
2010年05月29日 15:31撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/29 15:31
2010年05月29日 15:40撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/29 15:40
2010年05月29日 15:40撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/29 15:40
2010年05月29日 15:51撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/29 15:51
記念に。
2010年05月29日 15:54撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/29 15:54
記念に。
2010年05月29日 16:23撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/29 16:23
2010年05月29日 16:23撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/29 16:23
これまた記念に。
2010年05月29日 16:25撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/29 16:25
これまた記念に。
2010年05月29日 16:42撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/29 16:42
2010年05月29日 16:47撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/29 16:47
2010年05月29日 16:50撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/29 16:50
阿蘇です。
2010年05月29日 16:51撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/29 16:51
阿蘇です。
2010年05月29日 16:53撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/29 16:53
2010年05月29日 16:53撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/29 16:53
降り立ちました。
2010年05月29日 17:08撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/29 17:08
降り立ちました。

感想

  九州で深田の百名山に入っている山は、久住山、祖母山、阿蘇山、霧島山、開聞岳、宮之浦岳の6岳である。霧島には韓国岳と高千穂の峰にそれぞれ登り、久住、開聞は2回登っている。阿蘇は高校の修学旅行で行ったことがあるし、登ったことのないのは祖母山だけである。祖母は個人で行くのは大変そうななので適当なツアーは無いかと探すも、祖母単独というものは見当たらず、アミューズトラベルの「阿蘇、祖母、久住」というツアーに申し込んだ。修学旅行で行った阿蘇は、バスで噴火口近くまで行き、お釜までちょっと歩いただけで、これは登山とは云えない。今回は、仙酔峡からロープウェイで火口東まで行き、馬の背から中岳、高岳をピストンするという企画で、少しは登山が味わえそうだと思っていると、出発数日前に「ロープウェイが故障したので歩いて登る事になる」とアミューズから電話連絡。さらに登山らしくなりそうだ。
 2010年5月29日、中部国際空港8時発のANA213便に乗り込んだ。福岡空港の集合場所に集まったのは、われわれ名古屋からの5名の他に、東京から17名、大阪から3名で、女性19名、男性6名である。アミューズの3名を合わせて計28名の大所帯がバスに乗り込み、一路阿蘇へ。ガイドは福岡の高野さん、添乗員は東京の辻さんでサブリーダーは福岡の若者。高野さんにはどっかで一緒になったことがある。九州自動車道をどこで下りたのか、今一体どこを走っているのか、全く考える必要もなく、ツアー登山は気楽なもんである。予定では仙酔峡から高岳のピストンであるが、バスの中でガイドと添乗員が鳩首会談し、仙酔尾根を登って高岳から中岳と周遊することに決定。仙酔峡の駐車場で準備をし、アミューズ体操。これから登る仙酔尾根が、高岳頂上まで続いているのが見える。麓はキリシマツツジでピンク色に染められているが、すぐに火山岩がゴロゴロしている尾根道を登る事になる。28名の長い列の後尾について登る。勾配がきつくなり、立ち止まることが多くなる。最後尾の添乗員が無線で呼ばれて前に走る。おばちゃんが坐って、ボーっとしている。意識が無くなっていたようだが、わたしが見た時は答える事も出来る。冷や汗を出し、おでこに手をやると冷たく、脈をとると触れない。ショックである。おばちゃんは少しづつ元気を取り戻し、一緒に登ると云うが、原因不明のショックのため、若いサブリーダーを付かせて下山させるように指示。どんどん高度をかせぎ、振り返れば、今登って来た仙酔尾根と、外輪山に囲まれた緑の起伏が見下ろす。急な登りの連続で、通称「バカ尾根」というそうだが、誠に失礼な話しである。急ではあるが、火山岩の岩はコンクリートで固められたごとく、ザラザラの岩場で滑る事はない。これぞ火山という荒涼とした中を登り、2時間半で主尾根に登り着く。ここから阿蘇最高峰の高岳まではあと僅か。気持ちの良い
稜線を緩やかに登り、10分程で高岳山頂に到着。中岳の噴煙の向こうに杵島岳、振り向けば根子岳。阿蘇の広々とした景色が一望出来る。高校の修学旅行で来た阿蘇は、ロープウェイで登って中岳の噴火口を覗きこんだだけであるが、自分の足で登った阿蘇はひと味もふた味も違う世界である。砂礫の稜線を歩いて中岳へ向かう。モクモクと煙を噴きだす噴火口が近付いて、硫黄の臭いが漂う。仙酔峡ロープウェイ沿いの道を登って来たサブリーダーが中岳の頂上で手を振っている。中岳からは赤茶けた火山岩、草一本生えていない寂寞とした風景を見下ろしながら下る。2か所から噴煙を上げている大きな噴火口、それを取り囲む溶岩流の荒々しい壁。そして今立っている所は谷を隔てた外側の壁で、云わば中央火口丘の外輪山。壁と壁の間には、水の流れの跡か、川床のように道筋のようなものが付いているが、勿論人の気は無い。噴火を繰り返し、その度に溶岩が固まって形成されてきた地形、修学旅行で見たあの草千里の穏やかな高原の印象を吹き飛ばされ、まったく違った風景が心に刻まれた。仙酔峡までの下りは、ロープウェイに沿ったコンクリートの固い道。ロープウェイの鉄塔はあるが、これはもう使いものにならないだろう。面白味のない道を下って仙酔峡駐車場に帰り着き、バスで本日の宿舎である内巻温泉へ向かった。
 修学旅行で登ったことはあり、阿蘇に登ったことにしていたが、これで胸を張って阿蘇に登ったと云える。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:287人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら