天狗岩・金松寺山へ 雪の山頂 松本平囲む山脈絶景


- GPS
- 04:58
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,168m
- 下り
- 1,167m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鍵付きゲート手前に駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない 山頂手前から雪 アイゼンなど必要ない |
その他周辺情報 | ファインビュー室山 宿泊・日帰り温泉(絶景) |
写真
感想
2020年(令和2年)5月1日(金)
天狗岩・金松寺山へ 雪の山頂 松本平囲む山脈絶景
あまりにも身近な里山ゆえもっと登っているかと思いきや
今回が3回目の山行だ。
毎回同じルートで登ることしかできないが気軽にハイキングできる山ではある。
防獣ゲートを過ぎ、鍵付きのゲート手前から林道をひたすら歩く。
30分ほど歩くと林道の終点となり、山道へと入る。
最初は沢沿いに登るが時々左手の崖に注意する。
すさまじ倒木の辺りを過ぎると沢とも別れ、
一気にジグザグの急斜面となる。
高度は稼ぐが、やはり一番のきつい登りだ。
防獣ゲートが3カ所ほどあったが壊れほとんど役に立っていない。
猿を見かけたが防ぎようがないのかと思い登る。
トラバース気味に北側への緩やかな登りになる。
いままでが林に囲まれた暗く急な坂だっただけに気持ちよく歩くことができる。
金松寺山への登りと天狗岩へのトラバースルート分岐に出る。
まず天狗岩に登ろうとトラバースルート方面へ今回は進んだ。
北斜面になり、冷たい風と共に雪の斜面が見られるようになる。
途中には積雪の道も数回現われる。
あっという間に金松寺山からの道との合流地点に出る。
ここからが明るく気持ちよい登りとなる。
「はりえあたま」というのは後に山名盤で分かったのだが、
ひとつその山頂を越えて目の前に聳える天狗岩へと向かう。
サルオガセが見られる樹林で、その間からは白く輝く乗鞍、御岳が見られた。
さすが最後の登りは1900m以上ある天狗岩だけあって急になる。
雪が東斜面にもかかわらず登山道に残っていた。
気温が麓では27度もあるという予報が出ていただけあった、
その雪が柔らかくなり歩き難いこと、
踏み場所を間違えると膝までズボッはまってしまうのだ。
アイゼンなどは必要はないものの気をつけ急斜面を登り切った。
山頂まで後わずかという平坦部に出ると雪面を歩かざろう得なくなり
雪面の深い踏跡をたどるように最後の登りを進んだ。
山頂には雪はないが周りは雪に覆われ、これ以上先には進めそうになかった。
少しでも黒沢山方面へ行ってみようかとも思っていたが、
雪の山頂を見て「うーん、これは、やめ」3秒で諦めが付いた。
天狗岩と呼ばれる展望地は山頂のわずか下にある。
大岩の絶景地と行っても良い。
眼下に松本平が広がり、それを取り囲むように美ヶ原、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスの山脈が見渡せる。
目の前には丸みを帯びた形良い鉢盛山が印象的だ。
山頂から見えたのは明神岳・奥穂・前穂の美しい姿だ。
カラマツ林の先にくっきりと見える。
青空の中に里山とは違うと言わんばかりに岩肌に雪をまとった姿がいい。
今回は天狗岩に登った後、金松寺山へと分岐を山頂へと目指した。
風が強くなってきたが、金松寺山は樹林に囲まれた展望のない山。
林の中、小さなベンチも置かれていたのでお昼とした。
マイナーな里山ではあるが、今日はなんと8名の方が登っていた。
前回、その前とは誰にも会わなかっただけに驚きだ。
里山歩きが続くが気をつけて歩きたいと思う。
ふるちゃん
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