【200名山・過去レコ】道央・芦別岳(梅雨知らずの道内名山日帰りツアー:山部・太陽の里より新道ピストン)
- GPS
- 07:50
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,520m
- 下り
- 1,511m
コースタイム
天候 | 朝方高曇り、のち時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(復路)下山後、芦別温泉にて入浴・軽食、新千歳空港近くのホテル泊 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雲峰山手前、芦別岳直下に残雪・雪渓あり、スリップ注意 |
その他周辺情報 | 登山口から車で約1時間、芦別温泉にて日帰り入浴・食事可 |
写真
感想
毎年、梅雨の季節は本州の名山巡りも暫しのお休みですが、梅雨知らずの北海道の山々は雪解けも進み、日も長いこの時期が登山適期の1つ。この年も、週末に羽田から千歳へ飛び、レンタカーを駆って登山口にて前泊という得意のパターンで、夕張山系の最高峰・芦別岳に日帰りチャレンジです。
登山前日の土曜日は、昼前に千歳空港着の余裕あるスケジュール。前日の残業・終電帰りの疲れも若干残る中、この日はリラックスして移動途上に富良野郊外の観光スポット・麓郷を約20年ぶりに訪問。拾ってきた家、丸太小屋、石の家など「北の国から」を象徴するロケ地をのんびり見物、十勝岳温泉の国民宿舎で入浴し、登山の「戦闘服」に着替え。ロビーのTVで翌日の気象情報をチェックすると、曇り基調のパッとしない予報ですが、ここまで来て引き返すわけにもいかず、予定通りのコースで行けるところまでGo…の判断。腹を括って富良野市街で山行食料買い出し、布部のラーメン屋にて昼に続く札幌ラーメン夕食を済ませ、山部の地元ヤマラー御用達・セイコマートでオニギリを買い足して、登山口・太陽の里の大駐車場で車中前泊します。
翌朝、暗いうちから行動開始、空は雲に覆われテンションも上がらぬ中、累積標高差1,500m超のタフなコースに日帰りチャレンジ開始です。登山口から約3ピッチで見晴台到着、相変わらず上空は雲に覆われ展望ゼロ、黙々と樹林帯の尾根道を進みます。半面山まで登り詰めると、植生も変わって行く手の展望が開け、一旦鞍部に下ると最初の雪渓出現。天候もやや回復、視界も開ける中、1ピッチで登り着いた雲峰山からは、眼前にご本尊の芦別岳がドーンと迫ります。手前の急斜面に付けられたジグザグの登山路が、途中雪渓を横切っているのがはっきり視認でき、グッとテンションもアップ。その雪渓をザクザク踏みしめ、最後の急登もクリア、午前9時半前にこの日のターゲット、芦別岳に無事登頂。ここでクィック昼食、電波状態も良いので自宅のムスコに生存確認の電話を入れ、早々に下山開始です。
帰路も急斜面と雪渓を往路以上に慎重に下り、雪渓下の水場で土産代わりの天然雪解け水を汲みます。半面山まで戻れば難所も終わりホッと一息。フルーツ缶でリフレッシュし、往路のおよそ倍速で快調に樹林の中を下り、昼過ぎには下山完了。車で約1時間走り、芦別温泉にて山の汗をスッキリ流して昼食その2。下道をひたすら走り、レンタカーを千歳空港近くの営業所に返却、この日は近くのホテルにて1泊。夕食の後、部屋で汚れ物を洗濯、翌朝の始発便で帰京の途についたのでありました。これにて200名山も残り28座、北海道内は遙かなる日高山脈の2座が残るのみ。仕事の方も国内外の出張が多く、相変わらず忙しい日々ながら、週末や連休で登れる山々を一つ一つクリアしていくのみです…。[※2020年5月再録]
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する