天城山(過去レコです)。
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 313m
- 下り
- 320m
天候 | 雪。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とくに危険個所はありません。 |
写真
感想
今年は雪が多く、冬の間は金華山に登ったきりである。ようやく春めいてきた春分の日の3連休の2日間を利用して、天城山に登ることにした。朝5時50分、家を出発し一宮インターから東名高速に乗り沼津でおりた。ラジオの天気予報によれば静岡は午後から雨、所により雪という事であり、伊豆スカイラインはチェーンが必要との案内が出ていた。まさか今頃の季節の伊豆で雪など降るわけがないと思いながら、道端に残雪のあるドライブウェイを快適に走り、登山口の天城カントリーに着いた。すでに、全国色々のナンバーをつけた車で、広い駐車場は半分程が占められていた。季節外れのこんな時期でも登る人が多いのは、さすが百名山と感心しながら身支度を整え、10時10分に登山道に入った。階段を下りると、杉、ブナ、桜、姫沙羅など、残雪に被われた林の中のなだらかな道となった。登山道はぬかるんでいたが雪はなく、ひと下りしたところで左は万二郎、右は万三郎と記された分岐点に着いた。万二郎に向かい、溝状の登山道を登る頃になるとあられが降り出し、道には踏み固められた残雪が現れ始めた。踏み固められた雪は氷りのようになっており、つるつる滑るのを注意しながらも時には滑って転び、思案を重ねながら登って行った。行き交う人に聞くと「万三郎から下りてくる時は滑って恐く、アイゼンを付けている人も多くいた」という。取りあえず行ける所までは行ってみようと励まし合いながら登って行くものの、内心二人ともこんな所を下りることが出来るのだろうかと思っていた。アイゼンの爪痕の残る登山道をコワゴワ登り、案内書に記されている所用時間をはるかにオーバーし、登山口から1時間50分かかって万二郎に着いた。本日はこれで良しとし、何時かまた来ることを誓い今来た道を下りにかかった。当然、慎重に下りて行くのだが、思ったよりも恐くなく、尻餅をつく事はあっても無事に下りる事が出来た。途中、あられが激しくなり、車道は新雪に被われていた。駐車場は真っ白で、車は雪を冠っていた。1週間前にスタッドレスタイヤをはずした事を後悔しながら、ゆっくりとスカイラインを下り伊東温泉に向かった。伊東も熱海も旅館は満杯で、ようやく予約出来た宿は古びた建物であったが、温泉は気持ちよく、料理も満足すべきものであった。朝食に出た昨晩食べた伊勢海老の刺身のなきがらを出し汁にした味噌汁は特別うまかった。
翌日は熱海で干物を買い、箱根を通って山中湖に出、「紅富士の湯」に入り、「たむら」で昼飯を食った。妻と何度か山中湖に来た事があるが、一度も富士山が見えた事はなく、今日も同様に雲に隠れたままであった。と、これが精進湖では見事な姿を現し、湖の向こうの白い富士山をバックに記念撮影となった。甲府から中央道に入り帰宅した。
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