【過去レコ】白見山で夜明かし

2006年05月04日(木) ~ 2006年05月05日(金)

• GPS: 32:00
• 距離: 4.9km
• 登り: 376m
• 下り: 363m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:13
• 休憩: 0:03
• 合計: 2:16

12:00 カナホッパ
13:58 白見山
14:07 14:10 北峰
14:16 白見山

2日目

• 山行: 0:55
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:55

5:38 白見山
6:33 カナホッパ

柳田国男の遠野物語で数々の怪異が語られた山です。
その山で戦慄の一夜を明かす。それが、この山旅の主題でした

天候

1日目：晴れ　2日目：曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

樺坂峠から林道を大槌町側に下ったところ
通称「カナホッパ」にクルマをデポしました。

コース状況／危険箇所等

この時は刈払い完備でした

その他周辺情報

過去レコ故スルー致します。

写真

5/4 10:55

遠野市の貞任高原は早池峰山の好展望地です。
白見山登山口へ行く前に道草食う価値ありです。

5/4 11:12

新山峠から先はダートになります。
前方に見えてきたのが白見山

5/4 11:12

何てことのない雑木の山に見えますが
遠野物語を読んだことのある方は
一種の畏怖を感じることでしょう（え、私だけ？w）

5/4 11:31

クルマをデポしたのは大槌町の金糞平
遠野での呼び名は「カナホッパ」
なんでもその昔、ここで製鉄が行われていたとか！

5/4 12:25

カナホッパから15分ほどで白見山登山口のある峠に至る
白見山（今錦参道）という標識あり。
名前が無いようなので勝手に「広股峠」とか「白見平」とか
呼んでいますw

5/4 12:25

標識の横から立派な刈払い道が北へ伸びていますので
これを辿ります。

5/4 12:57

途中、巨木の森や笹原を経て、最後は容赦ないつま先上がりの直登で頂上に至ります。

5/4 13:58

一等三角点（点ではなく點ってところがいいですね）

5/4 13:58

久しぶり！

5/4 14:00

というのも記録には残していないが、1996年、2002年と登っていて、今回が3登目に当たるのでした。

5/4 14:00

山頂には、まだ雪が残っていました

5/4 14:01

白見山は三角点のある南峰と北峰からなる双耳峰です
この雪の斜面を降りて登ると・・・・

5/4 14:07

北峰到着
古い石碑が二つ
かつての二十三夜信仰の痕跡と言われています

5/4 14:07

ヒメイチゲが咲いていました

5/4 14:09

北峰の一角から早池峰山が見えました

5/4 14:13

さて、南峰に戻ります。

5/4 16:15

今宵の宿を設営「移動民宿白見屋w」

5/4 18:45

そして暮れていく

5/5 4:31

そして明けてくるw
結局、一晩中強風が吹き荒れ
殆ど寝られませんでした。。。

5/5 4:53

朝飯は塩ラーメン
具はテントから手を伸ばしたところに生えていたフキノトウw
これがほろ苦くて塩ラーメンに合う！w

5/5 5:35

昨日と打って変わってどんより空
雨に降られちゃたまらんと思い、そそくさと下山開始

5/5 5:53

途中の巨木
延びたい放題w

5/5 5:53

林床は濃い笹です

5/5 5:53

その中に刈り払い道があります

5/5 5:58

中腹は巨木のオンパレード

5/5 5:59

これは、この地が原生林だった頃の記憶と言えるでしょう

5/5 6:01

中腹の笹原は上下2段に分かれています。

5/5 6:02

六角牛山方面の展望がききます

5/5 6:07

まだまだ続く巨木の森

5/5 6:24

雪多く残る年でした

撮影機器：

Canon PowerShot A70 Canon

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 ロールペーパー 保険証 時計 タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

Manekko_I

1回目は刈払いがあることを知らずに中腹の笹原まで猛烈な藪漕ぎ
2回目は刈払いが無く、山頂までかすかな踏み跡を探しながらの藪泳ぎ
今回は過剰なまでの刈払いで、楽ちん登山でした。
あと3回目にして他の登山者に遭遇したのも新鮮な驚きでした。

刈払いの有無により難易度は変幻自在です。