両神山展望 四阿屋山へ
- GPS
- 02:45
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 551m
- 下り
- 557m
コースタイム
09:50 駐車場
10:10 出発
10:15 展望広場(あずまやがある)
10:25 出発
10:32 両神神社奥社
10:40 出発
10:48 四阿屋山山頂
10;55 出発
11:08 両神神社奥社
11:27 鉄塔
11:40 出発
12:03 石碑前バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
08:24小鹿野町営バス西武秩父駅線上野沢行き→08:20小森バス停(660円) 帰り;12:18小鹿野町営バス日向大谷線石碑前バス停→12:40頃原町バス停(400円位) →西武観光バス原町バス停12:43頃→13:10西武秩父駅(200円) 14:07西武秩父駅発飯能行き→ ※小鹿野町営バスはスイカ・パスモ使えません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道標はしっかり整備されています。 ・上りの桜本コースは道か歩きやすいです。 ・下りに使いました道は途中ゴロ石多く滑ります、滑りました。 ・山頂直下は岩場、クサリ場があります。慎重に慎重に。 ・トイレは駅、駐車場にあります。 ・バス便が大変タイトです。 三峰口駅方面でも小鹿野町方面でも、逃すと長い待ち時間になります。 予定は薬師堂バス停に下りるつもりでしたが石碑前バス停に下りてしまいました。 薬師堂バス停だと11:55発小鹿野町役場行き。間に合ったかどうか、わかりません。 ・運よく10分ちょっとで小鹿野町行きのバスに乗車出来まして、小鹿野の町中に入ったら運転手さんが原町バス停ですれ違う西武観光バスの運転手さんに窓越しに待ってもらうように頼んで下さってわたし達と他二名の乗客、慌てて精算して西武秩父駅行きのバスに乗り換えさせてもらいました。 ・とりあえず小鹿野町まで出ることが大事でひと仕事です。 |
写真
感想
水曜日、なんと、晴れ。
前日まであやしい天気予報でしたので計画変更して秩父の四阿屋(あずまや)山へ行って来ました。
西武秩父駅から武甲山に見送られて7時24分発のバスに乗り、懐かしい気持ちにさせられる小鹿野の町を通ります。
小鹿野町役場バス停で単独男性が二名、下車されます。
ここは坂本方面への乗り換え地点です。
バスに残ったのはわたし達と途中から乗車してきたおばあさん達。
運転手さんとずっと喋っていて、都内のバスでは見られない風景です。
(以前、関東バスに乗っていたら運転手さんの顔見知りの女性が乗車してきて、言葉を交わしていたら他のお客さんが「運転手さん!運転に集中してくださいヨ!」と怒っているのを目撃したことがあるので)
おばあさん達は薬師の湯で降りていかれました。
小森バス停で下車して、登山道入り口、といいますかハイキングコースは大きく出ていますので道標に従って進みます。
静かです。
あ、ウソです、絶えず発砲の音が響いていました。
息が少し弾む、少し汗ばむ、緩い坂道を上っている、そんな感じです。
展望のあるあずまやからは奥武蔵の山が広がります。晴れはやっぱりいいな〜。
きちんとした道、福寿草園、洒落たあずまやは清潔です。
同行者ホウキを見つける。
「きちんと誰かが掃除しているんだね」
さて上へ。
そこからがいきなり第一段階の急登。
木段がずっと上まで続いています。
左側に巻き道がありましたが階段を選択しました。
咲きへ行ったら合わさりました。
百段ちょっと、それから岩の段、それを頑張ると両神神社奥社です。
ノートが置いてあります。
『70歳のお祝いに来ました』
『くさりば、スリルがあっておもしろかったよ!またきたい』
『ひたちなか市から来ました』
『○○さんと、また来られますように…』
遠方から来ている人が多いのにびっくりして、とても都内から来ているなんて(それでも2時間半かかっているのですが)恥ずかしくて、何も書けませんでした。
miketama参上!
って書いてくればよかったかな?
さあ、山頂はすぐそこ。
進むと直登は禁止、となっていますので左側へ下る感じのトラバースを行くとクサリ場です。
クサリに頼らなくていい箇所もあります。
段差が大きくて、立ち止まったら足が上がらなくなりそうなきつさもあります。
垂直に近いのではないか、と思われる岩肌も足場はあり、クサリ頼りで上りますがフト頭をよぎるのは、
これは下りのほうが時間がかかる…
ひと上りすると(←これはのぼり、と読むよりあがり、の方が正確かもしれません)尾根に出て『つつじ新道・岩場クサリ場多し 初級者通行止め』の看板が。
最後、ジグザグに上りきると山頂です。
ここは、わりかしあっさりと着きました、ナンチャッテ。
両神山!
目の前!
二子山。
…肩が治ったら行ってみたい。
「ほら、あそこ、日向大谷口の山荘が見える」
どこどこ?
あ、見える見える。
あそこから山頂まで行ったんだ、
こうやって見ると長いし大きい。
凛として張り詰めた空気の山頂、何度も道を間違えたこと、半泣きで走りながら下ったこと、ぐちゃぐちゃの顔でバス停に走りこんだ時のにこやかなバスの運転手さんと同行者の顔。
と、そんなことを瞬時に思い出すけれど、本日もまたまたバスの時間が気になる。
同行者は狭い山頂ながら誰もいないし、ゆっくりしたかった様子でしたが
んんんんんっ、クサリ場下りが心配!
と、とっとと折始めます。
とっとと下りられるのは同行者だけで、クサリ頼りっ放し。
二の足を踏むと
「なんで、とっ、とっ、とっ、とって下りられないのかなぁ〜?」
と、同行者は軽々と下りていく。
クサリも殆んど使わない。
なんで、って、こっちがどうして、って聞きたいヨ。
ここのクサリ場は危険、というのではなくて(だってクサリ付いていますし)、
じゃあなんだっていうんだ、といわれたら。。、
滑ったり、つんのめったりしたら怖い、
そういう感じです。
奥社から先、来た道を右に分けて『薬師堂』方向へ進みます。
途中、『柏沢』と出て、実は二人ともよく調べもしないでこちらへ進みました。
えんえんと下りの木段、新しく整備された割木の短いのを付けた木段、ひたすら下りるので途中緊張感が途切れると足がもつれそうになります。
眺望もない道だからかえってよかったかもしれません。
途中、10cm大きさ程のゴロ石がそれこそごろごろしていて、滑る滑る、見事に滑ってしりもちつきました。
明るい鉄塔の小平地に着き、おやつタイム。
ブドウを食べて水分補給して、また薄暗い森の中へ行くと未舗装の林道に出てしばらくすると車が止まっていて地元の方でしたが今日初めてひとにお会いしました。
道はなんとなく素朴に親切に指標があり、バス停が近いこともわかるのですが、
橋を渡るとあったバス停は
『石碑前』
バスルートマップを見ると日向大谷口との道でした。
三峰口の道に到着すると思っていたのですが。。。
でも、信じられないことに、10分位で小鹿野町行きのバスが来る!
運がいいとしかいいようがありません、
おまけに300m先を見やると酒屋の看板らしきものが?!
時間はまだあるある、といそいそと看板を目指すと
『秩父錦』
キャッホーイ、とばかりに近付きましたが、店はやめにしてリビングになった民家でした。。。
「そうそうバス停のそばに酒屋ありました、なんて調子のいいことは続かないよ」と言われて、トボトボと金木犀の香るバス停へ戻ります。
バスからはのどやかな風景が広がります。
それにしても目につくのは
わらじカツ
の看板。
どんなんだろーねー、薄くて大きいんだろーねー、
「このバスが小鹿野に着いたら西武秩父駅行きのバスは本数あるから食べてみよう」
ということになり、ひとりで一人前なんて食べられるかなぁ〜、わらじカツは一人前頼んで半分づつにして、名物鶏の唐揚げ、とか看板あるからそれ頼んで、でも同行者は鶏食べないからどうしようかなぁ、ビール頼んで、しゃくしな漬け頼んで、、、
と妄想を膨らましていたのですが。。。、
町の中へ入り、バス停で運転手さんが
「西武秩父へのバス、今、待っていてくれるよう頼んだから、ここで乗り換えてください!」
えっ??えっ?
反対側に西武バスが止まってくれている。
…運転手さんが親切に交渉してくれたらしく、わたし達をせかす。
一車線づつの車道は上下のバスがくっつきあって止まっているので後続車は誰も追い越せません。
バスのすぐ後ろはミニパトですし。
慌ててお金を払って、急いで下りて、親切に待ってくれていた西武バスに乗り込みます。
…まぁこれもある意味運が良かった、のですが、ね。
14973歩しか歩いていませんし。
それっぽっちではわらじカツ食べる資格ないですし。
小鹿野の町が、今度こそゆっくりいらっしゃい、と言っているのかもしれないし。
西武秩父駅で夜は銘酒を出すようなお蕎麦屋さんに入り、ざる蕎麦(写真撮るの忘れた)、いかにも手打ち、を食べてひと心地つきました。
わからないのは、日向大谷口からのバスはバイパス経由とあって、小鹿野の町の中へ入ると逆周りになるらしく??
だから西武秩父駅行きとすれ違ったのだろうけれど、、、
よくわかりません。
こちら方面へお出かけの際は綿密にバスの時刻を調査してからが安心・確実なのは言うまでもありません。
小鹿野は、車でもちょっと遠く時間がかかる所ですが、電車・バスの場合、特に下調べは重要なんですね。
それにしても西武観光バスを待たせたこの運転手さん、なかなか粋ですね
また「スイカ、パスモ使えません」と言うのも何とも
この地域の方達の重要な足になっているのでしょうね?いつまでも続いて欲しいです。
この辺は、ほとんど歩いた事がないので山行へのコメントはできませんが、いつか歩く時はmiketamaさんのレコを参考にさせて頂きます
miketamaさん、おはうございます。
バスが乗り換えで待っていてくれるなんて、
都会では考えられない長閑なところですね。
田舎ならではよいものですね。
きっと後ろで待っている車も気にしていないのでしょう。
垂直に登る岩場なんですか、怖そうです。
ところで、バスの時間難しいようですが
三峰口から歩いてしまえば6キロくらいのようです。
赤線がつながってよかったかも。
そういえば、先週大弛峠からの帰り道で
20年くらいぶりにお巡りさん人形見つけました。
あ、miketamaさんだ、と。
写真撮れば良かった。
小鹿野町はまだ二度しか訪れていないのに(それもバスで乗り換えと通過)言うのも僭越なのですが、町の人たちにはモチロン、わたし達ごくごくたまにしか来ない客人にも親切な町です。
以前も、日向大谷口からの帰路、ダリヤ園のバス停で
「行きに乗せたお客さんが乗って来ない」
と、運転手さん運転席から降りてダリア園のおじさんと心配して待っているし、道中でおじいさんに会ったら止めて声かけするし。
相当ロスタイムがありましたが 乗り換えの小鹿野町役場バス停では西武秩父駅行きのバスは待っていてくれました
本音は、時間も早かったので小鹿野町でゆっくりしたかったのですが
山に花に町をあげての歌舞伎に、魅力あふれる町だと思います。
shadow1100さんが行かれたら、きっとクスッと嬉しいことが起きるはずです。
三峰口まで歩く、とは全く視野に入っていませんでした
薬師堂まで下りたら、『両神温泉薬師の湯』の西武秩父駅との送迎バスに乗れるかも、ウシシ は頭を過ぎり、すぐ打ち消しましたけど
岩場は突然現れて、必死でしたので写真の1枚も撮れずヤマレコユーザーとしてはダメダメです。。。
長い距離ではないので、ゆっくりじっくりここを何往復か岩場トレーニングすれば少しは根性付くかな?!と思いました!!
『お巡りさん人形』!
そうですか、大弛峠で出張ってましたか?!
いえ、わたしは大弛峠は足を踏み入れてなく、miketamaの『お巡りさん人形』は浦山口からの武甲山の登山口入り口に立っていたのです。
…今はいなくなってしまいましたが、どこかもっと危険な地域へ移動したのでしょうか、、。
こんばんは
1日数便しかないで、しかも神業的なバス同士の乗り換えですね。
山奥の本数が少ないバス停で待っているときは、本当にやってくるのかと不安になります
百名山の四阿山と違ってこちらは「屋」がつくのですね。
マイナーな のようですが(初めて知りました)、
人も少なく静かそうですね。
キノコの山…確かに区別が付いたらいいのにと思います
行ってきました、小鹿野
昨日両神山に行った帰り、小鹿野のガソリンスタンドに立ち寄り、給油を済ませ精算機の前にくると「バイクで町おこし」の文字が
泉田レーシングのミニバイクの写真も
「バイクで町おこし」はムリ??と思いながら帰宅後、miketamaさんのコメントを見ました
「クスっと嬉しいこと」ってこれですよね
全く知りませんでした サーキット場でもあるんでしょうね
貴重な情報ありがとうございます
因みに昔、ミニバイクレースで岩城晃一と走った事があります。あっさり抜かれましたが
四阿屋山、
以前両神山へ行った時に計画のひとつに下山したら両神温泉薬師の湯の国民宿舎に泊まって、次の日に四阿屋山へ行く、というのがありまして。
その時は日帰りで帰ってきたのですが、なんとなく気になっていたお山へ行って来られたのが今回の山行でした。
で、いろいろ調べると小鹿野の町には創業百何十年という老舗の旅館があったり、なんだか見どころ満載の町だったのですよ。
まぁそういったゆったりのんびりはいずれ楽しみたいな〜、と思います。
当分は
「バスが、バスが 」
の山行が続きそうです
キノコですが、普通の登山道に食べられるキノコが採られずにまだあるワケないですよね。。。、
伝統芸能からバイク、幻のわらじカツ、ホント小鹿野は面白い町ですね。
平日だったせいか、奥多摩ほどライダーは見かけなかったですが
サーキットがあるかはわかりませんが、程好い町の景観にバイク、しぜんとマナーある走り方になりそうですネ
shadowさん、レース出場経験者さんですか!!
ひゃあ、パチパチパチ!
…そういえば19才頃から何年か、HONDA XE-50という兄のお下がりのバイクに乗っていた時期がありました。
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