「過去レコ」涸沢の紅葉。初めての本格山行。
- GPS
- 56:00
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 911m
- 下り
- 903m
コースタイム
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:00
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:40
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:00
天候 | 曇り→雨→晴れ→曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
(当時は所有車が軽だったため帰りは5人になると乗れない。) 梓第1駐車場利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
初心者でも歩けたので整備されていたと思われます。 |
その他周辺情報 | 初日は上高地〜横尾まで。横尾山荘へ宿泊。 2日目は父と弟と横尾で合流し涸沢へ。(テント泊) 下山後は竜島温泉せせらぎの湯に立ち寄り。 |
写真
装備
備考 | 山装備はほぼ借りたもの。ザックは40リットルくらいの女性用だった・・・。 靴のみ登山用。カッパは5000円くらいの通販で買ったもの。。。 |
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感想
近場の大山、金時山などには登ったことがありましたが泊りでの登山は初めて。
何故か父に誘われ涸沢というところに行くことになった。
山なんてほとんど知らないので涸沢というところに行くには上高地からコースタイムで6時間もかかる。なので泊りでないといけないということくらいしか知識はなかったと思います。
準備は靴はその前に好日山荘で購入。(登山靴って高額。いや登山装備ってどれも高額。カッパとかもそんな値段するの。。。)
私の装備は登山靴くらいでした。その靴は数年前までソール張替えして履いていました。その他はカッパはネットで5000円くらいのゴアテックスでもないもの。ザックは借りたもの(女性用)シャツは綿100%、ズボンはユニクロのワークパンツ。当時はまだ若かったので何とかなったと思います。
初日は上高地から横尾まで。父と弟は予定があり翌日合流なので母とkocchukeの3人で横尾山荘へ。
横尾山荘はお風呂もあって入ったと思いますがお風呂の記憶ありません。布団は2段ベットで一人で使えましたが枕カバーが紙だったのでそれが気になってあまり眠れなかった記憶です。
翌日は雨。この日は夜行バスで父と弟が上高地入りし横尾で合流。雨の中の登山は初めてだったのと雨だったら行かないんじゃないかなと思ったりしてましたが雨でも行くようだったのでカッパ着て出発。気温は低い方でしたがカッパは蒸れるしで横尾から涸沢へはなんだかんだで5時間ほどかかりましたが無事到着。初めて訪れた涸沢は雨も降っていて視界も悪く、雨で寒い。テント泊でしたがテントは岩場に張ることになりなかなかの試練でした。ヒュッテ名物のおでんと生ビールも寒い中でおでんはすぐに冷めちゃったような記憶です。夕飯はお湯を温めて入れるだけの白飯とカレー。夜は岩の間に挟まるように寝たので疲れも取れず。テントマットは銀マットのみでした無いよりはかなりマシでしたが。その中で3人用のテントに5人でしたので弟は前室で寝て(横になっていただけ)ました。今思えばビバークです。夜は雨の中でトイレはヒュッテまでいかなくてはいけなくてそれはそれで大変でしたが登山靴は濡れた岩の上ではとても安定していてすごいんだなと思いました。
翌朝になりまだ雨は降っていましたが小降りでした。徐々に雨も収まって少しホッとしました。朝はかなりゆっくりとして朝食も取ったり。すると陽がさしてきて雲も取れてきたり。久々の青空が見えてきて。そして涸沢の全貌がやっと見えてきました。
紅葉は陽が出ると全く違う色に変わりました。今までの紅葉のイメージが全部変わった瞬間はこの時ですごいものを見てしまったと思いました。この時のカメラはα700でソニーのミラーありの1眼。今使っているレンズと同じようなレンズですが涸沢は全部入らないんですよね。どこからどこを入れたらよいかわからずに夢中で撮りました。その中で何枚か良いなと思ったのが撮れたので良かったと思いました。
今だったらこの天気の中では登らないだろう。
そしてこの時間までゆっくり滞在しないだろう。
でも登山というものがわからなかったことでこの景色が見られたんだと思います。
そして下山はそのゆっくり出発が影響して。上高地の閉門はギリギリ間に合いました。運が良かったのは上高地に到着してすぐの場所でタクシーが捕まえられたことでした。
徳澤だったと思いますが上高地の閉門時間がそこでわかり、足が痛いのに何とか歩ききれて。
翌日からは仕事で帰りの車も眠くてフラフラで大変でしたが忘れられない山行になりました。
今回のこの過去レコを登録しようとする前にハードディスクのデータを去年消去してしまいました。それをこのGWで復旧ソフトで何とか復旧しました。
その復旧作業で過去をいろいろと調べてみるとこの2010年以降にはそれほど山にはいっていなく、バードウオッチング、野鳥撮影、花鳥園にこの後数年間はハマっています。
そして本格的にハマるのはこの4年後の2,014年にもう一度涸沢に行ってからでした。
その間の過去レコもまた作ろうと思います。
山の事を知らないで雨の中登って、でも涸沢で素晴らしい紅葉を🍁見たら一生忘れられないでしょうね!
近年では紅葉時期の涸沢は平日でも人が多くて大変でしょうし💦
テントでの寝心地も良くなさそうでしたが寒くなかったんですか??
そしてお父さんと弟さんは登山をされているんですね!
popieさん
こんばんは
この最終日にこの紅葉が見られた時間が10時前なので今だったら見られてないなと思います。(上高地までコースタイムで下りで5〜6時間かかると思うと7時〜8時くらいには下山開始していそう。)そういう意味では初心者だったのでこれが見られたんだと思うとなかなか奥が深いものです。
涸沢の紅葉は有名ですし聖地とか言われているのも聞きます^^;。最近は9月30日近辺が紅葉のピークのようですね。その時は小屋では1つの布団に3人とか言われています。テント場も広いですがホントに良い場所(岩の上ではなくてトイレに行くのも近めの場所)は案外限られています。テント用のコンパネも早く行けば取れるのでそれが借りられたら快適そのものです!でもトイレから遠かったりすれば混んでいる涸沢でも張れないことは無いと思います。あと登山道の渋滞は紅葉時期はすごいです。
テントでの寝心地は雨も降っていてとても寒くて。そして岩の間に挟まってたような感じで全然眠れた気がしていません。この時期の北アルプスは気圧配置によっては雪も降るような時ですので雨だったのでまだ良かったと思いました。書き忘れていましたがシュラフはこれも山岳用ではなくて化繊の重いものでした。確かコンフォートで0度くらいの能力はあった気がします。そして化繊だったので濡れたとしてもダウンのようには保温力が落ちなくて最悪にはならなかったのかもですね。私はたぶんユニクロのフリースとかダウンを着込んでいたと思います。
あとうちの父は若い頃から山登りしていてカメラも趣味でやっています。弟は山は家族で行くときしか登らないのですがこの涸沢に私達が行く前にも父と涸沢に来ていたりしています。今はうちの方が多く登るようになりましたが。それと母も若い頃は父に連れられて奥穂から吊り尾根経由で前穂、重太郎新道で岳沢経由で歩いていたりと連れまわされていたとたまに実家での飲み会するときには聞いて笑っています。今はもう足も悪くなり登山は無理って言ってますが父はまだ大丈夫だからって・・・。またこの話は一緒に登山できたらお話しましょう。(興味ありましたらですが )
今年はもし今の状況が終息していたらまたゆっくり涸沢に泊まってビールとおでん食べたいです。ピークではないのですがスケール感の大きい涸沢という場所が私の登山の原点だと思います
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