【200名山・過去レコ】南九州・大崩山(晩秋九州ツアー第3章:祝子川キャンプ場より坊主尾根〜和久塚コース周回)
- GPS
- 07:34
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,148m
- 下り
- 1,134m
コースタイム
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 7:34
天候 | 終日快晴・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(復路)登山口より祝子川温泉へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・坊主尾根・和久塚コースとも、途中切り立った岩場のハシゴ等多数。足場はしっかり、展望も抜群ながら、足許注意 ・上和久塚の展望台から先は断崖で行き止まり。少し戻った茂みに下和久塚への下降路あり |
その他周辺情報 | 祝子川温泉「美人の湯」で日帰り入浴可(大人500円[※2004年現在]) |
写真
感想
晩秋の南・中九州ツアー最終章は、峨々たる岩峰の連なる大崩山がターゲット。シーズンオフでガラガラの祝子川キャンプ場にて前泊、この日は距離はさほどでもないものの、登り・下り共にかなりの緊張を強いられるタフなコースのため、日の出前から行動開始。6時過ぎに登山口の大崩山荘を通過、登りは大崩山頂に最短で到達可能な坊主尾根コースを辿ります。林道分岐を過ぎ、樹林帯を登っていくと、岩峰の隙間にハシゴのかかる険しい道に。抜群の展望を楽しむ余裕もなく、ハンパない高度感にビビりながら小積ダキ分岐を乗り越え、上和久塚への分岐を過ぎるとクマザサ茂る緩やかな登りとなり、1ピッチで大崩山頂着。岩のヨロイに覆われた途中の厳しい登路とは裏腹に、樹林に囲まれた山頂は小生の他訪れるハイカーもなく、穏やかな佇まいです。
記念撮影の後、自宅へ生存報告の連絡を入れ、少し戻った展望の良い石塚で、昨日の市房山頂からはだいぶ近づいた感のある祖母・傾など「九州の屋根」の山並みを一望しつつ、早めの昼食その1を済ませます。テンションを維持したまま早速下山にかかり、帰路は鋭い岩峰の連続する和久塚コースをチョイス。切り立った上和久塚の上に出ると、足下は切り立った断崖で、進退極まったかと思ったのも束の間、少し戻った茂みの中に下和久塚方面への下降路を発見。中和久塚、下和久塚とハシゴの連続する本コース核心部を四肢フル活用で慎重に通過、その名の通りの特徴的なシェイプの「乳房岩」まで下ると、少し落ち着いたルートとなり、展望を楽しみながら昼食その2を済ませます。ここから急降下し小積谷に降り立つと、沢沿いの平和な道となり、祝子川を渡ったところでホッと一息、ご褒美のフルーツ缶を平らげます。
大崩山荘で背後に聳える錚々たる岩峰を振り返り、締め括りの記念撮影。午後1時過ぎにはスタート地点のキャンプ場に帰り着きました。「美人の湯」の名を冠する祝子川温泉で山の汗を流し、下界の出で立ちに衣替え。地図上で目を付けた三重町方面へのショートカットの林道は入口が発見できずじまいでしたが、ここからは山あいの県道・国道をひたすら走り、この日のお宿、別府郊外の浜脇温泉へと向かったのでありました。翌日、朝イチで別府郊外の鶴見岳ロープウェイを往復後、大分空港より帰京。これにてこの年の200名山巡りは一応打ち止め、残りはいよいよ21座となり、仄かにゴールが見えてきた感じです。
[※2020年5月再録]
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する