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Yamareco

記録ID: 2335001
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

毛無山〜十二ヶ岳〜節刀ヶ岳

2020年05月07日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:36
距離
8.9km
登り
920m
下り
898m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:58
休憩
0:39
合計
5:37
5:16
30
スタート地点
5:46
5:46
55
6:41
6:43
12
6:55
6:55
27
7:22
7:25
5
7:30
7:33
15
7:49
7:49
32
8:21
8:25
10
8:35
8:36
4
8:40
9:01
6
9:06
9:06
20
9:26
9:27
17
9:43
9:47
65
10:53
ゴール地点
天候 快晴。北寄りの風が強く、11時ごろまでは、風の通り道となっていた鞍部や北側斜面は冷えた。
過去天気図(気象庁) 2020年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大石峠登山道入口手前の路肩駐車スペースに駐車。
若彦トンネル入口近くには車の分岐がないので、大石ペンション村に入る道から登っていく必要あり。
コース状況/
危険箇所等
登山道入口を含めて、コース上にはトイレなし。水場は大石峠〜登山道入口の間に一か所あり。

【登山道入口〜淵坂峠】
入ってすぐに渡渉がありますが、倒木を使った簡易の橋があり、現在は濡れずに渡れます。
踏み跡がはっきりしているので、破線ルートですが難易度は高くありません。ただし一か所だけ、倒木により進みにくい場所があります。

【淵坂峠〜毛無山】
分岐の看板から尾根に登り、後は尾根伝いに土の斜面を直登します。急斜面と緩斜面がそれぞれ2回程度。
黄色や赤のテープがありますが、設置間隔が広く、次のテープが見つからない場所が二か所ほどありました。ただ、尾根を辿っていけば迷うことはないと思います。

【毛無山〜十二ヶ岳〜金山】
ルートはハッキリしていますが、ロープやクサリのある岩場が続きます。特に十一ヶ岳の下りから吊り橋を経て十二ヶ岳まで、そして十二ヶ岳からの下りに長く角度が急な岩場があります。
下りは垂直に近く(実際にはそんなことないのでしょうが)、なかなかいいところに足場がない、など、かなりプレッシャーがありました。この日は北風が強かったことも、緊張感を高めたかもしれません。
十二ヶ岳のグレーディングは難易度Cで、瑞牆山や乾徳山と同レベル扱いになっていますが、これは今回とは違う桑留尾ルートのグレーディングです。今回のルートは、少ない自分の経験から言えば、瑞牆山や乾徳山よりは明らかに難易度が高く、両神山の八丁尾根よりも一つずつの岩場が長く、難しく感じました。
あくまで個人の感想ですが、岩場トレーニング・デビューは別の場所でしたほうがいいと思います。

〈山梨県 山のグレーディング〉
https://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/shintyaku/grading.html

【金山〜大石峠】
土道、緩斜面の稜線歩きが楽しめる、快適なルートです。危険箇所はありません。
大石峠は芝生になっていて、ゴロンと寝転ぶのに最適。

【大石峠〜登山道入口】
つづら折りの坂道を下って行きます。旧街道だけあって、それほど急坂ではありません。
時間で言えば、水場のところがほぼ中間地点になると思います。
その他周辺情報 十二ヶ岳〜金山は、スマホのバッテリーが切れたためログができていません。
林道から、まずは左に下りて川へ。林道奥には大石峠への登山口の看板も見えます。
2020年05月07日 05:17撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 5:17
林道から、まずは左に下りて川へ。林道奥には大石峠への登山口の看板も見えます。
ここを渡ります。渡った先、写真左にも道標があるので迷うことはなさそう。靴底も濡らさずに渡ることができました。

調べたところ、ときどき地元の「若彦路街道古道を守る会」の方が整備してくれているそう。ありがとうございます。
2020年05月07日 05:19撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 5:19
ここを渡ります。渡った先、写真左にも道標があるので迷うことはなさそう。靴底も濡らさずに渡ることができました。

調べたところ、ときどき地元の「若彦路街道古道を守る会」の方が整備してくれているそう。ありがとうございます。
淵坂峠への道は概ね歩きやすくなっていますが、一か所だけ倒木が道を塞いでしまっているところがあります。ここは上を抜けますが、土がふかふかで歩きにくいです。
2020年05月07日 05:37撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 5:37
淵坂峠への道は概ね歩きやすくなっていますが、一か所だけ倒木が道を塞いでしまっているところがあります。ここは上を抜けますが、土がふかふかで歩きにくいです。
大きな切り通しが淵坂峠。中央に見える道標の裏側から、右の尾根に登ります。登ってしまえば、しばらくはピンクテープがあります。
2020年05月07日 05:44撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 5:44
大きな切り通しが淵坂峠。中央に見える道標の裏側から、右の尾根に登ります。登ってしまえば、しばらくはピンクテープがあります。
およそ1時間で毛無山山頂に。
急坂が多いですが、尾根は広く、岩場もないので危険なところはありませんでした。
2020年05月07日 06:37撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 6:37
およそ1時間で毛無山山頂に。
急坂が多いですが、尾根は広く、岩場もないので危険なところはありませんでした。
四ヶ岳の下りから、本格的な岩場が始まります。写真は振り返ってみたところ。ハッキリとした足場がないので難儀しました。
2020年05月07日 06:55撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 6:55
四ヶ岳の下りから、本格的な岩場が始まります。写真は振り返ってみたところ。ハッキリとした足場がないので難儀しました。
八ヶ岳違い。
これから向かう十二ヶ岳と節刀ヶ岳をバックに。
2020年05月07日 07:08撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 7:08
八ヶ岳違い。
これから向かう十二ヶ岳と節刀ヶ岳をバックに。
コイワザクラ。岩にへばりつくように咲いていました。ぽんぽん咲いていましたが、絶滅危惧II種だそうですよ。
花がほとんど同じ、クモイコザクラというのもあったそうな。見分けは葉っぱの切り込みの鋭さ。そこまで気にしていなかった…。
2020年05月07日 07:12撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 7:12
コイワザクラ。岩にへばりつくように咲いていました。ぽんぽん咲いていましたが、絶滅危惧II種だそうですよ。
花がほとんど同じ、クモイコザクラというのもあったそうな。見分けは葉っぱの切り込みの鋭さ。そこまで気にしていなかった…。
立派なトラバース道もあります。岩殿山に行けないいま、アルプスのトレーニングに良さそう。
2020年05月07日 07:13撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 7:13
立派なトラバース道もあります。岩殿山に行けないいま、アルプスのトレーニングに良さそう。
十一ヶ岳からの下り。これでも岩場の途中から。下の方に見える吊り橋が遠い…。
2020年05月07日 07:25撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 7:25
十一ヶ岳からの下り。これでも岩場の途中から。下の方に見える吊り橋が遠い…。
吊り橋、なんとか渡り切りました。
他の方がおっしゃっているように、確かに高さはないのですが、左右両側とも切れ落ちているので、落ちたらそのまま滑落します。しかも吊り橋のスタートがひしゃげてて、梯子のように降りる必要あり。腰から下がゾワッとしました。
2020年05月07日 07:30撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 7:30
吊り橋、なんとか渡り切りました。
他の方がおっしゃっているように、確かに高さはないのですが、左右両側とも切れ落ちているので、落ちたらそのまま滑落します。しかも吊り橋のスタートがひしゃげてて、梯子のように降りる必要あり。腰から下がゾワッとしました。
長い岩場の直登を済ませて、桑留尾からの登山道との合流点。
2020年05月07日 07:46撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 7:46
長い岩場の直登を済ませて、桑留尾からの登山道との合流点。
そしてすぐに十二ヶ岳の山頂!
昨日の夜に雷雨があったため、春の割に空気が綺麗です。
2020年05月07日 07:49撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 7:49
そしてすぐに十二ヶ岳の山頂!
昨日の夜に雷雨があったため、春の割に空気が綺麗です。
バッテリーが切れてしまったので写真がありませんでしたが、十二ヶ岳からの下りもなかなかでした…。尾根の途中には梯子もあるし。
金山手前から大石峠方面はのんびりした尾根道でラクチン。

節刀ヶ岳から富士山を見ると、さっき登った十二ヶ岳。ここから見ると、それほどハードには見えないんですが…。
2020年05月07日 08:39撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 8:39
バッテリーが切れてしまったので写真がありませんでしたが、十二ヶ岳からの下りもなかなかでした…。尾根の途中には梯子もあるし。
金山手前から大石峠方面はのんびりした尾根道でラクチン。

節刀ヶ岳から富士山を見ると、さっき登った十二ヶ岳。ここから見ると、それほどハードには見えないんですが…。
節刀ヶ岳山頂から富士吉田方面。向こうには山中湖や杓子山、御正体山、山中湖。
2020年05月07日 09:03撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 9:03
節刀ヶ岳山頂から富士吉田方面。向こうには山中湖や杓子山、御正体山、山中湖。
木々の間からは本家の八ヶ岳!カッコいいなぁ…。
2020年05月07日 09:03撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 9:03
木々の間からは本家の八ヶ岳!カッコいいなぁ…。
鬼ケ岳。右奥には今日登っていない方の毛無山。
2020年05月07日 09:04撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 9:04
鬼ケ岳。右奥には今日登っていない方の毛無山。
前半が辛かった分、稜線歩きはスムーズ!
大石峠の芝生でゴロンとして、しばしの休憩。
登山の途中でこんな快適な芝生があるの、初めてかも。お昼寝に良さそう。
2020年05月07日 09:43撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 9:43
前半が辛かった分、稜線歩きはスムーズ!
大石峠の芝生でゴロンとして、しばしの休憩。
登山の途中でこんな快適な芝生があるの、初めてかも。お昼寝に良さそう。
ZOZOかと思ったら2020年でした。
ここは旧若彦街道。後でどんないわれがあるのか調べてみよう。
2020年05月07日 09:49撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 9:49
ZOZOかと思ったら2020年でした。
ここは旧若彦街道。後でどんないわれがあるのか調べてみよう。
大石峠からの下りの途中にある水場。水量は少なかったですが、意外にまろやかなお味でした。
2020年05月07日 10:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 10:11
大石峠からの下りの途中にある水場。水量は少なかったですが、意外にまろやかなお味でした。
ヒトリシズカ。恥ずかしながら、ちゃんと見たのは初めて…。道端に普通に咲いてました。
2020年05月07日 10:28撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 10:28
ヒトリシズカ。恥ずかしながら、ちゃんと見たのは初めて…。道端に普通に咲いてました。
登山口まで降りてきました。お疲れ様でしたー。
2020年05月07日 10:52撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/7 10:52
登山口まで降りてきました。お疲れ様でしたー。
撮影機器:

感想

富士北麓で、岩場トレーニングできる場所を探していて見つけた十二ヶ岳。ですが、ちょっとレベルが高すぎて…。乾徳山レベルの山は無いものか…。

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2/5
体力レベル
3/5

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