記録ID: 233567
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ハイキング
甲斐駒・北岳
おでんはおあずけ、夜叉神から快晴の観音岳まで
2012年10月13日(土) [日帰り]


- GPS
- 10:50
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,912m
- 下り
- 1,895m
コースタイム
5:05夜叉神峠登山口
空を見上げると満天の星空で雲ひとつありません。でも油断はできません。夜明け前の中ヘッドランプを頼りに歩きますが、それほどの勾配もなく危険個所もありませんので問題ありませんでした。スタートが遅かったので歩き始めて30分ほどで明るくなってきました。
5:55夜叉神峠
峠で、ちょうど白峰3山のモルゲンロートを見ました。雪を被っている時期でしたら最高だったですね。ここからは、笹の小道を下り、カラマツ林を見ながら大石と木の根が混在する急な坂を登ります。途中、右側に木の間から富士山を見ることが出来るビューポイントで、久し振りに美しい富士山を観賞し、シラビソ、コメツガ、ダケカンバの生い茂るなだらかな登り坂を歩きます。
6:59杖立峠
再びシラビソ、コメツガ、ダケカンバの生い茂るなだらかな登り坂となります。時より左側の木々の間からは白峰3山も見えています。下の方はかなり紅葉が進んでいるようです。
7:36焼け跡
少し雲が出て来ましたが晴れていました。風もほとんどありません。稜線に出る前に展望があるうちに辻山に立ち寄って行こうと思いました。ここからは分岐点の苺平まで枯れ沢のような小石の混じる結構な急登から、樹林帯へと突入します。
8:17苺平
苺平に着き、予定どおりに辻山へ向かいました。踏み跡が分かりづらい場所も所々ありますが、赤いテープを見失わなければ迷うことはないと思います。(しかし、前回は山頂近くで間違えました。)
8:35辻山8:45
樹林帯を抜けると突然視界が広がり山頂となります。正面にはドーンと北岳、間ノ岳、農鳥岳から続く南アルプス群、そして富士山、鳳凰山、八ヶ岳までの大絶景が目の前に広がります。
辻山から、来た道を一旦少し戻り、近道と書いてある案内板に従い下りて行くとメインの登山道に合流します。いつもの北八ヶ岳のような苔蒸した林の中を歩くと南御室小屋が見えてきます。
9:05南御室小屋
南御室小屋の水場で、水を少し飲んで出発しました。小屋横のヤナギランは当然枯れていました。今年も咲いている時に来ることは出来ませんでしたので、来年こそ美しい花を見たいと思いながら、小屋裏からの急坂を登ります。急坂を越えれば、あと1ケ所だけ厳しい登りがありますが、間もなく白い花崗岩の稜線です。
9:55砂払岳
樹林帯、最後の登りを越えると白い砂浜が目前に見え、花崗岩の大石と360度の大展望です。今日は山頂に着いても晴れていました。
10:05薬師小屋
小屋では布団も干されていて、本日の宿泊客に備えて忙しそうでした。
10:15薬師岳
薬師小屋からハイマツ帯をひと登りで薬師岳です。山頂はもちろん絶景です。南アルプス、富士山、八ヶ岳、金峰山、そして富士山と見ているだけで言葉が出ませんでした。
観音岳までは白い花崗岩が細かくなった砂礫の稜線歩きです。北側はハイマツ帯で雷鳥君が現われないかと淡い期待をしながら歩きましたが、今日はお休みのようでした。
10:45観音岳11:15
山頂は大岩が積み重なっています。中段部分に山頂の木碑があり、上段まで登るとまたまた360度の大パノラマです。薬師岳からは見ることが出来ない地蔵岳のオベリスクや甲斐駒ケ岳の雄姿、そして北アルプスの稜線まで見えました。観音岳の山頂では、これまで登った中で一番多くの方々か休憩されていました。
11:40薬師岳
11:50薬師小屋
12:00砂払岳
12:40南御室小屋
南御室小屋では、おでんを楽しみにしていたのですが、今日は土曜日で弁当作りが忙しくて、おでんは出せませんと断られてしまい、最後に厳しい苺平までの登り返しに四苦八苦しました。
13:10苺平
13:40焼け跡
14:25杖立峠
15:10夜叉神峠
15:55夜叉神峠登山口
空を見上げると満天の星空で雲ひとつありません。でも油断はできません。夜明け前の中ヘッドランプを頼りに歩きますが、それほどの勾配もなく危険個所もありませんので問題ありませんでした。スタートが遅かったので歩き始めて30分ほどで明るくなってきました。
5:55夜叉神峠
峠で、ちょうど白峰3山のモルゲンロートを見ました。雪を被っている時期でしたら最高だったですね。ここからは、笹の小道を下り、カラマツ林を見ながら大石と木の根が混在する急な坂を登ります。途中、右側に木の間から富士山を見ることが出来るビューポイントで、久し振りに美しい富士山を観賞し、シラビソ、コメツガ、ダケカンバの生い茂るなだらかな登り坂を歩きます。
6:59杖立峠
再びシラビソ、コメツガ、ダケカンバの生い茂るなだらかな登り坂となります。時より左側の木々の間からは白峰3山も見えています。下の方はかなり紅葉が進んでいるようです。
7:36焼け跡
少し雲が出て来ましたが晴れていました。風もほとんどありません。稜線に出る前に展望があるうちに辻山に立ち寄って行こうと思いました。ここからは分岐点の苺平まで枯れ沢のような小石の混じる結構な急登から、樹林帯へと突入します。
8:17苺平
苺平に着き、予定どおりに辻山へ向かいました。踏み跡が分かりづらい場所も所々ありますが、赤いテープを見失わなければ迷うことはないと思います。(しかし、前回は山頂近くで間違えました。)
8:35辻山8:45
樹林帯を抜けると突然視界が広がり山頂となります。正面にはドーンと北岳、間ノ岳、農鳥岳から続く南アルプス群、そして富士山、鳳凰山、八ヶ岳までの大絶景が目の前に広がります。
辻山から、来た道を一旦少し戻り、近道と書いてある案内板に従い下りて行くとメインの登山道に合流します。いつもの北八ヶ岳のような苔蒸した林の中を歩くと南御室小屋が見えてきます。
9:05南御室小屋
南御室小屋の水場で、水を少し飲んで出発しました。小屋横のヤナギランは当然枯れていました。今年も咲いている時に来ることは出来ませんでしたので、来年こそ美しい花を見たいと思いながら、小屋裏からの急坂を登ります。急坂を越えれば、あと1ケ所だけ厳しい登りがありますが、間もなく白い花崗岩の稜線です。
9:55砂払岳
樹林帯、最後の登りを越えると白い砂浜が目前に見え、花崗岩の大石と360度の大展望です。今日は山頂に着いても晴れていました。
10:05薬師小屋
小屋では布団も干されていて、本日の宿泊客に備えて忙しそうでした。
10:15薬師岳
薬師小屋からハイマツ帯をひと登りで薬師岳です。山頂はもちろん絶景です。南アルプス、富士山、八ヶ岳、金峰山、そして富士山と見ているだけで言葉が出ませんでした。
観音岳までは白い花崗岩が細かくなった砂礫の稜線歩きです。北側はハイマツ帯で雷鳥君が現われないかと淡い期待をしながら歩きましたが、今日はお休みのようでした。
10:45観音岳11:15
山頂は大岩が積み重なっています。中段部分に山頂の木碑があり、上段まで登るとまたまた360度の大パノラマです。薬師岳からは見ることが出来ない地蔵岳のオベリスクや甲斐駒ケ岳の雄姿、そして北アルプスの稜線まで見えました。観音岳の山頂では、これまで登った中で一番多くの方々か休憩されていました。
11:40薬師岳
11:50薬師小屋
12:00砂払岳
12:40南御室小屋
南御室小屋では、おでんを楽しみにしていたのですが、今日は土曜日で弁当作りが忙しくて、おでんは出せませんと断られてしまい、最後に厳しい苺平までの登り返しに四苦八苦しました。
13:10苺平
13:40焼け跡
14:25杖立峠
15:10夜叉神峠
15:55夜叉神峠登山口
天候 | 久し振りの晴れでした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、登山口に設置されており、登山道はいつものとおり危険個所はありませんでした。 |
写真
撮影機器:
感想
今日は、秋の紅葉シーズンということで快晴の青空を期待して鳳凰山に登りました。いつもより遅いスタートになってしまいましたが夜叉神峠登山口から5時に登り始めて、夜叉神峠で白峰3山のモルゲンロートを観賞して、焼け跡まで来ると若干、雲が出て来たので少し不安になり、急遽、苺平から晴れているうちに絶景を見ておこうと辻山に立ち寄り、一足先に見学。期待どおりの絶景を見たのちに南御室小屋へ。小屋で800円のおでんの看板を確認して帰りに立ち寄り食べることを楽しみに、白亜の稜線に向かいました。
砂払岳から稜線に出ると、今日は相変わらずの晴天が続いていました。景色も最高でテンションも上がりっぱなし・・・・。紅葉シーズンの土曜日ということもあり、今まで登った中で一番多くの登山客だったような気がします。観音岳では最高の景色に見とれながら至福の一時を過ごしたのちに、あとは南御室小屋でおでんを食べて帰るだけと思いながら、下山したのですが・・・・。何と、今日は忙しくて販売中止とのこと。そこからは、一気に疲れが出て?厳しい帰路となりました。
小屋の裏のヤナギランも、すでに終わってしまっていたので、おでんも来年に必ずリベンジしたいと思います。
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sssさん
良い感じですね。
昨日は、自宅からも薬師岳が良く見えていました。
弁当作り、、でおでんが、、。
かなり多忙であったようですね。
先週、小屋を手伝っていますから、
その様子が浮かびます。
行きでは当然おでんは控え、
やはり帰りで、、でも、できない。
がっかり、気力も少し萎えたことかと、、、。
Y-chan
Y−Chanさん、コメントありがとうございます。
Y−Chanさんから、頂いた、貴重なおでん情報でしたが、紅葉シーズンの土曜日の書きいれ時ということで仕方がありませんね。来年、また食べに行きたいと思います。
帰りの、南御室小屋からは足取りが重くなってしまいまいしたが、夜叉神峠からの下りでは、鳳凰山の魔法が解けて?もう現実の生活に戻ってしまうという寂しい気持ちになりました。
雪が降ったら、また登りたいと思います。
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