大日ヶ岳(過去レコです)。
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 795m
- 下り
- 788m
天候 | 晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2002年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
徳に危険個所はありません。 |
写真
感想
一度登山口まで来たが、大雨のため登るのをあきらめて引き返した事がある。平成14年10月、体育の日の3連休は日本中が晴れマークの予報であり、連休の中日に妻と登る事にした。東海北陸道を高鷲インターでおりるところを間違って白鳥インターでおりてしまい、国道を通って蛭ヶ野に至った。別荘地から登山口までの、車一台がやっと通れる細い道を牧場の臭いを嗅ぎながら進んだ。絶好の秋晴れのレジャー日よりで、登山口の手前の広場はすでに車で満杯となっていた。細い道の突き当たりが登山口になっており、そこにも小さな空き地があり車をとめる事が出来た。すぐ後に大坂ナンバーのワゴン車がやってきて、年寄り1人、夫婦とおぼしき2人、その子供2人がゾロゾロ下りて来てそのままスタスタと登山口に入って行った。遠くから来て時間が勿体無いので、車の中ですでに仕度を整えていたのだろう。我々は慌てる事はないのでゆっくり身支度を整え、8時3分に登り始めた。なだらかではあるが滑りやすそうな土の道を20分程歩くと高圧線の鉄塔があり、そこで先の親子3代を追い抜いた。というよりも彼等が道端で待っていて呉れて、崩れそうになっている階段をヨタヨタ登って行ったと云う方が正しい。良く整備されてはいるが、雨でも降ればいつぞや登った荒島岳と同じくドロドロになってしまうだろう尾根伝いの登山道である。幾つかのアップダウンを繰り返し、暫くすると急な坂道にさしかかった。これをゆっくり登り切ると再び緩やかな道となり、紅葉にはまだ早すぎるが、薄赤く、あるいは黄色に染まる雑木林の中を気持ちよく歩いた。もう一度急な道があり、それから平らな道を歩き、登り始めてから1時間20分で「いっぷく平」と記された広場に着いた。広場は雑木林で囲まれ展望はきかないが、苔むした倒木に腰をおろし一服。多分親子なのだろう、年輩の男1人、中年の女2人の1組が休んでおり、聞くと半田からやって来たとの事である。知多半島からもずっと高速道路で来られるので、ここは近いものだと云っていた。暫くすると先の親子3代もやって来たので、その小さな女の子は何歳かと尋ねると、4歳だという。よくもまあこんな所まで来れるもんだと感心した。新しく買ったばかりの三脚を立て、「いっぷく平」と書かれた木の札をバックにデジカメ撮影をし、ここを出発した。平らな道をしばらく歩き、小さなアップダウンを繰り返し1時間以上も歩いただろうか、見晴らしの良い頂上らしき所に出た。だが正面にはもう少し背の高い山があり、そこに続く登山道が延びているのが見え、そこが頂上であると休んでいる人が教えて呉れた。ほんの僅か下にスキーリフトの降り場があり、こんな所まで開発しているダイナランドスキー場に妙に感心した。そのコブを少し下り、その先の急坂を汗をかきかき妻のあとを付いて登り、11時に大日ケ岳頂上1709mに到着した。頂上は広場になっており、大日如来の説明を書いた石板や、石の灯籠、大日如来の石像が林立した、なにやら賑わしい所である。青空が広がる下で何組かのパーテイーが気持ち良さそうに休んでいる。頂上に白い雲をふんわりと載せた白山が間近かに見え、子供達が「白山が噴火している」と喜んでいる。白山の手前に、別山、三の峰、銚子ガ峰が続き、東を見れば遥か遠くに、御岳、乗鞍、穂高の山並が見え、360度の展望を余す事無く楽しませて呉れる。今回始めて使うビニール製のザブトンを石の上に敷いて腰をおろし、ラーメンを作り、食後にナシを剥いて食べた。おいしい空気も一杯吸い込み、1時間程休んでからもと来た道を下山し始めた。3ケ所の急坂を下りる時以外はなんて事は無い道だが、平坦な道を歩く時に案外木の根につまずいたりする。途中いっぷく平で休んで、2時15分に登山口に無事到着した。
コメント
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onisanさん(さんさんになってしまいますね:笑)、はじめまして。
ramisukeと申します。
過去記録が興味深く、10年以上前の記録を検索して楽しませてもらっています。
onisanさんは、岐阜方面の方なのかなあ、日本百名山を目指されていたのかなあと、プロフィールを拝見しないまま、想像しています。
onisanさんの感想文が興味深いのですが、画面で見ていると、どうもどこを読んでいるのかよくわからなくなっていまします(職場の書類もそうなのですよ:苦笑)。
化学物質過敏症という持病の影響もあるそうです。
読みたいけど「ん?どの行だっけ?」となってしまう私のような者のために、段落を区切って下さると、大変ありがたいです♪
さて、この時は、奥様も一緒だったのですね。落ち着いた感じの方で、親しみを感じました。よろしくお伝えください。
過去記録キャンペーンにより、いつもは気が付かなかったユーザーさんと出会うことができ、そういう楽しさもあったのかと、この数日感じているところです。
引き続き、onisanさんの記録も、拝見しますね。
こちらは、stay home、休日は草取り三昧→くたびれたら過去記録作りと楽しんでおります。
今後も、よろしくお願い申し上げます。
ramisukeさん、こんばんは。
過去レコ、精力的にアップさせて頂いています。ご指摘頂いて見直してみますと、確かに読みにくい文章ですね。当時、登山の記録に書き置いていたものをそのままアップしています。写真も消えてしまったものも多く、ヤマレコとしては失格ですがご容赦ください。
これからも宜しくお願いいたします。
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