栗駒山山頂はガスと強風
- GPS
- 04:58
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 528m
- 下り
- 506m
コースタイム
※下山開始以降は日差しが出てきて、紅葉鑑賞に立ち止まりながらのんびりタイム
天候 | 雨のち曇りのち晴れ+強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
当日の天気予報から午前中は少々の悪天候でも仕方ないかと思いつつも、これほど悪いとは(´;ω;`)
前週末は駐車場に入れない位の混雑という情報もあり現地に早期到着を優先、遠方のメンバーは早朝一番列車で集合してもらったり、待合せ場所を通り過ごしたりの困難にめげず予定通りの8:30頃に到着したのに、途端に雨足が強くなって来る。
前週の朝日縦走に続く2連チャンの合羽でのスタート、自称晴れ男の自信が完全に失墜してしまう。(つд⊂)
時折の突風が吹き付け合羽のフードもしっかり締めないとすぐ外れてしまう。
その上4人ともこのコースは初めてみたいでなんとも頼りない出発だが、登山道は雨で泥濘んでいるがよく整備されているので心強い。
この強風雨で写真を撮る気力は薄れるが、何とかコース通過の記録だけでもと思いシャッタを切る、画面はガスの中に微かに被写体が見えるだけだ。(T_T)
出発から18分ほどで名残ケ原に到着、木道を通ながら近くの色づいた草葉を見て、天候を恨めしく思っていると、同行の3人はおしゃべりで元気な様子、この切替の早さに感心してしまう。(@_@;)
この草原どのくらいの広さなのか分からず只々前進のみ。
更に12分程で苔花台の分岐標に到着、ここは真っ直ぐ進むということだけは頭の中にしっかり記憶させていた。
やがて地獄谷の標識があるがガスで視界が悪いためどの程度の規模なのか?せっかく来たのにと少々ストレスが、地獄は覗いてみたいものである。
出発から54分で昭和湖到着。
湖面が白いのに更に白いガスで湖の広さが全く分からない、標柱にはトイレと矢印があるが建物が見えない。
昭和湖からは急登となり約50分で天狗平に着く。出発から1時間45分である。この天候に惑わされあまり休憩を取らなかったなぁと反省。(つд⊂)
天狗平は山頂へ至る尾根筋にあり、油断していると身体ごと飛ばされそうな突風が吹いている、山頂を断念しここから引返す方もいた。
とりあえず行ってみようと山頂を目指すが、予想以上の強風に天狗岩の裏で風よけ
先行していた数人もいた。
ここから250m位の距離であるが2人が登頂を断念、2人で山頂まで行くことにする。゜(゜´Д`゜)゜
ここから先は切り落ちた崖があったり、角材の登山路だったり足場の条件は良くなかったが、風は少し弱くなったのかと思う位で下山した2人を無理やりでも引っ張ってくれば良かったかもと少々悔やむ。
反面撤退の勇気という言葉も頭をよぎる。
10:49、出発から2時間7分で山頂に着いた。強風の中にも関わらず山頂は思ったより賑わっていた。
展望は全くないが、登ったで良しとするしかない。(・・||||r
山頂標一緒にと写真撮影して下山開始、来た道を戻る何とか早く先行下山した2人に追いつきたいと急ぐが足もなかなか従いて行かない。相方は元気良く順調に下る
そんなに長い登山歴ではないというが素晴らしいバランスと感心する。
昭和湖へ下る坂の少し手前で休憩していた2人と合流する。
風も少し収まって、心なし明るさも増してきた。
昭和湖が見下ろせる坂の上に来ると湖畔の周りにいる人が確認でき、昭和湖の全景も確認できる。今日一番の景観に思わず歓声をあげる。
昭和湖まで下がると行きとは全く違う昭和湖が周囲の紅葉した山々と共に見れて、ようやく来たかいがあったと確信できた。
登山道から少し離れて木道を渡った先にトイレがある。
スッキリして登山道に戻るとかなり周辺の視界が開けてきて、日本一と言う人もいる栗駒の紅葉の片鱗が垣間見れる。11:50である、これから登る人もいる。
なるほどこれから登ってもゆっくりできる山なのだと再認識させられる。
もう既に心は温泉に移りつつあるが地獄谷付近に来ると東側の視界が開け日が差している山並が見える。次第にガスが山頂を目指してあがりはじめ紅葉した傾らかな斜面が視界に入ってくる。
名残ケ原の案内板のところベンチ風に木材が置かれていて空いていたので、ここで休憩することにする。
風はまだ残っていたが、背負っていた2Lの水でお湯を沸かしてコーヒータイムを洒落るが、なにせ生まれて初めてのことなかなか要領よくいかない。
それでも晴れていれば少々の失敗は笑い飛ばせるのが嬉しい。(#^.^#)
約50分ほど休んで出発、木道を名残惜しく栗駒山頂方向を何度も振り返りながら
歩いていると、みるみる雲が山頂を目指し上がって行きやがて見事に紅葉した栗駒山全景が姿を現し、次に日差しが駆け上がって行く幻想的な光景を見ることができた。頭の上は憎らしいほどの青空だ(^○^)
駐車場が見えるところに来ると、台風一過の時のような眩いほどの青空にちぎれた雲が浮かび遥か向こうには鳥海山が見える。計画の悪さに悔いがこみ上げる。
そんな余計な事を考えながら歩いていたら、行きと違う道を通ったみたいでホテルの通用口みたいな所に出た。誰もどこで分岐したか分からないと言う、晴れて良かった。
13:40登山口到着、行動時間4:58の天国から地獄まで垣間見たような山行であった。
帰りは栗駒山荘でゆったり入浴帰路についた。
コメント
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あの雨とガスの中歩かれたんですね
6時から駐車場にいたのに、お昼から歩きました。
きっと、苔花台あたりですれ違っているんですね
気付かず残念…。
名残ヶ原での休憩は、看板の前でですか?
そうであれば、私の名残ヶ原を俯瞰した写真に写っているかもしれません
あの風には参りました。
昨日は下界もすごい強風だったようですものね
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