(過去レコ)氷ノ山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 890m
- 下り
- 637m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
四国の実家へ帰る前の山行。
当日 羽田発7:00のJALで高松空港へ。実家へ帰る前に中国地方の山へ登る。
レンタカーで瀬戸大橋を渡り、岡山県側からは近いと思われた わかさ氷ノ山スキー場へ。
地図は昭文社の『日本200名山を登る≪下巻≫』の氷ノ山のページをカラーコピーして持って出たが、後から分かったことだが、これだけでは はなはだ心もとなかった。
スキー場へ着き、仙谷コースの登山口を探したが見当たらなかった。
仕方なく、スキー場のゲレンデを上がって戸倉コースで登頂することにしたが、持って出た地図にスキー場からのコースは出ていない。
それでも、ゲレンデトップから明瞭な登山道に出る。三ノ丸頂上と書かれた標識には、氷ノ山まで3.3劼判颪れていたが、3.3とは相当な距離だと思う一方、そこから35分で登頂した。持っている地図には三ノ丸は表示されていない。
下りでは途中でスキー場の方へ右折しなければならないのだが、その場所を通り過ぎてしまい、時間的にも精神的にも落ち着きをなくしてしまい、どんどん下った結果、林道へ出た。その時、そこが坂ノ谷登山口だとは分かるはずもなかった。
間もなく林道の奥から山菜取りの初老の男性二人が軽トラで下ってきた。
わかさスキー場はどっちへ行けばいいのか聞くと、山の反対側だと言って車に乗れという。
軽トラの持ち主は別の男性を下ろした後、ご自宅へ向かい、収穫した山菜を車から降ろした後、私をわかさスキー場まで送ってくださった。
ご自宅では、奥さまがねぎらいの言葉を掛けて下さった上に、お茶とお菓子まで出して下さった。レンタカーの駐車地点に戻ったのは17時40分だった。
ガイドブックのコース通りに歩くことができていれば問題ないが、間違えた場合は今自分の居場所さえ分からなくなる… 今回はまさにそういう状況だった。
あの時、軽トラの男性に会わなければ一晩を山の中でどのように過ごしていただろうか、と思う。
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