物見山(過去レコです)。
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- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 339m
- 下り
- 343m
天候 | 曇り。 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。 |
写真
感想
2005年に愛知県で万博が開かれることになり、その会場としてカイショの森が予定されたが、自然破壊の恐れがあるということで環境保護団体を中心に批判の声が高まっていた。カイショの森が「海上の森」であり、大鷹が営巣している貴重な森であり、瀬戸の近くであることも始めて知った。万博反対の自然保護派であるわけでもないが、どんな所なのか興味が湧き平成13年3月1日、恭子さんと見に出掛けた。半年前に買ったズックのトレッキングシューズもくたびれて来たので、恭子さんとお揃いでイタリア製の登山靴を購入し、今日はその履き始めである。愛知環状鉄道のガード下の手前に路上駐車し、矢田川に沿って歩き、屋戸橋を渡るが道案内はない。物見山を目指して右手の道に入るが住宅ばかりで山の中へ入る道はなく、行き交う人に尋ねてもわからない。そこら辺をグルグル回ったあげく屋戸橋まで戻り、橋からすぐ左へ向かう道に入った。万博反対の看板などが立ち、しばらくすると駐車場があった。沢山の車がとまっており、そこから山に向かう人達がいた。道が分岐している所に出たが、地図を見て多分四つ沢という所だろうと判断し右手の道に入る。山道となり尾根に出たところでまた分岐している。案内はなく、左の道を選ぶ。これを行くとだんだん下りとなり、最後は民家の裏庭のような所へ出た。そこからは住宅街で、最初にグルグル回っていた時に見た景色である。このまま帰るのも癪なので、再び民家の裏庭から、下りて来た道に入り直した。山道を登って先程の分岐に到り、今度はそのまま真直ぐに歩いた。道はまた下りにさしかかり、どうもこの道でも無さそうだが人に聞いても判らない。結局四つ沢まで後戻りして、今度は左の広い林道を登って行った。ずっと林道を歩くと広場があり、その横にある階段を登るとやっと目的の物見山に到着することが出来た。山頂は木立に囲まれた小さな広場となっており、地面に座り昼飯を食べた。「物見山 標高三二二米」と書かれた角柱を挟んで記念写真を撮ったあと頂上を発った。広場に戻り、まだ余力があったのでそのまま下山せず、さらに奥に向かって歩き始めた。物見山を下ったところで分岐となっており、左に大正池があるがこれはパスしてそのまま前に進んだ。曲がりくねった道を歩いて行くと途中から山道になるが、これを登り切ると篠田池に到着した。天気は快晴であったが、枯れ木に囲まれ、岸辺に枯れ草の立つ池は寒々としており、ゆっくり休憩する雰囲気では無かった。篠田池を発ち、登ってきた道を戻り、途中で右手の道に入って下りて行くと駐車場に出た。そこからもう一歩きして車をとめた場所まで戻った時には、もうヘトヘトになっていた。
手軽な山と思っても、知らない山は甘く見ちゃダメ、しっかり準備を整えて臨む事が必要という教訓を正月開けに登った黒平山で得た筈だった。しかしその教訓は全く生かされていなかった。昔、父親によく云われた「同じあやまちを二度するものを馬鹿と云う」という言葉を思い出した。
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